2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『パンの文化史』

舟田詠子 (2013年12月10日刊行,講談社[講談社学術文庫・2211],東京,344 pp., ISBN:9784062922111 → 版元ページ) 広範な文献資料と実地調査を踏まえた食文化史.パンの製造工程(第1〜2章),パン焼きの歴史に続き(第3章),実際にパンを焼く作業につ…

『おいしい那覇酒場100』

(2012年12月5日刊行,100シリーズ出版プロジェクト,南風原,112 pp. → 版元ページ)

『女子も食べたい男子めし100』

(2014年8月27日刊行,100シリーズ出版プロジェクト,南風原,112 pp. → 版元ページ)

『 死を悼む動物たち』

バーバラ・J・キング 著[秋山勝訳] (2014年8月25日刊行,草思社,東京,302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784794220769 → 版元ページ)書評依頼本. 【目次】 プロローグ:動物たちの悲しみと愛について 13 第1章:死んだ妹を探して —— 猫 29 第2章:最…

『日本の水族館』

内田詮三・荒井一利・西田清徳 (2014年8月8日刊行,東京大学出版会[ナチュラルヒストリーシリーズ],東京,vi+226 pp., 本体価格3,600円,ISBN:9784130601955 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございました.

『Advances in Ecological Research, Volume 50: Eco-Evolutionary Dynamics』

Jordi Moya-Laraño, Jennifer Rowntree, and Guy Woodward (2014年刊行,Academic Press / Elsevier, London, xxii+369 pp., ISBN:9780128013748 [hbk] → 版元ページ)エコ-エボの特集号.

『つくばスタイル No. 19』

(2014年9月10日刊行,エイ出版社[エイムック2915],ISBN:9784777933228 → 版元ページ) 次から次へと発行される『つくばスタイル』.今回は第二特集〈研究者たちの自家製毎日弁当〉がおもしろい.なぜ農水省系独法のみなさんばかり登場するのか(笑).こ…

「『山の上ホテル』執筆プラン」

→ http://www.shinchosha.co.jp/tosho/yamanoue_hotel.html 新潮社の自費出版限定プランとして募集されている.「数多の文人に愛され続ける「山の上ホテル」.あこがれの作家と同じ部屋で、あなたも作品創りをしませんか」― このキャッチーな宣伝に乗るのは…

「研究のグローバル化の中における日本のロシア史研究」

イリヤ・ゲラシモフ → http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/publictn/50/gera.pdf [pdf]抜き書きいくつか: 「自分が選んだイシューに全面的に集中し、隣接する問題を無視してしまう日本の歴史家の能力」(p. 336) 「日本人寄稿者の多くが自分の研究対象を広い…

『源氏物語の受容と生成』

新美哲彦 (2008年9月20日刊行,武蔵野書院,東京,424 pp.,本体価格12,000円,ISBN:9784838602278 → 版元ページ) 昨年度末に東大理学部に提出された卒業論文:菅野諒「生物系統学的手法を応用した源氏物語写本群の分析」(→ 卒論発表プログラム [pdf])は…

『科学者は神を信じられるか:クォーク,カオスとキリスト教のはざまで』

ジョン・ポーキングホーン[小野寺一清] (2001年1月20日刊行,講談社[ブルーバックス・B1318],東京,167+3 pp., ISBN:4062573180) 著者ジョン・ポーキングホーンはかのテンプル財団の支援を受けているとの情報をつい最近得た. 【書評】※Copyright 200…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(67)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行/2013年7月26日電子本刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録…

『自然を名づける:なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか』打音(17)

キャロル・キサク・ヨーン[三中信宏・野中香方子訳] (2013年9月3日第1刷刊行/2013年11月28日第2刷刊行/2014年2月7日第3刷刊行,NTT出版,東京,vi+391 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784757160569 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 秋が駆け足…

『神曲:天国篇』

ダンテ・アリギエリ[原基晶訳] (2014年8月11日刊行,講談社[講談社学術文庫・2244],東京,660 pp., ISBN:9784062922449 → 版元ページ) 『神曲:地獄篇』(2014年6月10日刊行,講談社[講談社学術文庫・2242],東京,633 pp., 本体価格1,430円, ISBN:…

『昆虫はすごい』

丸山宗利 (2014年8月7日発売,光文社[光文社新書・710],東京,ISBN:9784334038137 → 版元ページ) 【目次】 はじめに 第1章 どうしてこんなに多様なのか 第2章 たくみな暮らし 第3章 社会生活 第4章 ヒトとの関わり おわりに

