2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『宮崎俊三鉄道紀行全集 1:国内紀行 I』

宮崎俊三 (1998年12月25日刊行,角川書店,東京, 1 color plate + 482 pp., ISBN:4-04-574401-0 ※CD-ROM付き)全6巻の〈宮崎俊三鉄道紀行全集〉はけっきょく初回発売のこの第1巻しか買わなかった.収録作品は『時刻表2万キロ』(1978年7月,河出書房新社)…

『〔増補版〕時刻表昭和史』

宮脇俊三 (1987年8月30日刊行,角川書店,東京, 299 pp., ISBN:4-04-883481-9)元本:宮脇俊三『時刻表昭和史』(1980年7月刊行,角川書店[角川選書],東京)の増補改訂版.

『読む・打つ・書く』書評拾い(51)

三中信宏 (2021年6月15日第1刷刊行|2021年10月5日第2刷刊行,東京大学出版会[東京大学出版会創立70周年記念出版],東京,xiv+349 pp., 本体価格2,800円(税込価格3,080円), ISBN:978-4-13-063376-5 → コンパニオン・サイト|版元ページ) @suoh_0503 ツ…

『稀書探訪』

鹿島茂 (2022年5月25日刊行,平凡社,東京, 331 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-582-83899-2 → 版元ページ)ANAに搭乗したときは機内誌『翼の王国』でこの連載を欠かさず読んでいた.全144回の連載記事が単行本として束ねられたのはとてもよいこと.

『大地の五億年:せめぎあう土と生き物たち』

藤井一至 (2022年7月5日刊行,山と渓谷社[ヤマケイ文庫],東京, 308 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-635-04943-6 → 版元ページ)原書は2015年のヤマケイ新書.文庫化に際して掲載写真をオールカラー化したとのこと.ご恵贈ありがとうございました.

『〔学研の図鑑 LIVE〕昆虫 新版』

丸山宗利(総監修) (2022年7月5日刊行,学研プラス,東京, 315 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-05-205176-0 → 版元ページ)小学生から読めるフルカラー昆虫図鑑.どのページも見飽きない写真の数々.先日届いた宮正樹(総監修)・佐土哲也・小枝圭太(…

『Everything Flows: Towards a Processual Philosophy of Biology』目次

Daniel J. Nicholson and John Dupré (eds.) (2018年6月刊行,Oxford University Press, Oxford, xvi+386 pp., ISBN:978-0-19-877963-6 [hbk] → 版元ページ[pdf: open access])【目次】 Acknowledgements vii Contributors ix Foreword — Johannes Jaege…

『じゃりン子チエ 29』

はるき悦巳 (2022年6月19日刊行,双葉社[双葉文庫・は-04-82],東京, 本体価格800円, 404 pp., ISBN:978-4-575-72828-6 → 版元ページ)

『宇宙開発をみんなで議論しよう』

呉羽真・伊勢田哲治(編) (2022年6月30日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, iv+249 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-8158-1091-7 → 版元ページ)

『歴史学の擁護』

リチャード・J・エヴァンズ[今関恒夫・林以知郎・與田純訳] (2022年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・エ-18-1],東京, 564 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-480-51116-4 → 版元ページ) 1999年の元本は『歴史学の擁護:ポストモダニズムとの対…

『ロシア文学の食卓』

沼野恭子 (2022年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・ぬ-1-1],東京, 32 color plates + 260 pp., 本体価格950円, ISBN:978-4-480-43732-7 → 版元ページ)

『生命機械が未来を変える:次に来るテクノロジー革命「コンバージェンス2.0」の衝撃』

スーザン・ホックフィールド[久保尚子訳] (2022年6月30日刊行,インターシフト,東京, 257 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7726-9576-3 → 版元ページ)

『宇宙開発をみんなで議論しよう』

呉羽真・伊勢田哲治(編) (2022年6月30日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, iv+249 pp., 本体価格2,700円, ISBN: 978-4-8158-1091-7 → 版元ページ)

『角川の集める図鑑 GET!魚』

宮正樹(総監修)・佐土哲也・小枝圭太(監修) (2022年6月8日刊行,KADOKAWA,東京, 223 pp., 本体価格2,000円, ISBN: 978-4-04-111853-5 → 版元ページ)A4変形判の巨大なお魚図鑑をご恵贈いただきました.こんなフルカラー本をなぜ「定価2,000円」で出せ…

『もうひとつのキタキツネ物語:キツネとヒトの多様な関係』目次

塚田英晴 (2022年4月15日刊行,東京大学出版会,東京, viii+287+59 pp., 本体価格4,200円, ISBN:978-4-13-063953-8 → 版元ページ)「都市ギツネ」という言葉は初見.ここでもまた “ワンヘルス” というキーワードが登場する.【目次】 はじめに i 序章 「キ…

