2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ExcelでR自由自在』

R・M・ハイバーガー,E・ノイヴェルト[石田基広・石田和枝訳] (2010年3月31日刊行,シュプリンガー・ジャパン,東京,xxiv+332 pp.,本体価格4,500円,ISBN:9784431100881 → 版元ページ) エクセルにRとRコマンダーを組み込んで統計解析を!という教科書…

『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』

F・イエイツ[前野佳彦訳] (2010年5月刊行予定,工作舎,東京)工作舎新刊ニュースで知った.「A5判上製/880頁予定/税込10,500円」というゴージャスさも,「だって工作舎だもん」のひとことで納得するワタクシ.

『Creation: The True Story of Charles Darwin』

Randal Keynes (2009年9月刊行,John Murray,London,ISBN: → 版元ページ) チャールズ・ダーウィンの伝記映画〈Creation〉の原作.

〈Creation〉

(2009年発売,DVD,ICON10189) 「ダーウィン年」だった昨年秋に封切られたダーウィン伝記映画のDVD化.〈Creation〉の映画サイトはこちら.この伝記映画に合わせて:Randal Keynes『Creation: The True Story of Charles Darwin』(2009年9月刊行,John Mu…

〈オランダの光〉

(2003年発売,DVD,REDV-00147)オランダは光の国.5年ほど前に東京都写真美術館で〈オランダの光〉という記録映画が上映されたのを見に行ったことがあるが,それがいつの間にかDVDになっていた.オランダの元サイトがある.

『ブーレーズ作曲家論選』

ピエール・ブーレーズ[笠羽映子訳] (2010年3月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫],東京,ISBN:9784480092373 → 版元ページ) 譜例たくさん,アナリーゼの嵐

『Statistical Methods for Disease Clustering』

Toshiro Tango (2010年4月刊行, Springer-Verlag[Series: Statistics for Biology and Health], Berlin,viii+240 pp.,ISBN:9781441915719 [hbk] → 版元ページ) 今日の退官シンポジウムで著者自身が出版予告していた本.

『統計学への開かれた門』

鵜飼保雄 (2010年2月15日刊行,養賢堂,東京,本体価格4,200円,ISBN:9784842504636 → 版元ページ|著者サイト) 生態学会の書店ブースで見かけた.農学データを実例にとって統計手法の解説をしている.かつてのスネデッカー&コクランの教科書『統計学的方…

『ヒトの変異:人体の遺伝的多様性について』

アルマン・マリー・ルロワ[上野直人監修/築地誠子訳] (2006年6月9日刊行,みすず書房,東京,iv+320+lvi pp.,本体価格3,200円,ISBN:462207219X → 版元ページ) ヒトの“ミュータント”の博物誌.

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(32)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) 年度末にこれほど集中し…

『生物多様性〈喪失〉の真実:熱帯雨林破壊のポリティカル・エコロジー』

ジョン・ヴァンダーミーア&イヴェット・ペルフェクト (2010年4月20日刊行予定,みすず書房,東京,ISBN:9784622075288) 非売品プルーフ版の着便.先日の生態学会駒場大会で宣伝ビラをいただきました.新島義明訳/阿部健一解説.

『宇宙(そら)から恐怖がやってくる!:地球滅亡9つのシナリオ』

フィリップ・プレイト[斉藤隆央訳] (2010年3月25日刊行,NHK出版,東京,414 pp.,本体価格2,000円,ISBN:9784140814185 → 版元ページ) 「杞憂」という故事を連想してしまう.

『つくばスタイル No. 10』

(2010年3月20日刊行,エイ出版社[エイムック1909],ISBN:9784777915736 → 版元ページ) 今号の特集は〈つくばブランドの“食”案内〉.前号までの刊行履歴は下記の通り: 『つくばスタイル』(2004年12月10日発行,エイムック948,ISBN:4777902153 → 版元ペ…

『澁澤龍彦 ドラコニア・ワールド』

澁澤龍子(編)・沢渡朔(写真) (2010年3月22日刊行,集英社[集英社新書ヴィジュアル版017],東京,235 pp.,本体価格1,200円,ISBN:9784087205350 → 版元ページ この得体の知れない蒐集慾の発露がすばらしいなぁ.即座に読了.『澁澤龍彦 ドラコニア・…

『思想地図 vol. 5』

東浩紀・北田暁大(編) (2010年3月25日刊行,NHK出版[NHKブックス別巻],東京,410 pp.,本体価格1,400円,ISBN:9784140093481 → 版元ページ). 特集は〈社会の批評〉

『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法:初歩からベイズ推定まで』

ゲルト・ギーゲレンツァー[吉田利子訳] (2010年2月15日刊行,早川書房[ハヤカワ・ノンフィクション文庫〈数理を愉しむ〉シリーズ],東京,397 pp.,ISBN:978-4-15-050363-5 → 版元ページ) 2003年9月刊行の旧版の文庫化.

『ダーウィンの夢』

渡辺政隆 (2010年3月20日刊行,光文社[光文社新書451],東京,228 pp.,本体価格740円 → 版元ページ) 光文社広報誌『本が好き!』連載記事の新書化.どうもありがとうございます.

