『洛中生息』再読

洛中生息
杉本秀太郎
(1976年10月25日刊行、みすず書房、東京, 306 + 4 plates + 2 pp.)

大学図書館の除籍本としてもらってきた本。半世紀前の京都の街なかのようすを記したこのエッセイ本は、続編『続・洛中生息』(1979年3月、みすず書房)とともに、ワタクシの〈みなか文庫〉に前世紀から所蔵されていて、もちろんとっくの昔に読了したはずだ。ところが、道後温泉での寝読み本としてあらためて読み直してみると、まったく既読感が湧いてこない。路地【ろうじ】と図子【ずし】のちがいをひさしぶりに思い出した。かつて読んだのはもう40年以上前だから、記憶が揮発しつつあるのだろうか。この際、『続・洛中生息』も再読しないといけないかも。