2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『進化思考の世界:ヒトは森羅万象をどう体系化するか』先行予約販売開始

三中信宏 (2010年9月25日刊行予定,日本放送出版協会[NHK Books: No. 1164],東京,本体価格1,000円, ISBN:9784140911648) 詳しい書誌情報が得られた.現在,再校ゲラをチェックしているところ.小見出しが追加されるなど,修正箇所がいくつか.「まえ…

Evolving Origin:〈On the Origin of Species: The Preservation of Favoured Traces〉

Ben Fry (2009) → http://benfry.com/traces/ 進化する『種の起源』 —— 1859年の初版から第6版までの間に,どの章がどんな改訂を受けたかを「動画」として継時的に追跡したサイト.これは実にすばらしい! しかも,マクロな構成の変化だけでなく,ミクロな語…

『進化論はなぜ哲学の問題になるのか:生物学の哲学の現在』朝日新聞書評

松本俊吉(編著) (2010年7月20日刊行,勁草書房,東京,viii+234 pp.,本体価格3,200円,ISBN:9784326101986 → 目次|版元ページ) 本日8月29日付の朝日新聞書評欄で取り上げられた:[評者]高村薫(作家)「生物学で問う〈実在とは何か〉」

〈The Academic Genealogy of Plant Systematics〉

→ http://academictree.org/systematics/ 動物体系学者のツリーはないの?

〈The Academic Genealogy of Evolutionary Biology〉

→ http://academictree.org/evolution/ Richard C. Lewontin がいかに「ひと育て」がうまかったかがわかる.

『博物学と書物の東アジア:薩摩・琉球と海域交流』

高津孝 (2010年8月刊行,榕樹書林[琉球弧叢書23],宜野湾,ISBN:9784898051474 → 版元ページ)

『字体変遷字典(仮)』

tonan's blog(大熊肇) → http://tonan.seesaa.net/category/4912497-1.html 甲骨文に始まる漢字字体の変遷図.漢字の系統発生が描けそう.

『Carl Nielsen: Dagbøger og brevveksling med Anne Marie Carl-Nielsen, Bind 2』

Torben Schousboe (Udg.) (1983年刊行, Gyldendal, København, pp. 273-674) デンマークの作曲家カール・ニールセンの日記,ならびに妻アンネ・マリーとの間で交わされた書簡の集成.トークンとしての本書はオーデンセ中央図書館(Odense Centralbibliotek)…

『Carl Nielsen: Dagbøger og brevveksling med Anne Marie Carl-Nielsen, Bind 1』

Torben Schousboe (Udg.) (1983年刊行, Gyldendal, København, pp. 1-272)

〈Carl Nielsen Selskabet〉

→ http://carlnielsen.dk/ ニールセン協会の公式サイト(ひたすらデンマーク語).

『IMSLP / Petrucci Music Library』

→ http://imslp.org/wiki/ カール・ニールセン交響曲全集の総譜とパート譜が公開中! 〈不滅〉も〈気質〉も〈ひろがり〉も!

『The Chicago Manual of Style Online』

→ サイト 最新版(第16版)と旧版(第15版)の間で選択できるらしい.ワタクシは紙版を棄てずに残してあるけど.

『貝類学』

佐々木猛智 (2010年8月10日刊行,東京大学出版会[Natural History Series],東京,viii+382 pp.,本体価格5,400円,ISBN:9784130601900 → 版元ページ) 【目次】 はじめに i第1章 軟体動物の系統と分類 1 1 軟体動物とはなにか 1 2 原始的な軟体動物 12 3…

『Remarkable Biologists: From Ray to Hamilton』

Ioan James (2009年刊行,Cambridge University Press, Cambridge, ISBN:9780521699181 [pbk] → 版元ページ) 生物学者伝記集としておもしろいかも.

『進化の運命:孤独な宇宙の必然としての人間』

サイモン・コンウェイ=モリス[遠藤一佳・更科功訳] (2010年7月21日刊行,講談社,東京,本体価格2,800円,724 pp., ISBN:9784062131179 → 目次|版元ページ|情報) 「編集協力者」が書評というのもおかしな話だが,音羽から「販促よろしく」とのことで…

『Nature's Oracle: A Life of W. D. Hamilton』

Ullica Segerstråle (Forthcoming [2013?], Oxford University Press, Oxford, ISBN:9780198607274 → 版元ページ|著者サイト) ずいぶん前から出版予告されているがまだ出ていない.この伝記は早く出てほしいな.あと,Hamilton 論文集『Narrow Roads of G…

『自転車のまち:オランダ・アムステルダムをゆく』

濱田貴子 (2010年7月30日刊行,産業編集センター出版部,東京,本体価格1,300円,ISBN:9784863110434 → 著者ブログ)

