『小説みたいに楽しく読める生態学講義』目次

『小説みたいに楽しく読める生態学講義』 中田兼介 (2025年11月15日刊行、羊土社、東京, 301 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7581-2137-8 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3第1章 生態学とはなんだろう 13生き物の星に暮らす ―― 地球環境の特徴 14 エコ…

『虫と仕事がしたい!』目次

丸山宗利・柳澤静磨(編著) (2025年10月30日刊行、河出書房新社[14歳の世渡り術]、東京, 221 pp., 本体価格1,540円, ISBN:978-4-309-61780-0 → 版元ページ)昨夜遅く届いた最新巻。なんだかよく知っているお名前がちらほらと、なんで夫婦で別々に登場す…

『塩の民俗と生活』目次

宮本常一 (2007年12月25日刊行、未來社[宮本常一著作集・49]、東京, 416 pp., 本体価格4,200円, ISBN:978-4-624-92449-2 → 版元ページ)これも寝読み本として読了。海で製塩された塩が内陸の奥深くまで運ばれていく “塩の道” のありさまがとても興味深い…

『日本の島々,昔と今』目次

有吉佐和子 (2009年2月17日刊行、岩波書店[岩波文庫・緑180-2]、東京, 518 pp., 本体価格1,240円, ISBN:978-4-00-311802-3 → 版元ページ)寝読み本として読了。この本は1970年代後半から80年代はじめにかけての日本の離島をめぐった著者晩年のルポルター…

『社会人1年目の社会学』

鈴木洋仁 (2025年10月11日刊行、クロスメディア・パブリッシング、東京, 263 pp., 本体価格1,650円, ISBN:978-4-295-41140-6 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございます。

『カウンセリングとは何か —— 変化するということ』

東畑開人 (2025年9月20日刊行、講談社[講談社現代新書・2787]、東京, 441 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-06-541195-7 → 版元ページ)450ページもある!

『深海の地図をつくる —— 五大洋の底をめぐる命がけの競争』目次

ローラ・トレザウェイ[尼丁千津子訳] (2025年10月10日刊行、柏書房、東京, 394 + xliii pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7601-5646-7 → 版元ページ)【目次】 序章 6 第1章 深海を目指す探検 15 第2章 船を探す 42 第3章 大西洋の最深部を目指して 68 …

『四維街一号に暮らす五人』目次

楊双子[三浦裕子訳] (2025年7月10日刊行、中央公論新社、東京, 250 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-12-005926-1 → 版元ページ)前著:楊双子[三浦裕子訳]『台湾漫遊鉄道のふたり』(2023年4月25日刊行,中央公論新社,東京, 371 pp., 本体価格2,000…

『食生活雑考』目次

宮本常一 (1977年3月31日刊行、未來社[宮本常一著作集・24]、東京, 314 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-624-92424-9 → 版元ページ)読了。日本の食文化の歴史をたどった本。食材・調理・作法など、日本食の「伝統」なるものがどのようにして形成されて…

『知里幸惠——日記・書簡集』目次

知里幸惠 (2025年8月25日刊行、KADOKAWA[角川ソフィア文庫・D-135-1]、東京, 395 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-04-400834-5 → 版元ページ)【目次】 凡例 5日記類 日記帳 8 出納帳 106 日誌帳 112手紙類 手紙 144 発信受信記録 294資料 『アイヌ神謡…

『ショスタコーヴィチ——引き裂かれた栄光』読了

亀山郁夫 (2025年8月8日刊行、岩波書店[岩波現代文庫・文芸371]、東京, vi+517+61 pp., 本体価格1,860円, ISBN:978-4-00-602371-3 → 版元ページ)成田での予期しない空港泊の真夜中に読了した。600ページ近くある分厚さだったが、理不尽な状況を生き抜い…

『早田文藏 BUNZO HAYATA』目次

大場秀章 (2017年3月刊行、行政院農業委員會林業試驗所[TFRI Extension Series: 272]、台北, XII+195 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-986-05-1849-8 → 版元ページ|TFRI_Ext_272.pdf[pdf: open access])植物分類学者・早田文藏の伝記としては:吳永華…

『Rによる多変量解析入門——データ分析の実践と理論』

川端一光・岩間徳兼・鈴木雅之 (2018年7月20日刊行、オーム社、東京, xx+417 pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-274-22236-8 → 版元ページ|ダウンロード[R_MultivariateAnalysis0726.zip])松山でのR輪読本として。

『世界最古のロンドン古書店奇譚』読了

オリバー・ダークシャー[秋山勝訳] (2025年2月28日刊行, 草思社、東京, 283 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-7942-2771-3 → 版元ページ)積ん読本をもう一冊読み終えた。サザラン書店 https://sotherans.co.uk/ はまるで “haunted house” みたいな古書…