『北海道廃線紀行:草原の記憶をたどって』感想

芦原伸 (2022年5月15日刊行,筑摩書房[筑摩選書・0230],東京, 286+x pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-480-01748-2 → 版元ページ)カバージャケットを見ただけでは筑摩選書の一冊とはわからない.北海道の廃線探訪本といえば十年前に読んだ:工藤裕之『…

『北海道廃線紀行:草原の記憶をたどって』目次

芦原伸 (2022年5月15日刊行,筑摩書房[筑摩選書・0230],東京, 286+x pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-480-01748-2 → 版元ページ)【目次】I 道北 11 第1章 さいはての天と地をゆく——天北線 12 第2章 消えたにしん列車——羽幌線 31 第3章 流氷街道をゆく…

『メランコリーの文化史:古代ギリシアから現代精神医学へ』目次

谷川多佳子 (2022年6月7日刊行,講談社[講談社選書メチエ・766],東京, 213 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-06-528014-0 → 版元ページ)【目次】 まえがき 3 第1章 古代から中世へ 13 第2章 ルネサンスと宗教改革 59 第3章 近代の始まり 105 第4章 現…

『ウィトゲンシュタインと言語の限界』目次

ピエール・アド[合田正人訳|古田徹也解説] (2022年6月7日刊行,講談社[講談社選書メチエ・765],東京, 203 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-06-528362-2 → 版元ページ)何と5人目のヴィトゲンシュタインさんがいらっしゃった.【目次】 凡例 4 序 7 …

『ルネサンス:情報革命の時代』書評

桑木野幸司 (2022年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1655],東京, 349 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-480-07474-4 → 目次|版元ページ)これまでの読書メモをまとめて束ねました. 【書評】※Copyright 2022 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserv…

『反哲学的断章:文化と価値』

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン[丘沢静也訳] (1999年8月20日刊行,青土社,東京, 241+xvi pp., ISBN:4-7917-5732-7 → 版元ページ)ウィトゲンシュタインの格言集改訂版:Ludwig Wittgenstein[Edited by Georg H. von Wright]『Vermischte Bemerkun…

『反哲学的断章』

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン[丘沢静也訳] (1981年12月15日刊行,青土社,東京, 240+ii pp.)ウィトゲンシュタインの格言集:Ludwig Wittgenstein[Edited by Georg H. von Wright]『Vermischte Bemerkungen』(1977年刊行,Suhrkamp Verlag, Fra…

『Culture and Value: A Selection from the Posthumous Remains』

Ludwig Wittgenstein[Edited by Georg H. von Wright/Translated by Peter Winch] (1998年刊行,Blackwell Publishing, Oxford, ノンブルは列記不能, ISBN:978-0-631-20571-5 [pbk] → 版元ページ)旧版:Ludwig Wittgenstein[Edited by Georg H. von Wr…

『Culture and Value』

Ludwig Wittgenstein[Edited by Georg H. von Wright/Translated by Peter Winch] (1980年刊行,The University of Chicago Press, Chicago, xi, 1-94, 1e-87e, ISBN:978-0-226-90435-1 [pbk] → 版元ページ)1914年〜1951年にいたるウィトゲンシュタイン…

『進化を超える進化:サピエンスに人類を超越させた4つの秘密』

ガイア・ヴィンス[野中香方子訳] (2022年6月10日刊行,文藝春秋,東京, 404 pp., 本体価格2,500円, ISBN: 978-4-16-391553-1 → 版元ページ)

『理論分類学の曙』ふたたび

八馬高明 (1987年7月25日刊行,武田書店,東京,xx+282 pp.,ISBN:4-88689-000-8) あるツイートで言及されていた.奇書中の奇書です.ワタクシの書庫の “神棚” にも安置されています.うん,読んでもよくわかりません.「分類の本」には人生観や世界観を大…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(25)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 一条真也の新ハートフル・ブログ「『読書とは何か』」(2022年5月30日) https://shin…

『実験計画法〔POD版〕』

Romald A. Fisher[遠藤健児・鍋谷清治訳] (2013年1月,森北出版,東京, 定価4,620円, ISBN:978-4-627-09019-4 → 版元ページ)半世紀前に出版された:Romald A. Fisher[遠藤健児・鍋谷清治訳]『実験計画法』(1971年9月30日刊行,森北出版,東京, x+266 …

『「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた:「ネコの空中立ち直り反射」という驚くべき謎に迫る』目次

グレゴリー・J・グバー[水谷淳訳] (2022年5月31日刊行,ダイヤモンド社,東京, 486 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-478-10937-3 → 版元ページ) “ネコひねり” で500ページ本! ネコ,おそるべし.ご恵贈感謝です. 【目次】 はじめに 猫はおかしい 2 …

『Species Problems and Beyond: Contemporary Issues in Philosophy and Practice』近刊

John S. Wilkins, Frank E. Zachos, and Igor Ya. Pavlinov (eds.) (2022年6月刊行予定,CRC Press[Series: Species and Systematics], Boca Raton, ISBN:978-0-3674-2537-1 [hbk] / ISBN:978-1-0322-2147-2 [pbk] → 版元ページ)