『大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ!: 「不人気学科教授」奮闘記』読売新聞書評

斎藤恭一 (2020年5月15日刊行,イースト・プレス,東京, 253 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-7816-1878-4 → 版元ページ)読売新聞小評が公開されました:三中信宏「大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ! 斎藤恭一著」(2020年7月19…

『【新版】宇宙・肉体・悪魔:理性的精神の敵について』

J・D・バナール[鎮目恭夫訳] (2020年7月16日刊行,みすず書房,東京, 123 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-622-08923-0 → 版元ページ)原書が1929年出版で,1972年に出た日本語訳の新版とは息が長い本.解説は瀬名秀明さん.

『さらば、神よ:科学こそが道を作る』

リチャード・ドーキンス[大田直子訳] (2020年7月25日刊行,早川書房,東京, 327 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-15-209957-0 → 版元ページ)ドーキンスの “神叩き” はすっかりお家芸になってるなあ.

『アリ語で寝言を言いました』

村上貴弘 (2020年7月1日刊行,扶桑社[扶桑社新書・335],東京, 246 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-594-08546-9 → 『アリ語で寝言を言いました』の引用文献|版元ページ)寝言は寝て言えは罵倒表現だが,寝言はアリ語で言えは称賛のアラシ.最近アリの本…

『ミミズによる腐植土の形成』

チャールズ・ダーウィン[渡辺政隆訳] (2020年7月20日刊行,光文社[光文社古典新訳文庫・KDタ1-3],東京, 326 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-334-75428-0 → 版元ページ)

『Darwin, Dharma, and the Divine: Evolutionary Theory and Religion in Modern Japan』目次

G. Clinton Godart (2017年1月刊行,University of Hawai‘i Press[A Study of the Weatherhead East Asian Institute Columbia University], Honolulu, x+301 pp., ISBN:978-0-8248-5851-3 [hbk] → 版元ページ)明治時代から1960年代にいたる日本の進化論…

『我々みんなが科学の専門家なのか?』目次

ハリー・コリンズ[鈴木俊洋訳] (2017年4月27日刊行,法政大学出版局[叢書・ウニベルシタス 1055],東京, vi+217+7 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-588-01055-2 → 版元ページ)書評予定本:H・コリンズ,R・エヴァンズ[奥田太郎監訳|和田慈・清水右…

「グールドのデビューは2回あった」書評記事

スティーヴン・ジェイ・グールドが亡くなった年に,たまたま東大生協書籍部の書評誌『ほん』〈特集:若書き〉にこんなエッセイを書いていた:三中信宏「グールドのデビューは2回あった」(2003年12月)『ほん』2004年1月号, p. 7 ※ふと思い出して加筆修正し…

『生命を理解する心の発達:子どもと大人の素朴生物学』

外山紀子 (2020年7月31日刊行,ちとせプレス,東京, viii+195 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-908736-18-6 → 版元ページ)

『ヒトの社会の起源は動物たちが知っている:「利他心」の進化論』

エドワード・O・ウィルソン[小林由香利訳] (2020年7月30日刊行,NHK出版,東京, 190 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-14-081825-1 → 版元ページ)

『クオリアと人工意識』

茂木健一郎 (2020年7月20日刊行,講談社[講談社現代新書・2576],東京, 381 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-06-520066-7 → 版元ページ)

『ウイルス・ハンター:アメリカCDCの挑戦と死闘』

エド・レジス[渡辺政隆訳] (2020年7月25日刊行,早川書房[ハヤカワ文庫NF・561],東京, 382 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-15-050561-5 → 版元ページ)1997年に出た『ウイルス・ハンター:CDCの疫学者たちと謎の病原体を追う』の文庫化.

『香川県立ミュージアム ミュージアム調査研究報告 第11号』

香川県立ミュージアム(編) (2020年3月31日発行,香川県立ミュージアム,高松, 120 pp. + CD-ROM → 版元ページ)昨年開催された特別展〈自然に挑む:江戸の超(スーパー)グラフィック—高松松平家博物図譜〉に関連する調査報告:鹿間里奈「衆鱗図と衆鱗手…

『新聞の力:新聞で世界が見える』

橋本五郎 (2020年6月30日刊行,労働調査会,東京, 276 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-86319-757-2 → 版元ページ)

『虚心に読む —— 書評の仕事2011–2020』

橋本五郎 (2020年7月10日刊行,藤原書店,東京, 279 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-86578-274-5 → 版元ページ)読売新聞読書委員会の “生き字引” 橋本五郎さんの第二書評集.ご恵贈感謝です.