『Mrs. Charles Darwin's Recipe Book: Revived and Illustrated』

Dusha Bateson and Weslie Janeway (2008年刊行,Glitterati, New York, 175+xvii pp., ISBN:9780980155730 [hbk] → 版元ページ|特設ページ|書評記事) エマ夫人はだんなさんにどんな料理を出していたか! —— ダーウィン家のレシピ本.やっと発注.ダーウ…

『記憶術と書物:中世ヨーロッパの情報文化』

メアリー・カラザース[別宮貞徳監訳] (1997年10月30日刊行/2010年復刊予定,工作舎,東京,本文534 pp.+ モノクロ図版32 pp.ISBN:4875022883 → 版元ページ) 今月の工作舎新刊ニュースによると,今月復刊されたとのこと. ぼくは初版をすでにもっている…

『働きすぎに斃れて:過労死・過労自殺の語る労働史』

熊沢誠 (2010年2月18日刊行,岩波書店,東京,xii+386 pp.,本体価格3,200円,ISBN:9784000244565 → 版元ページ) 読むべき本.個別事例の積み上げは事実のみがもつパワーがある.働き過ぎて死んだ本人よりもむしろ遺族が長期にわたって苦労するんだからね…

『ニワトリ:愛を独り占めにした鳥』

遠藤秀紀 (2010年2月20日刊行,光文社[光文社新書445],284 pp.,ISBN:9784334035495 → 版元ページ) お,かの“解剖男”からのサイン入り献本が着便した.どうもありがとうございます.「注目の遺体科学者が〜」って書かれてるし.

『ミクロコスモス:初期近代精神史研究・第1集』

平井浩(編) (2010年2月25日刊行,月曜社[シリーズ〈古典転生〉第二回配本(別巻1)],東京,365 pp.,本体価格3,000円,ISBN:9784901477727 → 版元プログ|コンパニオン・ブログ) 【目次】 発刊によせて 4論文と研究ノートI. 生命と物質 記号の詩学 —…

『ミクロコスモス:初期近代精神史研究・第1集』

平井浩(編) (2010年2月25日刊行,月曜社[シリーズ〈古典転生〉第二回配本(別巻1)],東京,365 pp.,本体価格3,000円,ISBN:9784901477727 → 目次|版元プログ|コンパニオン・ブログ) 神保町の岩波ブックセンターにて入手した.初期近代(15〜18世…

『大阪府立大学なかもずキャンパスの四季』

八木孝司他 (2010年3月中旬刊行予定,大阪公立大学共同出版会,本体価格3,800円) 著者の一人である八木さんのブログで予告されている:〈なかもず四季絵日記3〉2010年2月28日記事「なかもず四季絵日記が本になります」.昆虫写真のクォリティがとても高い…

『The Correspondence of Charles Darwin 8 Vol Anniversary Set: 1821-1860』

Frederick Burckhardt (ed.) (2010年刊行,Cambridge University Press, Cambridge, ISBN:9780521121545 [pbk] → 版元ページ) ダーウィン書簡集(1821〜1860)の全8巻セット.計5,750ページで,約10kgの重量がある.値段はUS$395.ゴージャスな高値と思わ…

『医学と芸術:生命と愛の未来を探る〜ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト』

森美術館(編) (2009年11月28日刊行,平凡社,東京,285 pp.,ISBN:9784582206623 → 版元ページ) 六本木アークヒルズの森美術館で開催されている〈医学と芸術展〉は2月28日まで.期間中に行けるかなぁ.この展示の図録が平凡社から出版された本書(日曜の…

『A Treatise on Geography and Classification of Animals』

William Swainson (1835年刊行,Longman, Rees, Orne, Brown, Green, & Longman, London, vii+367 pp.) ひょっとしたらいまつまみ読みしているこの本が,居室の中ではもっとも古い本かも.NHK Books を書くときのタネ本のようなもの.イギリスで出版された…

『The Philosophical Naturalists: Themes in Early Nineteenth-Century British Biology』

Philip F. Rehbock (1983年刊行,The University of Wisconsin Press[Wisconsin Publications in the History of Science and Medicine, Number 3], Madison., xvi+281pp.,ISBN:0299094308 [hbk] → 目次) 読了.19世紀前半のイギリスにおける体系学と生…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』第四刷正誤表

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行|2009年12月18日第3刷刊行|2010年5月10日第4刷刊行予定,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495 / ISBN:9784061498495 →詳細目次|反響録|コンパニオンサイト) 本日めでたく第四刷重版が決…

『事件の現象学2:因縁と天命の情念型』

前野佳彦 (2009年11月19日刊行,法政大学出版局[〈思想*多島海シリーズ〉17],東京,viii+311+7 pp.,本体価格3,800円,ISBN:9784588100178 → 版元ページ).本書に先立つ二巻本:前野佳彦『散歩の文化学1:ホモ・アンブランスの誕生』(2009年1月6日刊…