『温泉旅行の近現代』目次

高柳友彦 (2023年12月1日刊行、吉川弘文館、東京、218 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-642-05982-4 → 版元ページ)【目次】 温泉旅行という文化―プロローグ 1温泉旅行の黎明 江戸・明治期 近世の温泉利用 8 幕末から明治初期 22 整備される道、宣伝され…

『ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ —— 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う』目次

アシュリー・ウォード[夏目大訳] (2024年3月26日刊行、ダイヤモンド社、東京, 729 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-478-11628-9 → 版元ページ)700ページ超のブロックみたいな鈍器本。【目次】 はじめに 4 1章 氷と嵐の世界に棲む謎の生物 29 2章 シ…

『奇跡の薬16の物語:ペニシリンからリアップ、バイアグラ、新型コロナワクチンまで』目次

キース・ベロニーズ[渡辺正訳] (2024年3月10日刊行、化学同人、京都, viii+279 pp., 本体価格2,600円, ISBN: 978-4-7598-2357-8 → 版元ページ)【目次】 序章 創薬のいま 1 1章 ペニシリン──元祖・抗生物質 25 2章 キニーネ──熱帯林の贈り物 43 3章 アス…

『生命はゲルでできている』目次

長田義仁 (2024年3月14日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・325],東京, vi+128 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-00-029725-7 → 版元ページ)【目次】 1 世界はゲルに満ちている 1 2 ゲルをつくる 19 3 ゲルが示す不思議なふるまい 39 4 ゲルは…

『The Philosophy of Evolutionary Theory: Concepts, Inferences, and Probabilities』目次

Elliott Sober (2024年2月刊行、Cambridge University Press, Cambridge, xviii+288 pp., ISBN:978-1-009-37603-7 [hbk] → 版元ページ)【目次】 List of Figures x List of Tables xiii Preface xv Acknowledgments xviii 1. A Darwinian Introduction 1 2…

『富士日記の人びと:武田百合子を探して』目次

校條剛 (2023年5月30日刊行、河出書房新社、東京, 220 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-309-03104-0 → 版元ページ)半世紀以上も前に書かれた武田百合子『富士日記(上・下):不二小大居百花庵日記』(1977年10〜12月刊行、中央公論社、東京)の現代ガイ…

『ポスト戦後日本の知的状況』目次

木庭顕 (2024年3月12日刊行,講談社[講談社選書メチエ・798],東京, 359 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-535234-2 → 版元ページ)【目次】 はしがき 3 序 11 第I章 与次郎 25 第II章 戦前期(一八九五―一九四五年) 57 第III章 戦後期(一九四五―七…

『快読 ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』』目次

森一郎 (2024年3月12日刊行,講談社[講談社選書メチエ・797],東京, 499 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-06-535233-5 → 版元ページ)【目次】 まえおき――「神は死んだ」から始まる物語 3I 第一部を読む――超人思想と徳1 「ツァラトゥストラの序説」 14…

『日本書道史新論——書の多様性と深みを探る』目次

魚住和晃 (2024年3月10日刊行、筑摩書房[ちくま新書・1783]、東京, 334 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-480-07601-4 → 版元ページ)【目次】 まえがき 7 第1章 二つの古代鉄剣象嵌銘 17 第2章 聖徳太子『法華義疏』の書法 39 第3章 吉備真備の書法 81 …

『鳥が人類を変えた――世界の歴史をつくった10種類』目次

スティーヴン・モス[宇丹貴代実訳] (2024年2月28日刊行、河出書房新社、東京, 292 + 44 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-309-22913-3 → 版元ページ)【目次】 序 7 第1章 ワタリガラス 15 第2章 ハト 47 第3章 シチメンチョウ 77 第4章 ドードー 101 第…

『紫式部集:付 大弐三位集・藤原惟規集』目次

南波浩校注 (1973年10月16日刊行、岩波書店[岩波文庫・黄15-8]、東京, 233 pp., 本体価格780円, ISBN: 978-4-00-300158-5 → 版元ページ)【目次】 凡例 3校定紫式部集(定家本系) 9補遺 70古本系紫式部集(陽明文庫蔵) 77歌序対照表 111 大弐三位集(宮…

『音と脳:あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』目次

ニーナ・クラウス[伊藤陽子訳] (2024年3月13日刊行、紀伊國屋書店、東京, 375 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-314-01203-4 → 版元ページ)【目次】 序章 サウンドマインド——音と脳の協調関係 9第 I 部 音の働き 23 第1章 頭の外の信号 24 第2章 頭の中…

『「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか:リュウグウの石の声を聴く』目次

橘省吾 (2024年2月20日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・324],東京, xiv+134+2 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029724-0 → 版元ページ)【目次】 はじめに iii 1 なぜ、地球の外へ 1 2 「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ 13 3 リュウグウへ…

『マビヨン通りの店』目次

山田稔 (2010年10月17日刊行、編集工房ノア、大阪, 205 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-89271-186-2)このエッセイ集には、多田謡子の父親が登場する:「転々多田道太郎」(pp. 176-202)。【目次】 富来 6 マビヨン通りの店 18 シャンソンの話 30 ニー…

『こないだ』目次

山田稔 (2018年6月1日刊行、編集工房ノア、大阪, 285 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-89271-292-0)所収されている “ポルトレ” のひとつが「ある祝電——多田謡子さんのこと」(pp. 100-110)だった。【目次】Iある講演会 10 手招き 24 〈あと一円〉の友情…

