Mark A. Ragan
(2023年10月刊行予定, Oxford University Press, New York, 816 pp., ISBN:9780197643037 [hbk] → 版元ページ)
近刊案内メールがクイーンズランドの知人から届いた。生物分類史の鈍器本(800ページ超)。ご高著の到着をお待ちしてまーす。
Mark A. Ragan
(2023年10月刊行予定, Oxford University Press, New York, 816 pp., ISBN:9780197643037 [hbk] → 版元ページ)
近刊案内メールがクイーンズランドの知人から届いた。生物分類史の鈍器本(800ページ超)。ご高著の到着をお待ちしてまーす。
宮下直
(2023年9月30日刊行、工作舎、東京, viii+244 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-87502-557-3 → 版元ページ)
三中信宏
(2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行|2009年12月18日第3刷刊行|2010年5月10日第4刷刊行|2011年10月7日第5刷刊行|2013年6月28日電子本刊行|2015年4月14日第6刷刊行|2018年4月17日第7刷刊行|2021年8月31日第8刷刊行,講談社[現代新書1849],東京,296ページ, ISBN:978-4-06-149849-5 → 版元ページ|コンパニオンサイト|「さらに知りたい人のための極私的文献リスト」を公開)
読書メーター
「石さんの感想・レビュー」(2023年8月17日)
https://bookmeter.com/reviews/115544833
読書メーター
「跼さんの感想・レビュー」(2023年8月10日)
https://bookmeter.com/reviews/115370965
高橋康介
(2023年9月15日刊行,共立出版[日本認知学会編〈越境する認知科学〉・10 ],東京, xii+251 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-320-09470-3 → 版元ページ)
なぜ “パレイドリア” 本だと買いたくなるのか。
引用・参考文献 232
山本健人
(2023年9月12日刊行,ダイヤモンド社,東京, 385 pp., 本体価格1,700円, ISBN:9784478118016 → 版元ページ)
ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]
(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 版元ページ)
これは書評依頼本として。
補遺 [ix-xvi]
岡本亮輔
(2023年9月7日刊行,講談社[講談社選書メチエ・790],東京, 267 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-533247-4 → 版元ページ)
三中信宏
(2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行/2013年7月26日電子本刊行/2015年5月8日第4刷刊行/2018年1月19日第5刷刊行/2021年11月8日第6刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格900円(税込価格990円),328 pp.,ISBN:978-4-06-288014-5 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録)
読書メーター
「石さんの感想・レビュー」(2023年7月23日)
https://bookmeter.com/reviews/115052350
背筋
(2023年8月30日刊行,KADOKAWA,東京, 334 + 袋綴じ取材資料[8 pp.],本体価格1,300円, ISBN:978-4-04-737584-0 → 版元ページ)
ひさしぶりに “新耳袋” のような本を高速読了して満足している.さまざまな情報の “断片” をつなぎあわせてある物語の “全体” を推測する愉しみを読者に味わわせてくれる本.怖いかと訊かれたらそれはもちろん怖い本だ.しかし,かつてのメディアファクトリー版『新耳袋[全10巻]』が,どれもこれもカバージャケットを剥いたらいきなり “出てきて” 思わずのけぞる心臓に悪い装丁デザインだったのに対して,本書はその点をちゃんと配慮してくれる.とりわけ,『近畿地方のある場所について』巻末のかなりヤバい取材資料をわざわざ「袋綴じ」にしてくれていて,これは良心的だとワタクシは感じた.とてもコワそうなのでまだ開封してませんが(ワタクシは小心者).こういう背筋がゾクゾクする本がお好きなアナタ,夜に通読すれば迫りくる恐怖感が満喫できるでしょう.どーぞ.
京極夏彦
(2023年9月14日刊行,講談社[講談社ノベルス・キF-21],東京, 830 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-515045-0 → 版元ページ)
800ページ超の鈍器本が夜の闇から現れた:「罔くとも在るが如し;在りても罔きが如し」.本書は,本シリーズの17年ぶりの新刊とのこと.ワタクシの手元にはその証拠がある.
シリーズ前著である京極夏彦『邪魅の雫』(2006年9月26日刊行,講談社[講談社ノベルス・キF-13],東京, 818 pp., 本体価格1,600円, ISBN:4-06-182438-4 → 版元ページ)を確かめると,確かに17年の年月が経っている.巻末のシリーズリストを見ると,次回作として『鵼の碑』が挙げられている.かつての約束は確かに守られたのだ.拍手拍手.
四六判1200ページ超の単行本版『鵼の碑』も同時発売されたようだが,きっと本文も組版も著者自身による変更がなされているのだろう.しかし,やはりここはノベルス版を選ぶしかない.『鵼の碑』のオビ裏には “次回作” として『幽谷響の家』なる書名が予告されている.出版が17年後にならないことを祈るのみ.