2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『増補版 うまい日本酒をつくる人たち:酒屋万流』

増田晶文 (2019年10月8日刊行,草思社[草思社文庫・ま-1-5],東京, 323 pp., 本体価格900円, ISBN:9784794224187 → 版元ページ)一昨年に出た本の増補文庫化.群馬県川場村の土田酒造が追加された.

『ジョン・グールドの鳥類図譜:19世紀 描かれた世界の鳥とその時代』

玉川大学教育博物館 (2019年10月5日刊行,玉川大学教育博物館,東京, 236 pp., 税込価格2,000円)玉川学園創立90周年記念特別展〈ジョン・グールドの鳥類図譜:19世紀 描かれた世界の鳥とその時代〉図録.池袋・東京芸術劇場で恐竜の子孫たちがその美を競っ…

『恐竜博2019図録』

真鍋真(監修)2019年7月13日(土)〜10月14日(月)に国立科学博物館で開催された〈恐竜博2019〉の図録.出版日も何も記されていない典型的な “灰色文献” .書誌情報がないなんてもったいないなあ.会場での税込価格は2,200円だった.

『書物学・第17巻:編集文献学への誘い』

勉誠出版編集部(編) (2019年9月20日刊行,勉誠出版,東京, 本体価格1,500円, ISBN:9784585207177 → 版元ページ)

『哲学者マクルーハン:知の抗争史としてのメディア論』

中澤豊 (2019年10月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・713],東京, 253 pp., 本体価格1,750円, ISBN:9784065175019 → 版元ページ)

『新しい哲学の教科書:現代実在論入門』

岩内章太郎 (2019年10月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・712],東京, 285 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784065173947 → 版元ページ)

『元素手帳2020』

化学同人編集部(編)・寄藤文平(絵) (2019年10月30日刊行,化学同人,京都, 本体価格1,200円, ISBN:9784759820119 → 版元ページ)

『ぼくたちはこうして学者になった:脳・チンパンジー・人間』

松本元・松沢哲郎 (2019年10月16日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・社会314],東京, iv+261 pp., 本体価格1,080円, ISBN:9784006033149 → 版元ページ)

『「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている』

ジェイムズ・スーズマン[佐々木知子訳] (2019年10月25日刊行,NHK出版,東京, 16 color plates + 398 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784140817964 → 版元ページ)

『兜太 TOTA vol.3:〈特集〉 キーンと兜太――俳句の国際性』

(2019年9月30日刊行,藤原書店,東京, 8 color plates +199 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784865782400 → 版元ページ)

『いのちの森づくり:宮脇昭 自伝』

宮脇昭 (2019年10月10日刊行,藤原書店,東京, 8 color plates + 421 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784865782301 → 版元ページ)

『完本 忍秘伝』目次

中島篤巳(訳註) (2019年9月13日刊行,国書刊行会,東京, 463 pp., 本体価格4,500円, ISBN:9784336063731 → 版元ページ)【目次】忍秘伝はじめに 11 巻目録 53 巻之一 56 巻之二 69 巻之三 118 巻之四 155 資料 忍秘伝 原本 237忍道梯楷論和漢忍利證語抄は…

『芸術愛好家たちの夢:ドイツ近代におけるディレッタンティズム』目次

佐藤直樹(編) (2019年9月5日刊行,三元社,東京, 367+45 pp., 本体価格4,800円, ISBN:9784883034949 → 版元ページ)【目次】序章 ディレッタント研究のために ディレッタント研究序説――その歴史と展開の見取り図[佐藤 直樹] 8第1章 ディレッタント前史―…

『史上最恐の人喰い虎:436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター』目次

デイン・ハッケルブリッジ[松田和也訳] (2019年9月10日刊行,青土社,東京, 274 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784791772087 → 版元ページ)【目次】 プロローグ 7 序 らしくないハンターたち 11第1部 ネパール 17第1章 虎に関する全て 19 第2章 人喰い虎…

『科学者が消える:ノーベル賞が取れなくなる日本』目次

岩本宣明 (2019年10月10日刊行,東洋経済新報社,東京, 286 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784492223901 → 版元ページ)【目次】 はじめに 1 第1章 憧れだったノーベル賞 15 第2章 研究者がいなくなる —— 空洞化する大学院博士課程 49 第3章 衰弱している日…

『リクルートスーツの社会史』目次

田中里尚 (2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:9784791772063 → 版元ページ)【目次】 序章 リクルートスーツとは何か 7 第1章 「背広」が意味したもの 43 第2章 学生服からスーツスタイルへ 81 第3章 「女らしさ」とス…

