『万事オーライ:別府温泉を日本一にした男』読了

植松三十里
(2021年9月2日刊行,PHP研究所,東京, 380 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-569-84984-3版元ページ

別府に行くたびに他では見かけない本に出会うことがよくある.北浜のトキハ別府店に入っているリブロの大分コーナーでたまたま見つけた本書は,JR別府駅前でいつも “飛んで” いる油屋熊八の伝記小説だった.読了.あくまでも “小説” なのでレファレンス等はいっさい付けられていない.公私にわたって “アナザー渋沢栄一” みたいな人物だったのだろう.

『データ視覚化の人類史:グラフの発明から時間と空間の可視化まで』目次

マイケル・フレンドリー,ハワード・ウェイナー[飯嶋貴子訳]
(2021年11月10日刊行,青土社,東京, 391+ix+16 color plates, 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7917-7419-7版元ページ


【目次】
はじめに 7
第1章 始まりは…… 21
第2章 最初のグラフは正しく理解していた 47
第3章 データの誕生 67
第4章 人口統計 —— ウィリアム・ファー、ジョン・スノウ、そしてコレラ 97
第5章 ビッグバン —— 近代グラフィックスの父、ウィリアム・プレイフェア 139
第6章 散布図の起源と発展 177
第7章 統計グラフィックスの黄金時代 225
第8章 フラットランドを逃れて 261
第9章 時空間を視覚化する 279
第10章 詩としてのグラフ 323

 

さらに詳しく学ぶために 349
謝辞 358
註 361
参考文献 376
訳者あとがき 388
索引 [i-ix]

『読む・打つ・書く』書評拾い(37)

三中信宏
(2021年6月15日第1刷刊行|2021年10月5日第2刷刊行,東京大学出版会東京大学出版会創立70周年記念出版],東京,xiv+349 pp., 本体価格2,800円(税込価格3,080円), ISBN:978-4-13-063376-5コンパニオン・サイト版元ページ

『ドードーをめぐる堂々めぐり:正保四年に消えた絶滅鳥を追って』目次

川端裕人
(2021年11月5日刊行,岩波書店,東京, vi+238+10 pp., 本体価格2,700円, ISBN: 978-4-00-061497-9 → 版元ページ文献と注 [pdf])

これは読むべき本.ドードー本はワタクシの居室にも数冊潜んでいる.


【目次】
序章 堂々めぐりのはじまり 1

第1章 日出づる国の堂々めぐり――正保四年のドードー 23

 1 一六四七年、ドードーの年 23
 2 到着前夜 35
 3 ドードー徳川家光に会ったのか? 47
 4 松山、福岡、佐賀と数百年にわたる縁 55
 5 長崎、出島動物園にて 66
 6 日本人ドードー研究者、蜂須賀正氏 77
  ◉コラム ドードーについて今分かっていること 86

第2章 ヨーロッパの堂々めぐり――西洋史の中のドードー 97

 1 罪とドードー――オランダと一七世紀 97
 2 驚異王の太った鳥 114
 3 ドードーオオウミガラス――一七世紀と一九世紀の間 128
 4 アリスの国のドードー――それは一つのビッグバン 139
 5 ロンドン自然史博物館から広がるドードーワールド 157

第3章 モーリシャスの堂々めぐり――ドードーと代用ゾウガメ 175

 1 チリュー調査隊2017 175
 2 一七~二一世紀を駆け抜ける――島の発見、夢の池、そして近藤典生 183
 3 サンゴ平原の孤独鳥――ロドリゲス島にて 204
 4 螺旋の一周期 219

 

終章 堂々めぐりの終わり 227

 

堂々めぐりの謝辞など 235
文献と注 [1-10]
https://www.iwanami.co.jp/files/moreinfo/0614970/bibliography_0614970.pdf [pdf]

『色を分ける 色で分ける』目次

日髙杏子
(2021年10月1日刊行,京都大学学術出版会[学術選書・99],京都, vi+283 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-8140-0370-9版元ページ

ブレント・バーリン,ポール・ケイ[日髙杏子訳]『基本の色彩語:普遍性と進化について』(2016年5月25日刊行,法政大学出版局[叢書ウニベルシタス1041],東京, x+273 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-588-01041-5版元ページ) は行方知れずのため再発注してしまったー.


【目次】
はじめに 1

第 I 部 色「を」分ける 編

第1章 虹を分ける 17
第2章 色を名前で分ける 43
第3章 色を基準で分ける 97
第4章 色を環境と感覚で分ける 127

第 II 部 色「で」分ける 編

第5章 色で暮らしを分ける 157
第6章 色で身分を分ける 179
第7章 色で人間を分ける 199

 

おわりに―十人十色に序列づけ、混ぜるのを拒んだ過去とカラフルな未来 233

 

初出一覧 239
謝辞 241
註 245
参考文献 [275-266]
資料索引 [277]
人名索引 [279-277]
事項索引 [283-279]

『文化資源学:文化の見つけかたと育てかた』目次

東京大学文化資源学研究室(編)
(2021年10月25日刊行,新曜社,東京, 2 color plates + 242 pp., 本体2,600円, ISBN: 978-4-7885-1743-1 → 版元ページ


【目次】
カラー口絵(2 pp.)
序  文化資源学――文化の見つけかたと育てかた  小林真理 7

第一部 おと・ことば・かたち

第1章 環境の音は誰のもの?――「発車メロディ」と著作権問題  渡辺裕 16
第2章 集中講義「猥褻論」  木下直之 33
第3章 文化資源学の作法――「個室」の成立と変貌に焦点をあてて  佐藤健二 50

第二部 見つけかた

第4章 美術史と文化資源の往還――絵巻の国際的研究を通じて  髙岸輝 68
第5章 文化資源としての葬儀――第三者の関与による変容と継承  西村明 83 
第6章 文化資源としてのゲーム――ゲーム保存の現状と課題  吉田寛 98
第7章 ベースの場――文化資源としての在日米軍基地  ライアン・ホームバーグ 117
第8章 一九四九年のコカコーラ――小津安二郎監督『晩春』と敗戦へのまなざし  福島勲 128 
第9章 米国セツルメント・ハウスにおける本づくり――エレン・ゲイツ・スターの工芸製本  野村悠里 147

第三部 育てかた

第10章 文化資源学研究専攻における文化経営の位置づけ  小林真理 168
第11章 文化資源学における論文の型  中村雄祐 184
第12章 文化経営学の対象――文化政策研究の発見  小林真理 202
第13章 文化資源学の国際展開  松田陽 218

 

事項・作品名索引 [240-236]
人名索引 [242-241]

『ヒルは木から落ちてこない。—— ぼくらのヤマビル研究記』読了

樋口大良・子どもヤマビル研究会
(2021年9月1日刊行,山と溪谷社,東京, 303 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-635-06308-1版元ページ子どもヤマビル研究会

読了.この本はとても魅力的.そうなんだー,ヤマビルは上から降ってこないんだー.通説が次々と打破される.ヤマビルは奥が深いぞ.