『人体,なんでそうなった? 余分な骨,使えない遺伝子,あえて危険を冒す脳』目次

ネイサン・レンツ[久保美代子訳] (2019年8月16日刊行,化学同人,京都, xii+286 pp., 本体価格2,400円, ISBN:9784759820102 → 版元ページ)生物体は進化的に “大域最適化” されているわけじゃないもんねえ.【目次】 はじめに:みよ,母なる自然の大失態…

『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』目次

カーク・ウォレス・ジョンソン[矢野真千子訳] (2019年8月10日刊行,化学同人,京都, 381 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784759820133 → 版元ページ)19世紀イングランドでは美麗な鳥の羽毛をあしらった帽子が大流行したが,フライフィッシングもそうだった…

『生きもの民俗誌』序章〜第1章メモ

野本寛一 (2019年7月30日刊行,昭和堂,京都, xviii+666+xxiii pp., 本体価格6,500円, ISBN:9784812218235 → 目次|版元ページ)とても重い本だが,出張先のサッポロの街を連れ歩いた.序章「天城山麓のムラから」を読んだだけでもう引き込まれている.生き…

『生命科学の実験デザイン[第4版]』書評

G・D・ラクストン,N・コルグレイヴ[麻生一枝・南條郁子訳] (2019年6月15日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, xii+304 pp., 本体価格3,600円, ISBN:9784815809508 → 目次|版元ページ)さすがは生態学センスのある著者なので,他書では見ない “偽反復(pse…

『昭和・平成精神史:「終わらない戦後」と「幸せな日本人」』目次

磯前順一 (2019年8月8日刊行,講談社[講談社選書メチエ・708],東京, 275 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784065169483 → 版元ページ)【目次】 はじめに —— 人生は泳ぐのに、安全でも適切でもありません 7 第1章 「戦後」というパンドラの匣 —— 太宰治から…

『月下の犯罪:一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史』

サーシャ・バッチャーニ[伊東信宏訳] (2019年8月8日刊行,講談社[講談社選書メチエ・707],東京, 294 pp., 本体価格1,850円, ISBN:9784065168554 → 版元ページ)ファーストネームがワタクシと同じ著者は東欧音楽の専門家.もう20年も前に,伊東信宏『バ…

『〈島〉の科学者:パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究』読売新聞書評と備忘メモ

坂野徹 (2019年6月20日刊行,勁草書房,東京, viii+356+30 pp., 本体価格4,700円, ISBN:9784326102747 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が一般公開された:三中信宏「はるかなる南洋の島々 ——〈島〉の科学者…坂野徹著」(2019年8月4日掲載|2019年8月13日…

『後藤新平と五人の実業家:渋沢栄一・益田孝・安田善次郎・大倉喜八郎・浅野総一郎』

後藤新平研究会(編著) (2019年7月31日刊行,藤原書店,東京, 236 pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784865782363 → 版元ページ)

『恐竜の世界史:負け犬が覇者となり、絶滅するまで』目次

スティーブ・ブルサッテ[黒川耕大訳/土屋健日本語版監修] (2019年8月8日刊行,みすず書房,東京, VIII+323+xxxi pp., 本体価格3,500円, ISBN:9784622088240 → 版元ページ)【目次】 口絵 III-V プロローグ 恐竜化石の大発見時代 1 1 恐竜、興る 9 2 恐竜…

『慕倣 みっしりずしり:長塚節と藤沢周平』目次

山形洋一 (2019年7月31日刊行,未知谷,東京, 253 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784896425826)長塚節と藤沢周平の作品の類似ぶりを調べ上げた新刊.長塚節は茨城県出身ということもあり何の気なく手にした(カバージャケットに誘引されたのかも).藤沢周…

『ヴィクトリアン・レディーのための秘密のガイド』目次

テレサ・オニール[松尾恭子訳] (2019年7月31日刊行,東京創元社,東京, 322 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784488003920 → 版元ページ)こっそり読みましょうね.【目次】 こんにちは、自堕落さん 9 第1章 服を着る:恥ずかしい部分を上手に隠す方法 13 第…

『日本捕鯨史【概説】』目次

中園成生 (2019年7月30日刊行,古小烏舎,福岡, 222 pp., 本体価格1,900円, ISBN:9784910036007 → 版元ドットコム)【目次】 はじめに 9 第1章 日本捕鯨の概観 11 第2章 初期捕鯨時代 31 第3章 古式捕鯨業時代前期 43 第4章 古式捕鯨業時代中期 59 第5章 古…

『ポリネシア海道記:不思議をめぐる人類学の旅』目次

片山一道 (2019年7月31日刊行,臨川書店,京都, 278 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784653043867 → 版元ページ)【目次】 第1章 南太平洋の島嶼世界をゆく――ポリネシアの不思議な島々と人々―― 5 第2章 世界のヘソか、あるいは海のコブか――イースター島(ラパ…

『ルネサンス庭園の精神史:権力と知と美のメディア空間』目次

桑木野幸司 (2019年8月15日刊行,白水社,東京, 6 color plates + 352+35 pp., 本体価格4,800円, ISBN:9784560097113 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(6 pp.) 序 イタリア・ルネサンス庭園史の射程 7 第1章 古代・中世の庭園文化 23 第2章 ルネサンス…