『とうがらしの世界』

松島憲一 (2020年7月8日刊行,講談社[講談社選書メチエ・728],東京, viii+245 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-06-520292-0 → 版元ページ) “辛い本” もワタクシのもとに引き寄せられる傾向があるようだ.

『笑いの哲学』

木村覚 (2020年7月8日刊行,講談社[講談社選書メチエ・729],東京, 244 pp., 本体価格1,750円, ISBN:978-4-06-520293-7 → 版元ページ)「笑い」に真正面から取り組む本.

『植物園の世紀:イギリス帝国の植物政策』目次

川島昭夫 (2020年7月10日刊行,共和国,東京, 237 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-907986-66-7 → 版元ページ|「はじめに——著者に代わって[志村真幸]」)読了.をを,これは予想通りのアタリ本です.西洋列強の海外進出(17〜19世紀)による有用植物(…

『京大的文化事典:自由とカオスの生態系』目次

杉本恭子 (2020年6月25日刊行,フィルムアート,東京, 319 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-8459-1823-2 → 版元ページ)京大の “なか” を見る本.読売新聞はここのところ「発酵本」と「京都本」を取り上げる確率が高いというオモテの声があるが,読書委員…

『漢字の構造:古代中国の社会と文化』

落合淳思 (2020年7月10日刊行,中央公論新社[中公選書・108],東京, 325 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-12-110108-2 → 版元ページ)昨年立て続けに出た2冊:落合淳思『漢字字形史小字典』(2019年3月31日刊行,東方書店,東京, 32+493+33 pp., 本体価…

『A Narrow Bridge[一本の細い橋]:美術でひもとくオランダと日本の交流史』

ヤン・デ・ホント,メンノ・フィツキ[松野明久・菅原由美訳] (2020年3月31日刊行,大阪大学出版会,大阪, 253 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-87259-701-1 → 版元ページ)日蘭交流本をなぜ阪大出版会が?と思ったら,「大阪大学適塾記念センター」が出…

『大食軒酩酊の食文化[第1集]』

石毛直道 (2020年6月27日刊行,教育評論社,東京, 143 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-86624-028-2 → 版元ページ)読書委員会で「ミナカさん,はいっ」と手渡された.これくらいえらいセンセイになると呑んでも食べてもちゃんと本になる.「第1集」とい…

『陸上植物の形態と進化』目次

長谷部光泰 (2020年7月1日刊行,裳華房,東京, 44 color plates + x + 248 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-7853-5871-6 → 版元ページ)とってもカラフルな植物進化学最新刊.はい,もちろん大評決定です.読みます読みます.【目次】 カラー口絵 (44 pp…

『怪談びたり』

深津さくら (2020年6月26日刊行,二見書房,東京, 239 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-576-20098-9 → 版元ページ)読書委員会の最中につい “内職読み” してしまいまして.

『〈美しい本〉の文化誌:装幀百十年の系譜』読売新聞書評

臼田捷治 (2020年4月17日刊行,Book&Design,東京, 16 color plates + 318 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-909718-03-7 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開された:三中信宏「紙の本に秘められた力 —— <美しい本>の文化誌 臼田捷治著」(2020年7…

『The Slippery Art of Book Reviewing』

Mayra Calvani and Anne K. Edwards (2008年刊行,Twilight Times Books, Kingsport, Tennesee, 190 pp., ISBN:978-1-933353-22-7 [pbk] → 版元ページ)「書評を書く」というテーマに特化したこういう本はほとんど見当たらない.とくに Part One: The Art o…

『ナッジ!?:自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』

那須耕介・橋本努(編) (2020年5月20日刊行,勁草書房,東京, vi+256 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-326-55084-5 → 版元ページ)先日の大手町漁港でいったん針に引っかかったのに逃げられてしまった本.ご恵贈ありがとうございます.

『世界哲学史5 —— 中世III:バロックの哲学』

伊藤邦武・山内志朗・中島隆博・納富信留(編) (2020年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1464],東京, 307 + xxvii pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-480-07295-5 → 版元ページ)この叢書はみだりに近寄るとライプニッツやスカリゲルに噛まれそうで,…

『合成テクノロジーが世界をつくり変える:生命・物質・地球の未来と人類の選択』

クリストファー・プレストン[松井信彦訳] (2020年7月20日刊行,インターシフト,東京, 285 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7726-9569-5 → 版元ページ)

『日本のお弁当文化:知恵と美意識の小宇宙』目次

権代美重子 (2020年4月20日刊行,法政大学出版局,東京, 252 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-588-30052-3 → 版元ページ )【目次】 はじめに 3序章 世界が注目する日本のお弁当文化 131 海外のBENTO人気 14 2 手作り弁当のひろがり 22 3 「お弁当」…