2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『フェルメール全点踏破の旅』

朽木ゆり子 (2006年9月20日刊行,集英社[集英社新書ヴィジュアル版003V], ISBN:4087203581) 読了.たった1枚の小さなフェルメール画を求めてヨーロッパからアメリカを渡り歩く旅の記録.「カラー新書」のスタイルが増えているように感じるが,きっと売…

『20世紀音楽:クラシックの運命』

宮下誠 (2006年9月20日刊行,光文社[光文社新書272],ISBN:4334033725) スティーヴ・ライヒも,アルヴォ・ペルトも,オリヴィエ・メシアンも,カール・ニールセンも,ぜーんぶそろい踏みっ.

『邪魅の雫』

京極夏彦 (2006年9月26日刊行,講談社[KODANSHA NOVELS キF-13],ISBN:4061824384) 中国でうろうろしている隙に出ていた.822 pp.いつもの厚さ.レジで『講談社ノベルス・京極夏彦全作品解説書』(2006年9月発行,講談社,非売品)というパンフレットを…

『美酒と革嚢:第一書房・長谷川巳之吉』

長谷川郁夫 (2006年8月30日刊行,河出書房新社,ISBN:4309017738)

『森と水辺の甲虫誌』

丸山宗利(編著) (2006年10月5日刊行,東海大学出版会,ISBN:4486017382) 「甲虫の分類から最新進化学まで」とオビに書かれている.おお,しょっぱなの章から the Strepsiptera problem が登場するとは.カラー図版,美しい.

『遺体科学の挑戦』

遠藤秀紀 (2006年9月20日刊行,東京大学出版会,ISBN:4130633287) 「解剖男」から「遺体男」に転身します?(>遠藤さん)

『サナギから蛾へ:カイコの脳ホルモンを究める』

石崎宏矩 (2006年10月10日刊行,名古屋大学出版会,ISBN:4815805458) かつて農学部の学部生だった頃,池庄司敏明さんの昆虫生理学の授業を受けたことがある.この世界はすごいなあ.ぼくは足がすくんでしまった.

『歴史としての生命:自己・非自己循環理論の構築』

村瀬雅俊 (2000年5月1日刊行,京都大学学術出版会,ISBN:4876984034) 村瀬さん,ご高著をお送りいただき感謝です.

『キップリングのなぜなぜ物語』

ラディヤード・キップリング(城宝栄作訳) (1985年1月30日刊行,評論社[児童図書館・文学の部屋], ISBN:4566011747) 読了.進化学者なら誰でも知っている「Just So Stories」本.生物進化や言語進化のもっともらしい“迷説”や“珍説”がこれでもかと勢揃…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(26)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495→詳細目次|第2刷での修正点) 週末にまたまた大きな台風が来そうだったけど,この予想進路だと影響はないかな. 人間外部(進化論に関する素人の戯言)…

『早稲田古本屋街』

向井透史 (2006年10月刊行予定,未來社,ISBN:4624400593)

『路上派遊書日記』

南陀楼綾繁 (2006年10月2日刊行予定,右文書院,ISBN:4842100753)

『邪魅の雫』

京極夏彦 (2006年9月26日刊行予定,講談社,ISBN:4061824384) 800ページ超のノベルズらしい.「9月26日刊行」らしいけど,ホント?

『Extending the Linear Model With R : Generalized Linear, Mixed Effects and Nonparametric Regression Models』

Julian James Faraway (2006年刊行,Chapman and Hall / CRC[Texts in Statistical Science Series 66], ISBN:158488424→著者サイト) 【目次】Preface v 1 Introduction 12 Binomial Data 252.1 Challenger Disaster Example 25 2.2 Binomial Regressio…

『Linear Models With R』

Julian James Faraway (2004年刊行,Chapman and Hall / CRC[Texts in Statistical Science Series 63], ISBN:1584884258→著者サイト) 【目次】Contents Preface ix 1 Introduction 11.1 Before You Start 1 1.2 Initial Data Analysis 2 1.3 When to U…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(25)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495→詳細目次|第2刷での修正点) 台風前の秋晴れに落ち穂拾い−− いけださんの日記[mixi|書評] http://mixi.jp/view_diary.pl?id=220286187&owner_id=63…