『味見はるあき』

木村衣有子 (2010年7月刊行,木村半次郎商店,本体価格500円,ISBNなし → 著者ブログ〈木村衣有子の野営〜観音うらメモ〉)この著者による「カフェ案内」本を10年ほど前に二冊呼んだことがある: 木村衣有子『京都カフェ案内』(2001年10月25日刊行,平凡社…

『カラー版 系統樹曼荼羅』

三中信宏・杉山久仁彦 (2011年刊行予定,NTT出版,東京,ca. 300 pp. → 趣意文) 【目次案】※ 28 July 2010 作成 まえがき第1部「生物樹」:多様な生物界の図像化 第1章 ヤコブの梯子から存在の連鎖へ 第2章 線から面へ,階梯からマップへ 第3章 古今東西に…

『カラー版 系統樹曼荼羅』

三中信宏・杉山久仁彦 (2011年刊行予定,NTT出版,東京,ca. 300 pp. → 目次案) いま現在進行形でNTT出版の企画会議にかけられている本だが,趣意文をアップしておこう: 『系統樹曼荼羅』の目指すもの 多様なオブジェクトを分類・整理することは人間にと…

『進化思考の世界:ヒトは森羅万象をどう体系化するか』目次案

三中信宏 (2010年9月下旬刊行予定,日本放送出版協会[NHK Books],東京) 章の下の見出しについては変更の可能性がありますが,いちおう内容紹介をかねて掲載しておきます.現在,初校ゲラを読んでいる段階ですので,小見出しは今月中には確定するでしょ…

『進化思考の世界:ヒトは森羅万象をどう体系化するか』

三中信宏 (2010年9月下旬刊行予定,日本放送出版協会[NHK Books],東京) 7月なかばにタイトルが確定した,すでに本文については完成して,図版もHDDで手渡した.初校ゲラが今日の夜,つくばに届けられたので,これからチェックを開始して,一週間後にも…

『蝶コレクターの黒い欲望:乱獲と密売はいかに自然を破壊したか?』

ピーター・ラウファー[寺西のぶ子訳] (2010年8月30日刊行,河出書房新社,東京,312 pp.,本体価格1,900円,ISBN:9784309205465 → 目次|版元ページ) 書評を書くためにすでに読み始めている.本書の著者はジャーナリストで,湾岸戦争がらみの社会問題な…

『蝶コレクターの黒い欲望:乱獲と密売はいかに自然を破壊したか?』

ピーター・ラウファー[寺西のぶ子訳] (2010年8月30日刊行,河出書房新社,東京,312 pp.,本体価格1,900円,ISBN:9784309205465 → 版元ページ) ブツが届いた. 【目次】 はじめに —— どこまでも平和を求めて 7 第1章 ニカラグアへ出発,チョウ目との対面…

『蝶コレクターの黒い欲望:乱獲と密売はいかに自然を破壊したか?』

ピーター・ラウファー[寺西のぶ子訳] (2010年8月30日刊行,河出書房新社,東京,312 pp.,本体価格1,900円,ISBN:9784309205465 → 目次|版元ページ) 時事通信社から書評を配信します.まだブツが届いていないけど.

『もやしもん(9)』

石川雅之 (2010年7月6日刊行,講談社[イヴニングKC312],ISBN:9784063523126) おくればせながら読まないと.

『日高敏隆の口説き文句』

小長谷有紀・山極寿一(編) (2010年7月28日刊行,岩波書店,東京,本体価格2,000円,ISBN:9784000245043 → 版元ページ) タイトルを見て,一瞬「さっそくバクロ本ですかっ!」と色めき立ったのだが,天下のイワナミがそんなアブナい橋を渡るわけがない.※…

『進化論はなぜ哲学の問題になるのか:生物学の哲学の現在』

松本俊吉(編著) (2010年7月20日刊行,勁草書房,東京,viii+234 pp.,本体価格3,200円,ISBN:9784326101986 → 目次|版元ページ) とあるアマゾン書評:アホカ“アホカ”「中途半端でわかりにくい論集」(2010年7月25日付)が執筆者間でヒソカに波紋を広げ…

『An Education』

Lynn Barber (2009年刊行,Penguin Books, London, viii+184 pp.,ISBN:9780141039558 [pbk])かつて読んだ:リン・バーバー[高山宏訳]『博物学の黄金時代』(1995年10月30日刊行,国書刊行会[叢書〈異貌の 19世紀〉],431+21+xiv pp.,ISBN:4336034931…

『日本の動物園』

石田 ◆[おさむ] (2010年7月5日刊行,東京大学出版会[ナチュラルヒストリーシリーズ],本郷,xii+253 pp.,本体価格3600円,ISBN:9784130601917 → 版元ページ) 【目次】 はじめに i 第1章 動物園とはなにか 1 第2章 動物園の歴史 30 第3章 展示・飼育 …