『昏い時代の読書——宮嶋資夫から野坂昭如へ』

道籏泰三 (2025年8月7日刊行、講談社[講談社選書メチエ・828]、東京, 266 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-540667-0 → 版元ページ)

『ヨルダンの本屋に住んでみた』読了

フウ (2025年6月13日刊行、産業編集センター、東京, 287 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-86311-448-7 → 版元ページ)大街道でたまたま袖を引かれてお連れした新刊だったが、これまた “積ん読本” の山に埋もれていた。「本の本」というよりは「ヨルダンの…

『積ん読の本』読了

石井千湖 (2024年10月11日刊行、主婦と生活社、東京, 143 pp., 本体価格1,540円, ISBN:978-4-391-16283-7 → 版元ページ)ずっと前から道後温泉の自宅に積まれていて、なかなか読み進める機会がなかったが、先日、寝読みでようやく読了した。知っている方が…

『戦下の読書——統制と抵抗のはざまで』

和田敦彦 (2025年7月8日刊行、講談社[講談社選書メチエ・827]、東京, 253 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-06-540336-5 → 版元ページ)

『【地中海世界の歴史・7】平和と繁栄の宿命——パクス・ローマーナ』

本村凌二 (2025年8月7日刊行、講談社[講談社選書メチエ・807]、東京, 289 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-540497-3 → 版元ページ)

『「腹八分目」の生物学——健康長寿の食とはなにか』

小幡史明 (2025年7月15日刊行、岩波書店[岩波科学ライブラリー・335]、東京, x+117+2 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-00-029735-6 → 版元ページ)

『北の森に舞うモモンガ——「移」「食」「住」を守る』

柳川久 (2025年6月25日刊行、東京大学出版会、東京, viii+111+13 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-13-063964-4 → 版元ページ)

『深海の闇の奥へ——生物発光に魅せられた海洋学者の冒険』

エディス・ウィダー[橘明美訳] (2025年8月5日刊行、紀伊國屋書店、東京, 8 color plates + 461 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-314-01215-7 → 版元ページ)

『柳田国男と民俗学の近代——奥能登のアエノコトの二十世紀』

菊地暁 (2025年6月13日刊行、岩波書店[岩波現代文庫・学術485]、東京, viii+388+15 pp., 本体価格1,750円, ISBN:978-4-00-600485-9 → 版元ページ)

『ショスタコーヴィチ——引き裂かれた栄光』

亀山郁夫 (2025年8月8日刊行、岩波書店[岩波現代文庫・文芸371]、東京, vi+517+61 pp., 本体価格1,860円, ISBN:978-4-00-602371-3 → 版元ページ)すぐ近くの棚に “真っ赤な分厚い対談本” もあったが、注意深く避けて通りすぎた(すみません)。「オーケス…

『奇のくに風土記』読了

木内昇 (2025年6月10日刊行、実業之日本社、東京, 324 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-408-53881-5 → 版元ページ)寝読み本として読了。江戸時代の紀州での本草学・博物学というテーマに惹かれる。最初、手に取ったときは南方熊楠がらみの本かと思い違い…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』第7刷重版予定

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行/2013年7月26日電子本刊行/2015年5月8日第4刷刊行/2018年1月19日第5刷刊行/2021年11月8日第6刷刊行/2025年第7刷刊行予定,講談社[現代新書2014],本体価格900円(…

『宮本常一著作集第31巻 旅にまなぶ』読了

読了。「郷土研究へのねがい」の中にこんな一節がある: 「このような人間のつくり出したあらゆるものを対象とする歴史はその土地に住み、その土地を本当に知る者によってのみ書くことができるのであって、それこそ本当に実感のともなった歴史であると言える…

『宮本常一著作集第31巻 旅にまなぶ』目次

宮本常一[田村善次郎編] (1986年8月10日刊行、未來社、東京, 313 pp., ISBN:978-4-624-92431-7 → 版元ページ)人間環境大学松山道後キャンパスの図書館には、未來社の〈宮本常一著作集〉がずらりと並んでいる。とりあえず5冊借り出してきた。宮本常一の出…

『その本はまだルリユールされていない』読了

坂本葵 (2025年3月24日刊行、平凡社、東京, 238 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-582-83982-1 → 版元ページ)寝読み本として読了。ふだんは小説は読まないのだが、タイトルの “ルリユール” に袖を引かれたのかもしれない。製本術としてのルリユールにつ…

『遺伝子は不滅である』目次

リチャード・ドーキンス[大田直子訳] (2025年7月25日刊行、早川書房、東京, 383 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-15-210444-1 → 版元ページ)【目次】 マイク・カレン(1927〜2001年)を感謝とともに追悼して 3 第1章 動物を読み取る 7 第2章 「絵画」…