『これからホームページをつくる研究者のために:ウェブから学術情報を発信する実践ガイド』

岡本真 (2006年8月10日刊行,築地書館,ISBN:480671335X) 【目次】 まえがき ii 凡例 vii 目次 viii 第一部 個人ホームページをつくる前に 1 第一章 なぜ,ホームページをつくるのか 2 第一節 なぜ個人ホームページをつくるのか 2 第二節 役に立つホームペ…

『祖先の物語(上・下)』

リチャード・ドーキンス(垂水雄二訳) (2006年9月20日刊行,小学館,ISBN:4093562113 [上] / ISBN:4093562121 [下] 原書でも500ページ超(イギリス版)とか600ページ超(アメリカ版)なのだから,日本語訳が上下2分冊の計900ページ超という超弩級になるの…

『星の王子さまの眠る海』

エルヴェ・ヴォドワ (2005年8月刊行,ソニーマガジンズ,ISBN:4789726118) サン=テグジュペリの“最後”について詳しく書かれているらしい.>ngt さん,感謝.

『サン=テグジュペリ 伝説の愛』

アラン・ヴィルコンドレ(鳥取絹子訳) (2006年6月27日刊行,岩波書店,ISBN:4000230166) 濃密.『星の王子様』の著者を「顔」を見たのは初めてのことかもしれない.行方不明になった機体が地中海底から見つかったというニュースを新聞で読んだのは,1999…

『Extending the Linear Model With R : Generalized Linear, Mixed Effects and Nonparametric Regression Models』

Julian James Faraway (2005年12月20日刊行,Chapman and Hall / CRC[Texts in Statistical Science Series 66], ISBN:158488424→著者サイト) 上記〈R〉テキストブックの拡張版として.

『Linear Models With R』

Julian James Faraway (2004年8月12日刊行,Chapman and Hall / CRC[Texts in Statistical Science Series 63], ISBN:1584884258→著者サイト) 〈R〉による線形モデルの教科書として.

『バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑』

日本直翅類学会(編) (2006年9月10日刊行,北海道大学出版会,ISBN:4832981617→版元ページ) サイフのヒモが極端に緩いと言われる蟲屋であっても,おいそれとは手が出ないんじゃないかなあ.でも,生体色そのままのカラー図版4800枚超と言われると惹かれる…

『生物記号論:主体性の生物学』

川出由己 (2006年9月刊行,京都大学学術刊行会,ISBN:4876986916) 以前,『生物科学』誌に投稿されていたような記憶が.

『カイアシ類:水平進化という戦略』

大塚攻 (2006年9月刊行,NHK出版[NHKブックス1069],ISBN:4140910690) 「水平進化」って・・・

『遺体科学の挑戦』

遠藤秀紀 (2006年9月刊行,東京大学出版会,ISBN:4130633287→版元ページ) 次号(2006年10月号)の『UP』で寿くんとの対談あり.

『書痴,戦時下の美術書を読む』

青木茂 (2006年8月刊行,平凡社,ISBN:4582833365) タイトル衝動買いというやつで.

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(24)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495→詳細目次|第2刷での修正点) 大谷卓史「存在の分類学から生成の系統樹へ:変化と生成の世界を捉える思考」Bionics誌(オーム社),Vol. 3, no. 9, p. …

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(23)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495→詳細目次|第2刷での修正点) 秋雨前線のまっただ中−− 僻地[書評] http://d.hatena.ne.jp/yoriyuki/20060908/p1 yashiさんの日記[mixi|書評] http…

『Archaeology : The Key Concepts』

Colin Renfrew and Paul Bahn (eds.) (2005年刊行,Routledge[Routledge Key Guides], London, xiv+298 pp., ISBN:0415317576 [hbk] / ISBN:0415317584 [pbk]) 全部で60項目ほどの見出しが出ている.各項目は4〜5ページの分量で,参考文献リストがしっか…