高柳友彦
(2023年12月1日刊行、吉川弘文館、東京、218 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-642-05982-4 → 版元ページ)
【目次】
温泉旅行という文化―プロローグ 1
温泉旅行の黎明 江戸・明治期
近世の温泉利用 8幕末から明治初期 22
整備される道、宣伝される魅力 30
大衆化する温泉旅行 大正・昭和戦前戦時期
湯治療養と観光・行楽 46不況下でも盛況 58
戦時中の旅行ブームの到来 72
再興してゆく温泉旅行 昭和戦後期
動き出した温泉旅行 90レジャーの走りヘルスセンター 104
高度経済成長に湧く 111
多様化する温泉旅行 一九七〇年代以降
団体旅行から少人数へ 136健康志向の高まりと湯治場 153
バブル期の旅館改築・増築 160
バブル崩壊と旅館の苦闘 173
二一世紀の温泉旅行 185
コロナ禍、そしてこれから―エピローグ 201
あとがき 211
参考文献 214