『謡子追想:人は愛と闘いに生きられるのか』目次

久下格 (1997年6月30日刊行、教育史料出版会、東京, 266 pp., 本体価格1,700円, ISBN:4-87652-314-2)早逝した弁護士・多田謡子(1957-1986)のパートナーの手になる伝記私小説。最初の序文と最後のあとがきを除く本書の本文(pp. 7-254)については、著者…

『はじめての統計的因果推論』目次

林岳彦 (2024年2月28日刊行、岩波書店、東京, xiv+267 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-00-005842-1 → 版元ページ)最近、外堀を “因果推論本” たちで埋められつつある気がして寝ていてもうなされる。 “統計陰陽師” が昼に夜に “呪い” をかけているにちが…

『多田道太郎:文学と風俗研究のあいだ』目次

山田稔・黒川創(編) (2023年12月2日刊行、編集グループSURE、京都, 174 pp., 本体価格2,400円, ISBNなし → 版元ページ)さくっと読了。こういうタイプの大学教員はまちがいなく “野生絶滅” している。【目次】第一部 多田道太郎とは何者だったか?[山田…

『ハクビシンの不思議:どこから来て、どこへ行くのか』目次

増田隆一 (2024年1月15日刊行、東京大学出版会、東京, vi+123+10 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063958-3 → 版元ページ)【目次】 序章 ハクビシンの不思議を探る 1 第1章 ハクビシンとはどんな動物か 4 第2章 日本のハクビシン 33 第3章 台湾から日…

『物ぐさ道草:多田道太郎のこと』目次

荒井とみよ (2023年3月15日刊行、編集工房ノア、大阪, 252 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-89271-366-8)【目次】一章 「日本小説を読む会」 7山田稔という相方 8 「私は沢田閏に似ている」 40ニ章 兵隊体験 57「戦争をどう通ったか 豆自分史」 58 野間…

『〈序文〉の戦略 文学作品をめぐる攻防』目次

松尾大 (2024年2月13日刊行,講談社[講談社選書メチエ・795],東京, 300 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-06-534598-6 → 版元ページ)【目次】 序 論第I部 序文の防御戦略を記述するさまざまな理論第1章 伝統レトリック 16 第2章 メタ談話 42 第3章 ポ…

『カタチの由来、データの未来:三次元計測の人類史学』目次

中尾央(編著) (2024年2月20日刊行、勁草書房、東京, xii+194 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-326-24854-4 → 版元ページ ) 2D/3D形態測定学の章は役に立ちそう。ワタクシ的には第2章「データの公開と共有」(田村光平・中尾 央)に惹かれている。【目…

『GREEK TO ME:カンマの女王のギリシャ語をめぐる向こう見ずで知的な冒険』目次

メアリ・ノリス[竹内要江訳] (2024年1月15日刊行、左右社、東京, 238 pp., 本体価格2,400円, ISBN: 978-4-86528-403-4 → 版元ページ)前著:メアリ・ノリス[有好宏文訳]『カンマの女王:「ニューヨーカー」校正係のここだけの話』(2021年1月10日刊行,…

『紫式部日記』目次

池田亀鑑・秋山虔校注 (1964年11月16日刊行、岩波書店[岩波文庫・黄15-7]、東京, 102 pp., 本体価格500円, ISBN: 978-4-00-300157-8 → 版元ページ)【目次】 凡例 3 紫式部日記 5 補注 91 藤原氏関係系図 99 源氏関係系図 100 付記 101

『ゴキブリ・マイウェイ:この生物に秘められし謎を追う』目次

大崎遥花 (2023年12月20日刊行、山と溪谷社、東京, 7 color plates + 271 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-635-06315-9 → 版元ページ)知ってるお名前がちらほらと。【目次】 カラー口絵(7 pp.) はじめに 2 第1章 やんばるの地に降り立つ 19 第2章 謎の…

『昆虫絶滅』目次

オリヴァー・ミルマン[中里京子訳] (2023年12月15日刊行、早川書房、東京, 292 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-15-210289-8 → 版元ページ)【目次】 プロローグ 1 精妙なダンス 10 2 勝者と敗者 38 3 “ゼロ・インセクト・デイ” 73 4 殺虫剤のピー…

『計測の科学:人類が生み出した福音と災厄』目次

ジェームズ・ヴィンセント[小坂恵理訳] (2024年1月10日刊行、築地書館、東京, 380 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-8067-1661-7 → 版元ページ)【目次】 はじめに 8 第1章 文明の発展と計測 27 第2章 融通の利く計測 57 第3章 世界を測る 83 第4章 計測…

『情報哲学入門』目次

北野圭介 (2024年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・793],東京, 266 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-534597-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3 序章 情報という問い 17第I部 情報がもたらす未来 第1章 情報と技術の未来 29 第2章 情報と経…

『神武天皇の歴史学』目次

外池昇 (2024年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・794],東京, 263 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-534464-4 → 版元ページ)【目次】序章 現代の神武天皇 9 1 歴史学のなかの神武天皇 10 2 歴史教科書にみる神武天皇 16 3 神武天皇陵と橿原神…

『百間外伝 これくん風到来』

山本一生 (2024年1月10日刊行、中央公論新社、東京, iv+471 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-12-005732-8 → 版元ページ)前著:山本一生『百間、まだ死なざるや:内田百間伝』(2021年6月25日刊行,中央公論新社,東京, vi+567 pp., 本体価格3,600円, ISB…