2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『台湾総督府』目次

黄昭堂 (2019年6月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・コ-48-1],東京, 285 pp., 本体価格1,200円, ISBN:9784480099327 → 版元ページ)原本:黄昭堂『台湾総督府』(1981年4月15日刊行,教育社[教育社歴史新書・日本史・147],東京, ISBN:4315402729)…

『〈島〉の科学者:パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究』目次

坂野徹 (2019年6月20日刊行,勁草書房,東京, viii+356+30 pp., 本体価格4,700円, ISBN:9784326102747 → 版元ページ) 【目次】 プロローグ 〈島〉にわたった科学者たち 1第1章 占領と視察──第一次世界大戦と南洋研究の起源 15 第1節 日本統治以前 15 第2節…

『漢字字形史小字典』目次

落合淳思 (2019年3月31日刊行,東方書店,東京, 32+493+33 pp., 本体価格6,000円, ISBN:9784497219121 → 版元ページ)落合淳思『漢字の字形:甲骨文字から篆書、楷書へ』(2019年3月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2534],東京, viii+207 pp., ISBN:97…

『〈日本語の焦点〉日本語「標準形」の歴史:話し言葉・書き言葉・表記』目次

野村剛史 (2019年6月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・704],東京, 269 pp., 本体価格1,850円, ISBN:9784065163856 → 版元ページ)これまたいただきもの.明治以降の「標準語」よりももっとさかのぼる「標準形【スタンダード】」についての本. 【目次…

『二つの文化と科学革命[新装版]』目次

C・P・スノー[松井巻之助訳] (2011年11月10日刊行,みすず書房[《始まりの本》],東京, 本体価格2,800円, ISBN:9784622083429 → 版元ページ)書評参考本なので速攻で読了.時代も環境も異なる論争の意味を探るには過度の “浅読み” や “深読み” を回避し…

『地中海の十字路=シチリアの歴史』目次

藤澤房俊 (2019年6月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・703],東京, 261 pp., 本体価格1,750円, ISBN:9784065163283 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございます.トリナクリア! 【目次】 序章 シチリア島から世界史をみる 7 第1章 地中海世界と神々の…

『測りすぎ:なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』書評

ジェリー・Z・ミュラー[松本裕訳] (2019年4月16日刊行,みすず書房,東京, xiv+189+22 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784622087939 → 目次|版元ページ)現代社会に蔓延する「業績評価」への過度のこだわり( “測定執着” )がいかに害毒を撒き散らしている…

『科学と表象:「病原菌」 の歴史』目次

田中祐理子 (2013年3月31日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, vi+271+53 pp., 本体価格5,400円, ISBN:9784815807276 → 版元ページ) 【目次】 凡例 vi序章 細菌学の歴史と細菌学の知覚 1 I 本書の対象について —— 「病原菌」 と細菌学の歴史 2 II 実在と認識…

『生命科学の実験デザイン[第4版]』目次

G・D・ラクストン,N・コルグレイヴ[麻生一枝・南條郁子訳] (2019年6月15日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, xii+304 pp., 本体価格3,600円, ISBN:9784815809508 → 版元ページ)うわ,いきなりピンポイントで刺さりまくる「実験計画法」の新刊が出た.無…

『「二つの文化」論争:戦後英国の科学・文学・文化政策』目次

ガイ・オルトラーノ[増田珠子訳] (2019年6月10日刊行,みすず書房,東京, x+289+100 pp., 本体価格6,200円, ISBN:9784622088011 → 版元ページ)C・P・スノーとF・R・リーヴィスの「理系 vs 文系」論客が衝突した1960年前後の社会的背景を探った本. 【目…

『Two Cultures?: The Significance of C. P. Snow —— Being the Richmond Lecture, 1962』目次

F. R. Leavis (1962年刊行, Chatto & Windus, London, 45 pp.)スノーの積年の “論敵” となったリーヴィスの1962年リッチモンド講演録『二つの文化?』はこれまた50ページもない薄汚れたペーパーバックの冊子だ.同じ古書店でスノーの本の隣りに置かれてい…

『The Two Cultures and the Scientific Revolution —— The Rede Lecture 1959』目次

C. P. Snow (1959年刊行[1961年第7刷], Cambridge University Press, New York, iv+58 pp.)スノーの1959年リード講演録『二つの文化』といえば “理系” と “文系” を二極対置して論じたとても有名な古典だ.この原書は,昔々,駒場東大下の古書店でゲット…

『100年かけてやる仕事:中世ラテン語の辞書を編む』目次

小倉孝保 (2019年3月22日刊行,プレジデント社,東京, 2 color plates + 301 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784833423151 → 版元ページ)かつて読んだ:サイモン・ウィンチェスター[鈴木主税訳]『博士と狂人 : 世界最高の辞書OEDの誕生秘話』(1999年4月刊…

『ネコ・かわいい殺し屋:生態系への影響を科学する』『奄美のノネコ:猫の問いかけ』読売新聞書評

ピーター・P・マラ,クリス・サンテラ[岡奈理子・山田文雄・塩野﨑和美・石井信夫訳]『ネコ・かわいい殺し屋:生態系への影響を科学する』 (2019年4月22日刊行,築地書館,東京, 287 pp., 本体価格2,400円, ISBN:9784806715801 → 目次|版元ページ) 鹿児…