『生きもの民俗誌』目次

野本寛一 (2019年7月30日刊行,昭和堂,京都, xviii+666+xxiii pp., 本体価格6,500円, ISBN:9784812218235 → 版元ページ)日本の民俗動物学の大著.総頁数700ページ,鹿・熊・猪だけで300ページもある.こういう本はまちがいなくワタクシのところに漂着する…

『上級国民/下級国民』

橘玲 (2019年8月6日刊行,小学館[小学館新書・354],東京, 238 pp., 本体価格820円, ISBN:9784098253548 → 版元ページ)

『宇宙はなぜ哲学の問題になるのか』

伊藤邦武 (2019年8月10日刊行,筑摩書房[ちくまプリマー新書・332],東京, 237 pp., 本体価格860円, ISBN:9784480683564 → 版元ページ)

『イメージ学の現在:ヴァールブルクから神経系イメージ学へ』読売新聞書評と備忘メモ

坂本泰宏・田中純・竹峰義和(編) (2019年4月26日刊行,東京大学出版会,東京, iv+542+xv pp., 本体価格8,400円, ISBN:9784130101400 → 目次|版元ページ)読売新聞大評記事が紙面公開された:三中信宏「図像からみた知の根源 —— イメージ学の現在…坂本泰…

『オリーブの贈り物:岡井路子10+1人と語る』

岡井路子 (2019年8月12日刊行,A&F Corporation[A&F Books],東京, 223 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784909355119 → 版元ページ)

『からっぽがいい ネパールの山奥を歩き続けたリュック一つのNGO、OKバジ』

垣見一雅 (2019年7月15日刊行,サンパティック・カフェ,所沢, 95 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784434263088 → 版元ページ)

『ナチ 本の略奪』書評

アンデシュ・リデル[北條文緒・小林祐子訳] (2019年7月16日刊行,国書刊行会,東京, 431 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784336063212 → 目次|版元ページ)この本はとてつもなくおもしろい.ナチは “ビブリオコースト” と並行して,全ヨーロッパから大量の…

『Statistical Inference in the 21st Century: A World Beyond p < 0.05』

The American Statistician, 73 (Supplement 1): 1-401, March 2019. https://www.tandfonline.com/toc/utas20/73/sup1 計401ページが丸ごとオープンアクセスね.たわわに実った“桃” が収穫真っ盛り.

『The Book Thieves: The Nazi Looting of Europe’s Libraries and the Race to Return a Literary Inheritance』

Anders Rydell[Translated by Henning Koch] (2017年刊行,Viking, New York, xvi+352 pp., ISBN:9780735221222 [hbk] → 版元ページ)アンデシュ・リデル[北條文緒・小林祐子訳]『ナチ 本の略奪』(2019年7月16日刊行,国書刊行会,東京, 431 pp., 本体…

『本屋一代記 : 京都西川誠光堂』

松木貞夫 (1986年11月10日刊行,筑摩書房,東京, iv+374 pp., ISBN:4480853464 → 版元ページ)明治なかばから第二次世界大戦中まで京都の丸太町新道にあった書店〈西川誠光堂〉の伝記. 同時代の京都から見た世相の移り変わりが描かれている.ワタクシでも…

『古書のはなし:書誌学入門』

長澤規矩也 (1976年11月20日刊行,冨山房,東京, 8 plates + 196 + 6 pp., 書籍コード: 1000-000001-7313)図版いっさいなしで装訂や印刷の論議が続くのはなかなかきついなあ.前所有者の蔵書印とコメントが表紙裏に.「この種の本が 面白く読める年に なっ…

『日本ネシア論』

長嶋俊介(編) (2019年6月10日刊行,藤原書店[別冊『環』25号],東京, 479 pp., 本体価格4,200円, ISBN:9784865782233 → 版元ページ)

『日本のイネ品種考:木簡からDNAまで』読売新聞書評

佐藤洋一郎(編) (2019年4月30日刊行,臨川書店,京都, 2 color plates + 260 pp., 本体価格4,500円, ISBN:9784653044147 → 目次|版元ページ)読売新聞小評が公開された:三中信宏「日本のイネ品種考…佐藤洋一郎編」 日本人にとって「イネ」は日々の食生…

『恐竜まみれ:発掘現場は今日も命がけ』目次

小林快次 (2019年6月25日刊行,新潮社,東京, 4 color plates + 238 pp., 本体価格1,450円, ISBN:9784103525912 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(4 pp.) はじめに 1 第1章 恐竜学者と「化石コレクター」のはざまで 15 第2章 あれほど欲しかった化石が…

『恐竜の教科書:最新研究で読み解く進化の謎』

ダレン・ナイシュ,ポール・バレット[小林快次・久保田克博・千葉謙太郎・田中康平監訳|吉田三知世訳] (2019年2月20日刊行,創元社,大阪,239 pp., 本体価格4,500円, ISBN:9784422430287 → 版元ページ)とある依頼で恐竜にまみれる必要があり,その予行…

『アルコールと酔っぱらいの地理学:秩序ある/なき空間を読み解く』目次

マーク・ジェイン,ジル・バレンタイン,サラ・L・ホロウェイ[杉山和明・二村太郎・荒又美陽・成瀬厚訳] (2019年7月30日刊行,明石書店,東京, xvi+284 pp., 本体価格2,700円, ISBN:9784750348667 → 版元ページ)グッドタイミングで着便.夏本番になり,…