2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ダニエル・C・デネット (2005年6月15日刊行,山形浩生訳,NTT出版,ISBN:4757160127) 献本していただきました.ありがとうございます.>山形さん. 【目次】 序 3 第1章 自然の自由 7 第2章 決定論について考えるためのツール 41 第3章 決定論について…
速水融 (2001年10月20日刊行,文春新書200,ISBN:4166602004) 第1章「歴史人口学との出会い」,第2章「『宗門改帳』という宝庫」,そして第3章「遠眼鏡で見た近世:マクロ史料からのアプローチ」まで読む.70ページほど.この著者の名前は,澁澤敬三・宮本…
G. G. Simpson, Anne Roe, and R. C. Lewontin (2004年,Dover Publications,ISBN:0486432750) 初版(1939年)の改訂版(1960年)のリプリント.今になって復刻されるとは驚いた.R. R. Sokal and F. J. Rohlfの『Biometry』 (1969年,W. H. Freeman)に…
金子務 (2005年3月10日刊行,中央公論新社[中公叢書],ISBN:4120036189) 残る章を読了.全部で170ページほど.第3章「世界最初の学術誌『トランザクションズ』の誕生」は,科学情報の流通媒体としての学術誌『トランザクションズ』の創刊にからむさまざ…
黒田龍之助 (1998年12月20日刊行,現代書館,ISBN:4768467431) 第1章「スラヴ語学入門」は70ページほど.キリル文字の使用表がとても参考になる.変なかたちのキリル文字ってあるんですねー.続く第2章「中世スラヴ語世界への旅」も70ページほど.偽書とか…
金子務 (2005年3月10日刊行,中央公論新社[中公叢書],ISBN:4120036189) まずは,第2章まで歩き読み.120ページあまり.日射しが強いので目がちかちかする.遍歴者ヘンリー・オルデンバーグがヨーロッパをめぐり歩いた末に,ロンドンの王立協会(the Roy…
中谷宇吉郎 (1988年9月刊行,岩波文庫・緑(31)-124-1,ISBN:4003112415) 〈中谷治宇二郎〉のこと —— 哨戒地点(5月25日付)で言及されているが,中谷宇吉郎のこのエッセイ集に所収されている「茶碗の曲線」について,しばし探索.このエッセイの主人公は,…
サラ・ブラファー・ハーディー 上下巻で計900ページ.いやあ,登攀意欲湧きまくり,ということで(筋トレ筋トレ).訳書価格も良心的(というか社会奉仕的でさえある).※原書は Salah Blaffer Hrdy『Mother Nature: A History of Mothers, Infants, and Nat…
Konrad Lorenz[Edited by Agnes von Cranach] (1996年,The MIT Press,Massachusetts, xliv+337 pp., ISBN:0262121905[hbk]) 【書評】※Copyright 1996 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved比較行動学前史−コンラート・ローレンツ「ロシア草稿」の…
ブライアン・K・ホール[倉谷滋訳] (2001年5月20日刊行,工作舎,ISBN:4875023510) 【書評】※Copyright 2001 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved"DEVELOPMENT EVOLVES":発生学のあるべき「現代的総合」を歴史的に描き出す個体発生と系統発生の進化…
石鍋真澄 (2005年6月刊行予定,平凡社,ISBN:4582652050).
吉永良正 (2005年6月刊行予定,みすず書房,ISBN:4622083051)
G・ロスト (2005年6月刊行予定,白水社,ISBN:4560007918) 復刊とのこと.
ばるぼら (2005年5月9日刊行,翔泳社,ISBN:4798106577) “クロニクル”は遺された.
小林しのぶ (2005年4月10日刊行,文藝春秋,ISBN:4163666605) ごめんねー,食欲に負けて.
角田光代・岡崎武志 (2005年4月30日刊行,ポプラ社,ISBN:4591086275) カバーに本の図柄が載っているだけで,手にしてしまうという“条件反射”をなんとかしないとな.
ジョージ・G・スピーロ (2005年4月30日刊行,新潮社,ISBN:4105454013) 最終的にはコンピュータを使いまくって“解いた”というアノ難問ですね.
山極寿一 (2005年5月20日刊行,東京大学出版会,ISBN:4130633244) 存在そのものにインパクトがある生きものだ.第4章「ゴリラを分類する」の物語はあなたも読むべし.
Susan A. Gelman (2003年,Oxford University Press,ISBN:0195154061) →目次 【書評】※Copyright 2005 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 未就学児童に対する実験と調査を通じて,「心理的本質主義」(psychological essentialism)による認知カテ…
Vassiliki Betty Smocovitis (1996年,Princeton University Press,ISBN:0691033439) 【目次】 Preface xi Acknowledgments xxi Ch. 1 The Exegesis of Unifying Biology 3 Ch. 2 A "Moving Target": Historical Background on the Evolutionary Synthesi…
(第4回配本→参照) 昨年末より北海道大学図書刊行会から刊行されている著作集.「月報5」の3校が届く.訂正すべき点はほとんどなかったのだが,いくつかの情報を得た.まず,第V巻〈分類の発想〉の刊行予定は「2005年10月」.当初よりもずれこんでいる.ま…
ダニエル・C・デネット (2005年5月30日刊行予定,山形浩生訳,NTT出版,ISBN:4757160127) →版元紹介ページ.
金子務 (2005年3月10日刊行,中央公論新社[中公叢書],ISBN:4120036189) なんだってこんな味気ないタイトルを付けたんだか.知らない方が悪いと言われれば返す言葉はないのだが,店頭で手に取るまで,この本が世界最古の科学雑誌であるイギリスの王立協…
小沼純一 (2005年3月30日刊行,PHP新書339,ISBN:4569642136) 武光の晩年の作品〈系図[Family Tree]〉から本を書き出していくというのはやはりそういうものなのかと思う.ぼくの『生物系統学』だってそうだったしね.※1週間で新書を1冊書いてしまえると…
Susan A. Gelman (2003年,Oxford University Press,ISBN:0195154061) 【目次】 Acknowledgments viiChapter 1. Introduction 3Part I: The PhenomenaIntroduction to part I: Notes on Reseatch Methods 21 Chapter 2. The Inductive Potential of Categ…
Fionn Murtagh (2005年6月刊行予定,Chapman & Hall/CRC Press,ISBN:1584885289 ※→版元ページ) ソフトウェアに関するコンパニオン・サイトあり.
Boris Mirkin (2005年4月刊行,Chapman & Hall/CRC Press,ISBN:1584885343) UPGMAもすべて“過去のもの”にしてしまうということか? “K-means法”と“Ward法”によるクラスター分析の理論書
黒田龍之助 (1998年12月20日刊行,現代書館,ISBN:4768467431) 【目次】 文字は怖くない! まえがきにかえて 5 第1章:スラヴ語学入門 13 第2章:中世スラヴ語世界への旅 71 第3章:文字をめぐる物語 141 第4章:現代のスラヴ諸語 181 あとがき 235
野家啓一 (2005年2月16日刊行,岩波現代文庫・学術139,ISBN:4006001398) 【目次】 序 「歴史の終焉」と物語の復権 1I 第1章 「物語る」ということ:物語行為論序説 16 第2章 物語と歴史のあいだ 97 第3章 物語としての歴史:歴史哲学の可能性と不可能…
Marc Ereshefsky (2001年,Cambridge University Press, Cambridge, x+316 pp., ISBN:0521781701) 【書評】※Copyright 2004 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved本書は,種問題(the species problem)ならびに分類問題(the taxonomy problem)を俎…