『転生する文明』目次

服部英二 (2019年6月10日刊行,藤原書店,東京, 326 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784865782257 → 版元ページ) 【目次】 はじめに――文明は旅をする 9 1 失われた時を求めて 17 2 カラの思想――天は黒い・北方シルクロードの宇宙観 29 3 南海の大乗仏教の道―…

『「うたごえ喫茶ともしび」の歴史:歌いつづけた65年間(下)』目次

大野幸則 (2019年6月3日刊行,唯学書房,東京, xii+303 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784908407215 → 版元ページ) 【目次】第IV部 旺盛に展開するともしびの音楽創作活動(1980年代後半)1985年前後のともしび 5 1986年のともしび 12 1987〜88年のともしび…

『「うたごえ喫茶ともしび」の歴史:歌いつづけた65年間(上)』目次

大野幸則 (2019年6月3日刊行,唯学書房,東京, xiv+293 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784908407208 → 版元ページ) 【目次】 はじめに iii第I部 創業から国民的ブーム、一転して相次ぐ閉鎖(1954〜64年頃)歌声喫茶の誕生(1954年) 5 歌声喫茶の爆発的広が…

『苔登山:もののけの森で山歩き』

大石善隆 (2019年6月7日刊行,岩波書店,東京, x+106 pp., 本体価格1,600円, ISBN:9784000229647 → 版元ページ)前著:大石善隆『苔三昧:モコモコ・うるうる・寺めぐり』(2015年3月25日刊行,岩波書店,東京, 本体価格1,600円, ISBN:9784000063142 → 版元…

『皮膚はすごい:生き物たちの驚くべき進化』

傳田光洋 (2019年6月5日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・285],東京, viii+125+5 pp., 本体価格1,200円, ISBN:9784000296854 → 版元ページ)

『英国の街を歩く:街にあるメッセージを読む』

梅宮創造 (2019年6月10日刊行,彩流社,東京, 2 color plates + 282 pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784779125898 → 版元ページ)

『病む、生きる、身体の歴史:近代病理学の哲学』目次

田中祐理子 (2019年6月3日刊行,青土社,東京, 318+VI pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784791771684 → 版元ページ) 【目次】 はじめに —— 生きる・病む・擦れる・壊れる 9I 身体を切る・開く1 血液循環論と心臓 —— 近代医学の身体 21 2 顕微鏡が変えた世界の…

『文身 デザインされた聖のかたち —— 表象の身体と表現の歴史』目次

桐生眞輔 (2019年5月30日刊行,ミネルヴァ書房,東京, vi+272 pp., 本体価格3,500円, ISBN:9784623085071 → 版元ページ)書名の「文身」のルビは「いれずみ」となっている. 【目次】 はしがき iI 表象の身体——近代と身体 1 美と表象——表現された身体 5 2…

『人を襲うハチ:4482件の事例からの報告』目次

小川原辰雄 (2019年6月1日刊行,山と渓谷社,東京, 199 pp., 本体価格1,600円, ISBN:9784635230100 → 版元ページ)奥付によれば本書は小川原辰雄『身近な危険・ハチ刺し症』(2002年9月刊行,クリエイティブセンター,東京)の改訂版とのこと. 【目次】 カ…

『遺伝子・多様性・循環の科学:生態学の領域融合へ』読売新聞書評

門脇浩明・立木佑弥(編) (2019年2月28日刊行,京都大学学術出版会,京都, 8 color plates + 432 pp., 本体価格3,700円, ISBN:9784814001903 → 目次|版元ページ)読売新聞小評が公開されました:三中信宏「遺伝子・多様性・循環の科学…門脇浩明、立木佑弥…

『現代博物館学入門』目次

栗田秀法(編著) (2019年4月20日刊行,ミネルヴァ書房,東京, x+296 pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784623084661 → 版元ページ) 【目次】 まえがき[栗田秀法] i 第1章 博物館概論[栗田秀法]1 第2章 博物館経営論[木下達文] 31 第3章 博物館資料論[…

『日本のイネ品種考:木簡からDNAまで』目次

佐藤洋一郎(編) (2019年4月30日刊行,臨川書店,京都, 2 color plates + 260 pp., 本体価格4,500円, ISBN:9784653044147 → 版元ページ) 【目次】 カラー口絵(2 pp.) はじめに[佐藤洋一郎] 1 第1章 出土するプラント・オパールの形状からみた多様性[…

『消えゆく横丁:平成酒場始末記』

藤木TDC(文)・イシワタフミアキ(写真) (2019年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・ふ-34-2],東京, 16 color plates + 222 pp., 本体価格920円, ISBN:9784480435972 → 版元ページ)読了.良書.かけがえのない “絶滅横丁” や “絶滅危惧横丁” の貴重な…

『Science Policy under Thatcher』

Jon Agar (2019年6月刊行,UCL Press, London, ISBN:9781787353411 → 版元ページ [pdf: open access])

『The Book of Why: The New Science of Cause and Effect』

Judea Pearl and Dana Mackenzie (2018年5月刊行, Basic Books, New York, ISBN:9780465097616 [hbk] → 版元ページ)

『生命の歴史は繰り返すのか?:進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む』目次

ジョナサン・B・ロソス[的場知之訳] (2019年6月15日刊行,化学同人,京都, xvi+382 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784759820072 → 版元ページ) 【目次】 まえがき ix 序章 グッド・ダイナソー 1第1部 自然界のドッペルゲンガー 第1章 進化のデジャヴ 30 …