『生物の中の悪魔:「情報」で生命の謎を解く』目次

ポール・デイヴィス[水谷淳訳] (2019年9月6日刊行,SBクリエィティブ,東京, viii+316 pp., 本体価格2,400円, ISBN:9784815601591 → 版元ページ)【目次】 はしがき 1 第1章 生命とは何か 7 第2章 悪魔の登場 35 第3章 生命のロジック 87 第4章 進化論二…

『母なるひとびと:ありのままのアイルランド』

アリス・テイラー[高橋歩訳] (2019年9月30日刊行,未知谷,東京, 239 pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784896425895 → 版元ページ)

『生態写真集 キタリス』

竹田津実 (2019年9月25日刊行,新潮社,東京, 191 pp., 本体価格3,300円, ISBN:9784104473038 → 版元ページ)

『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』

多田麻美/張全(写真) (2019年10月25日刊行,亜紀書房,東京, 8 color plates + 271 pp., 本体価格1,900円, ISBN:9784750516127 → 版元ページ)

『発酵野郎!:世界一のビールを野生酵母でつくる』目次

鈴木成宗 (2019年7月25日刊行,新潮社,東京, ix+214 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784103527411 → 版元ページ)1990年代の地ビールブーム興亡から現在のクラフトビール全盛への歴史が語られている.【目次】 はじめに 3 1章 餅屋で終わってたまるか 21 2章…

『脱毛の歴史:ムダ毛をめぐる社会・性・文化』目次

レベッカ・M・ハージグ[飯原裕美訳] (2019年7月20日刊行,東京堂出版,東京, 343 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784490210149 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございます.生やすのも抜くのも歴史が絡みつく.【目次】 序論 やむを得ない苦痛 9 第1章 毛の…

『トウガラシ大全:どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか』感想

スチュアート・ウォルトン[秋山勝訳] (2019年9月24日刊行,草思社,東京, 311 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784794224149 → 目次|版元ページ)辛さ耐性のないワタクシには本書を読み進むのはつらい “修行” だ.トウガラシの辛さはスコヴィル単位(SHU)…

D'Arcy Wentworth Thompson 訳『Historia Animalium』

Aristotle[translated by D'Arcy Wentworth Thompson] (1910年刊行,Oxford at the Clarendon Press)マサチューセッツ州リンの古書店〈Saul54〉から着便.どこかの図書館の除籍本.オクスフォード版アリストテレス全集〈The Works of Aristotle Translat…

『Aristoteles Graece ex recognitione Immanuelis Bekkeri, 1831. Aristotelis Opera edidit Academia Regia Borussica, Volumen Prius』

Archive.org: https://archive.org/details/aristotelisopera01arisrich/page/n7 いわゆる「Bekker版」アリストテレス全集の第1巻.これに付けられた「Bekker数」は後代のアリストテレス全集でもつねに参照されている.こんな機会でもなければギリシア語のア…

『身体の植民地化:19世紀インドの国家医療と流行病』目次

デイヴィッド・アーノルド[見市雅俊訳] (2019年9月20日刊行,みすず書房,東京, viii+320+xxxii pp., 本体価格7,600円, ISBN:9784622088516 → 版元ページ)原書は25年前に出た.植民地医療史の古典的研究との位置づけ.【目次】 日本語版によせて v 謝辞 …

『言語哲学から形而上学へ:四次元主義哲学の新展開』目次

中山康雄 (2019年9月20日刊行,勁草書房,東京, xiv+279+xviii pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784326154623 → 版元ページ)メレオロジー(「部分全体論」)について書かれているのでつい手に取ったのだが,ワタクシはこの “山” から生きて帰ってこれるのだろ…

『モービー・ダック』読売新聞書評

ドノヴァン・ホーン[村上光彦・横濱一樹訳] (2019年7月15日刊行,こぶし書房,東京, 654 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784875593515 → 目次|版元ページ) https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2019/09/27/051740 読売新聞大評が公開された:三中信…

『消えゆく砂浜を守る:海岸防災をめぐる波との闘い』目次

コーネリア・ディーン[林裕美子・宮下純・堀内宜子訳] (2019年9月20日刊行,地人書館,東京, x+444 pp., 本体価格3,600円, ISBN:9784805209318 → 版元ページ)原書は20年前の出版だが,侵食される砂浜の保全と復元についての本.【目次】 プロローグ 1 第…

『クモのイト』目次

中田兼介 (2019年9月26日刊行,ミシマ社,東京, 196 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784909394262 → 版元ページ)前回の地引網でもクモ本が上がったけど,今年は蜘蛛が豊漁?【目次】 はじめに 2 この本に出てくる主なクモたち 12 第1章 クモと人間の不思議な…