『虫と仕事がしたい!』目次

丸山宗利・柳澤静磨(編著) (2025年10月30日刊行、河出書房新社[14歳の世渡り術]、東京, 221 pp., 本体価格1,540円, ISBN:978-4-309-61780-0 → 版元ページ)昨夜遅く届いた最新巻。なんだかよく知っているお名前がちらほらと、なんで夫婦で別々に登場す…

『日本の島々,昔と今』目次

有吉佐和子 (2009年2月17日刊行、岩波書店[岩波文庫・緑180-2]、東京, 518 pp., 本体価格1,240円, ISBN:978-4-00-311802-3 → 版元ページ)寝読み本として読了。この本は1970年代後半から80年代はじめにかけての日本の離島をめぐった著者晩年のルポルター…

『食生活雑考』目次

宮本常一 (1977年3月31日刊行、未來社[宮本常一著作集・24]、東京, 314 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-624-92424-9 → 版元ページ)読了。日本の食文化の歴史をたどった本。食材・調理・作法など、日本食の「伝統」なるものがどのようにして形成されて…

『知里幸惠——日記・書簡集』目次

知里幸惠 (2025年8月25日刊行、KADOKAWA[角川ソフィア文庫・D-135-1]、東京, 395 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-04-400834-5 → 版元ページ)【目次】 凡例 5日記類 日記帳 8 出納帳 106 日誌帳 112手紙類 手紙 144 発信受信記録 294資料 『アイヌ神謡…

『早田文藏 BUNZO HAYATA』目次

大場秀章 (2017年3月刊行、行政院農業委員會林業試驗所[TFRI Extension Series: 272]、台北, XII+195 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-986-05-1849-8 → 版元ページ|TFRI_Ext_272.pdf[pdf: open access])植物分類学者・早田文藏の伝記としては:吳永華…

『奇のくに風土記』読了

木内昇 (2025年6月10日刊行、実業之日本社、東京, 324 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-408-53881-5 → 版元ページ)寝読み本として読了。江戸時代の紀州での本草学・博物学というテーマに惹かれる。最初、手に取ったときは南方熊楠がらみの本かと思い違い…

『宮本常一著作集第31巻 旅にまなぶ』目次

宮本常一[田村善次郎編] (1986年8月10日刊行、未來社、東京, 313 pp., ISBN:978-4-624-92431-7 → 版元ページ)人間環境大学松山道後キャンパスの図書館には、未來社の〈宮本常一著作集〉がずらりと並んでいる。とりあえず5冊借り出してきた。宮本常一の出…

『その本はまだルリユールされていない』読了

坂本葵 (2025年3月24日刊行、平凡社、東京, 238 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-582-83982-1 → 版元ページ)寝読み本として読了。ふだんは小説は読まないのだが、タイトルの “ルリユール” に袖を引かれたのかもしれない。製本術としてのルリユールにつ…

『遺伝子は不滅である』目次

リチャード・ドーキンス[大田直子訳] (2025年7月25日刊行、早川書房、東京, 383 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-15-210444-1 → 版元ページ)【目次】 マイク・カレン(1927〜2001年)を感謝とともに追悼して 3 第1章 動物を読み取る 7 第2章 「絵画」…

『一銭五厘たちの横丁』読了

児玉隆也[著]|桑原甲子雄[写真] (2025年6月10日刊行、筑摩書房[ちくま文庫・こ-59-1]、東京, 281 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-480-44039-6 → 版元ページ)読了。 “一銭五厘” の「赤紙」で招集された軍人たちと東京の下町に遺された家族の物語…

『世界は進化に満ちている』目次

深野祐也 (2025年6月20日刊行、岩波書店[岩波科学ライブラリー・334]、東京, vi+141+3 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029734-9 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございました。生物進化はいつも時空の遠いところで起こっているわけではなく、すぐそ…

『日本民俗分布論——民俗地図のリテラシー』目次

安室知 (2022年2月24日刊行、慶友社、東京, 2 plates + X +287 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-87449-098-3 → 版元トップページ)【目次】 口絵(2 plates) まえがき 1第 I 部 民俗分布からの発想―民俗地図のはじまり 11 I-1章 民俗地図のはじまり―周圏…

『蜘蛛——なぜ神で賢者で女なのか』目次

野村育世 (2025年6月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・826]、東京, 317 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-06-539550-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに——人は蜘蛛をどう見てきたか 3第1章 遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛 191 蜘蛛はどんな生きものか 20 2…

『生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン』目次

[新][目]『生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン』 リチャード・ローズ[的場知之訳] (2025年6月12日刊行、草思社、東京, 366 + xxxii pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-7942-2780-5 → 版元ページ)【目次】第1章 標本の日々 9旅の心残り 14 …

『イタリア食紀行 —— 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』目次

大石尚子 (2025年4月25日刊行、中央公論新社[中公新書・2853]、東京, 4 color plates + 264 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-12-102853-2 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(4 plates) はじめに —— 食と社会の未来を求めて i第1章 身土不二 —— 地域…

『ダウンタウン・ヒーローズ』目次

早坂暁 (1986年9月20日刊行、新潮社、東京, 284 pp., ISBN:4-10-363601-7)自伝的小説はいつもはほとんど読まないのだが(小説というものは基本読まない)、旧制松山高等学校と道後温泉(とくに松ヶ枝遊廓)についてよくわかると教えられて読了。これを映画…