『居酒屋の誕生:江戸の呑みだおれ文化 』

飯野亮一 (2014年8月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・イ-54-1], 東京,318 pp., ISBN:9784480096371 → 版元ページ) 江戸時代の呑み屋の図版がたくさんあっておもしろそう. 【目次】 はじめに 3 序 江戸の居酒屋の繁盛 13 1. 酒屋ではじまった居酒 1…

『噓と絶望の生命科学』

榎木英介 (2014年07月20日刊行,文藝春秋[文春新書・986],東京,255 pp., ISBN:9784166609864 → 版元ページ) 【書評】※Copyright 2014 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved バイオ系サイエンスの “神曲” に天国篇はない 本書は,四年前に出た前著…

『科学の地理学:場所が問題になるとき』

デイヴィッド・リヴィングストン[梶雅範・山田俊弘訳] (2014年6月16日刊行,法政大学出版局,東京,xii+298 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784588371202 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2014 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved グローバ…

「大学「オープンラボ」普及へ 研究室、壁を外し交流を」

日本経済新聞(2014年8月12日) → http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG14022_R10C14A8CR8000/ 「お互いに研究の様子が目に触れるようにし、実験の進捗などについて自然と情報交換が行われる」― こういう愚案を農水省はけっしてマネしないように.大部屋…

『書物憂楽帖 : オール・アバウト・ブックス』

ジェラルド・ドナルドソン[加島祥造訳] (1983年3月1日刊行,TBSブリタニカ,東京)出品:いわき市・阿武隈書房, 500円

『西洋書物学事始め』

高宮利行 (1993年1月10日刊行,青土社,東京,ISBN:4791752317)出品:板橋区・坪井書店, 800円

『推理小説に見る古書趣味』

長谷部史親 (1993年1月20日刊行,図書出版社[ビブリオフィル叢書],東京,222pp., ISBN:4809905071) 出品:神田神保町・新日本書籍, 1200円

『本のための生涯』

イワン・スイチン[松下裕訳] (1991年11月20日刊行,図書出版社[ビブリオフィル叢書],東京,4 plates + 354pp., ISBN:4809905004) 出品:いわき市・阿武隈書房, 500円「ひょっとしてすでに持っているかも」と躊躇して買わずに帰り,いま居室の本棚をチ…

『R. A. Fisher : The Life of a Scientist』

Joan Fisher Box (1978年刊行,John Wiley & Sons, New York, xiv+412 pp., ISBN:0471093009 [hbk])

『Survey of Simple, Continuous, Univariate Probability Distributions. Version 0.5, 2013』

Gavin E. Crooks → http://threeplusone.com/Crooks-GUDv5.pdf [open access]

『The Life, Letters and Labours of Francis Galton[3 Volume Set in 4 Pieces]』

Karl Pearson (ed.) (1914-1930年刊行,Cambridge University Press, Cambridge → 情報) 計1700ページまるごと電子化公開されている.

『Karl Pearson’s Early Statistical Papers』

Egon S. Pearson (ed.) (1948年刊行,Cambridge at the University Press, viii+557 pp. with many plates) たまにはこういうガチガチの数理統計学もいいかも.かつて学部生のころ,研究室で輪読されていたMaurice Kendall and Alan Stuart『The Advanced …

『“Student's” Collected Papers』

Egon S. Pearson and John Wishart (eds.) (1942年刊行,Biometrika Office, University College London, xiv+224 pp.) ギネス醸造所は “Student” を育てたという一点だけでも統計学史的に残るいい仕事をしたと思う.

『数値と客観性:科学と社会における信頼の獲得』

セオドア・M・ポーター[藤垣裕子訳] (2013年9月20日発行,みすず書房,東京,316+lxxiv pp.,本体価格6,000円,ISBN:9784622077817 → 版元ページ) 索引中の「ピアソン Pearson, Egon」(p. vii)はすべて「Karl」のまちがい.統計学史の文脈で「Egon Pea…

『Trust in Numbers: The Pursuit of Objectivity in Science and Public Life』

Theodore M. Porter (1996年刊行,Princeton University Press, Princeton, xiv+310 pp., ISBN:0691029083 [pbk] → 版元ページ) 翻訳:セオドア・M・ポーター[藤垣裕子訳]『数値と客観性:科学と社会における信頼の獲得』(2013年9月20日発行,みすず書…