マッシモ・カッチャーリ[上村忠男訳]
(2025年1月14日刊行、講談社[講談社選書メチエ・819]、東京, 293 pp., 本体価格2,050円, ISBN:978-4-06-538160-1 → 版元ページ)
『遊牧王朝興亡史——モンゴル高原の5000年』
白石典之
(2025年1月14日刊行、講談社[講談社選書メチエ・818]、東京, 333 pp., 本体価格2,150円, ISBN:978-4-06-538320-9 → 版元ページ)
『生成AIのしくみ——〈流れ〉が画像・音声・動画をつくる』
岡野原大輔
(2024年12月18日刊行、岩波書店[岩波科学ライブラリー・328]、東京, xii+129 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029728-8 → 版元ページ)
『ほんとうのカフカ』
明星聖子
(2024年12月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・817]、東京, 293 pp., 本体価格2,050円, ISBN:978-4-06-537795-6 → 版元ページ)
『考えるという感覚/思考の意味』
マルクス・ガブリエル[姫田多佳子・飯泉佑介訳]
(2024年12月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・799]、東京, 466 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-06-535293-9 → 版元ページ)
『図書館を建てる、図書館で暮らす——本のための家づくり』目次
橋本麻里・山本貴光
(2024年12月20日刊行、新潮社、東京, 240 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-10-355991-7 → 版元ページ)
今日も暖かな一日だった。こんないい日和に自宅に引きこもっているのは罪深いことなので、ひさしぶりにつくばセンターのリブロをぶらぶら徘徊していたら、背後の新刊棚からただならぬ “圧” が押し寄せてきた。こういうときにはけっして振り返ってはいけないのだが……。というわけで、このカバージャケットは憑くなあ。十年前に手にした:松原隆一郎・堀部安嗣『書庫を建てる —— 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』(2014年2月25日刊行,新潮社,東京,222 pp., 本体価格1,900円,ISBN:978-4-10-335291-4 → 版元ページ)もまた図書館を建てる本だったことを思い出した。
【目次】
まえがき 橋本麻里 14
〈森の図書館〉が建ち上がるまで 17
プロローグ 〈森の図書館〉へようこそ 橋本麻里 18引っ越し魔の住居放浪記 橋本麻里 25
本と暮らす日々――魔窟のできるまで 山本貴光 34
〈森の図書館〉を設計することになった 三井嶺 42
複雑にカーブする屋根との闘い 三井嶺 51
森へ「帰還」した書架 橋本麻里 60
雨に泣き、本棚と格闘し、とうとう竣工 三井嶺 72
本のある空間で起こっていること 81
本を迎える 山本貴光 82書棚をつくる 山本貴光 99
「本のある空間」の歴史 山本貴光 147
理想の図書館 山本貴光 164
本にまつわる仕事 177
旅人のための図書館をつくる 橋本麻里+山本貴光 178書物の展示が可視化するもの――「世界を変えた書物」展 橋本麻里 188
書物の中に入り込む展覧会 北斎づくし 橋本麻里 202
自然という書物――博物図譜をあつめる、楽しむ。 橋本麻里 210
あとがきにかえて 〈森の図書館〉で暮らす 橋本麻里+山本貴光 215
参考文献・註 228
『海を渡ったアライグマ——人気者がたどった道』目次
淺野玄
(2024年11月15日刊行、東京大学出版会、東京, x+170+9 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063962-0 → 版元ページ)
【目次】
はじめに i
第1章 知っているようで知らないアライグマという動物 1
第2章 海を渡ったアライグマ 21
第3章 問題を起こしはじめた人気者 35
第4章 異国で生きるアライグマのたくましさ 67
第5章 野生化したアライグマの対策 107
第6章 アライグマ問題から学ぶべきこと 130
おわりに 167
引用文献 [1-9]
『小さなことばたちの辞書』目次
ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳]
(2024年12月2日刊行、小学館、東京, 554 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-09-356735-0 → 版元ページ)
つい最近出た姉妹本:ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳]『ジェリコの製本職人』(2022年10月2日刊行、小学館、東京, 526 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-09-356747-3 → 目次|版元ページ)を先に読了してしまったので、逆順に遡って本書に到達した。
【目次】
プロローグ 一八八六年二月 9
第一部 一八八七年〜一八九六年 Batten(小割板)〜Distrustful(疑い深い) 13
第二部 一八九七年〜一九〇一年 Distrustfully(疑い深く)〜Kyx(干し草) 89
第三部 一九〇二年〜一九〇七年 Lap(垂下物)〜Nywe(新しい) 149
第四部 一九〇七年〜一九一三年 Polygenous(多種の形成物から成る)〜Sorrow(悲しみ)
269
第五部 一九一四年〜一九一五年 Speech(話す行為)〜Sullen(不機嫌な) 389
第六部 一九二八年 Wise(やり方、〜風)〜Wyzen(気管) 487
エピローグ 一九八九年 アデレード 501
著者あとがき 505
謝辞 511
『オックスフォード英語大辞典』年表 518
本書に関する主要歴史年表 520
訳者あとがき 522
『そこに定食屋があるかぎり』読了
大平一枝
(2024年8月8日刊行、扶桑社、東京, 223 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-594-09774-5 → 目次|版元ページ)
読了。本書は、鎌倉の一店以外は、すべて東京都内にある(あった) “街の定食屋” を食べ歩いたルポだが、どこの土地であっても同じような “定食屋” の物語はきっとたくさんあるだろう。 “よそいき” ではないふだんのごはんを出してくれる定食屋はワタクシにとっても大事な存在だ。