『大阪ことばの謎』目次

金水敏 (2025年5月5日刊行、SBクリエイティブ[SB新書・691]、東京, 255pp., 本体価格950円, ISBN:978-4-8156-2471-2 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3第一章 大阪人のしゃべりはなぜ軽快か——大阪弁のリズム 15【コラム1】ちゃうちゃうちゃうんちゃう?…

『啓蒙の海賊たち —— あるいは実在したリバタリアの物語』目次

デヴィッド・グレーバー [酒井隆史訳] (2025年4月23日刊行, 岩波書店、東京, xxxiv+179+17 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-00-061685-0 → 版元ページ)【目次】序文 v (とびきり)ラディカルな啓蒙主義 xxi第一部 マダガスカル北東部の海賊と偽王 1 海…

『裸のネアンデルタール人 —— 人間という存在を解き明かす』目次

リュドヴィック・スリマック[野村真依子訳] (2025年5月10日刊行, 柏書房、東京, 271 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7601-5604-7 → 版元ページ)【目次】 はじめに 9 第一章 ネアンデルタール人の正体 13 第二章 北極圏の冒険譚――マンモスの民からクジ…

『迷宮遊覧飛行』目次

山尾悠子 (2023年1月23日刊行、国書刊行会、東京, 500 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-336-07462-1 → 版元ページ)【目次】 読書遍歴のこと 序文に代えて 9〈I〉月光・擦過傷・火傷 31 綺羅の海峡 赤江瀑 33 教育実習の頃 38 東京ステーションホテル、鎌…

『「事実」の交差点——科学的対話を生む文脈を探して』詳細目次

小俣ラポー日登美(編著) (2025年3月31日刊行、ナカニシヤ出版、京都, viii+271 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-7795-1865-2 → 版元ページ)【目次】 まえがき ── それはどこの交差点だったのか(小俣ラポー日登美) i序章 すれちがうたくさんの「事実…

『「答えを急がない」ほうがうまくいく——あいまいな世界でよりよい判断をするための社会心理学』目次

三浦麻子 (2025年2月17日刊行、日経BP、東京, 304+ iii pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-296-00231-3 → 版元ページ)あさりん先生のご高著新刊が道後にも届いた! ご恵贈ありがとうございます。道後樋又で宣伝に努めます。【目次】 はじめに 3 序章 私た…

『ファンキー中国 —— 出会いから紡がれること』目次

井口淳子・山本佳奈子(編著)(2025年2月10日刊行、灯光舎、京都, iv+311 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-909992-04-8 → 版元ドットコム)前著:井口淳子『送別の餃子 —— 中国・都市と農村肖像画』(2021年10月30日刊行,灯光舎,京都, xii+210 pp., 本…

『酒造りの歴史【第5版】』目次

柚木学 (2024年12月25日刊行、雄山閣、東京, iv + 343 pp., 本体価格4,200円, ISBN:978-4-639-03023-2 → 版元ページ)大街道の三越ジュンク堂で袖を引かれた本。何度も復刊されているロングセラーとは知らなかった。【目次】 口絵 i-iv はしがき 1 第1章 近…

『おしゃべりな絶滅動物たち——会えそうで会えなかった生きものと語る未来』読了

川端裕人 (2025年1月21日刊行、岩波書店、東京, xvi+214+8 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-00-061679-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに おしゃべりな絶滅動物 v 第1章 「絶滅」を知らない時代の絶滅 ―― 一八世紀、ステラーカイギュウ 1 コラム❶ ステラ…

『「事実」の交差点——科学的対話を生む文脈を探して』目次と刊行イベント

小俣ラポー日登美(編著) (2025年3月刊行予定、ナカニシヤ出版、京都)【目次】 序章 すれちがうたくさんの「事実」(小俣ラポー日登美) 第1章 どのように事実を構築するのか? ── 歴史家の仕事(ジャン=フレデリック・ショーブ) 第2章 奇跡と科学的事…

『図書館を建てる、図書館で暮らす——本のための家づくり』目次

橋本麻里・山本貴光 (2024年12月20日刊行、新潮社、東京, 240 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-10-355991-7 → 版元ページ)今日も暖かな一日だった。こんないい日和に自宅に引きこもっているのは罪深いことなので、ひさしぶりにつくばセンターのリブロを…

『海を渡ったアライグマ——人気者がたどった道』目次

淺野玄 (2024年11月15日刊行、東京大学出版会、東京, x+170+9 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063962-0 → 版元ページ)【目次】 はじめに i 第1章 知っているようで知らないアライグマという動物 1 第2章 海を渡ったアライグマ 21 第3章 問題を起こし…

『小さなことばたちの辞書』目次

ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳] (2024年12月2日刊行、小学館、東京, 554 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-09-356735-0 → 版元ページ)つい最近出た姉妹本:ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳]『ジェリコの製本職人』(2022年10月2日刊行、小学館、…

『台湾人の歌舞伎町——新宿、もうひとつの戦後史』目次

稲葉佳子・青池憲司 (2024年10月10日刊行、筑摩書房[ちくま文庫・い-105-1]、東京, 316 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-480-43983-3 → 版元ページ)こういう「街の歴史」本には惹かれるなあ。【目次】 1960年ごろの新宿地図 6 1970年ごろの歌舞伎町地図 …