『統計学再入門 —— 科学哲学から探る統計思考の原点』目次

森元良太 (2024年9月30日刊行、近代科学社[〈統計スポットライト・シリーズ〉第7巻]、東京, 本体価格3,000円, ISBN:978-4-7649-0707-2 → 版元ページ)【目次】 統計スポットライト・シリーズ刊行の辞[島谷健一郎・宮岡悦良] i まえがき iii1. 統計学を…

『忘れられた日本人』感想と目次

宮本常一 (1984年5月16日刊行、岩波書店[岩波文庫・青164-1])、東京, 334 pp., 本体価格553円, ISBN:4-00-331641-X → 版元ページ)ワタクシが本書を読んだのはいつだろうかと検索してみたら、なんと四半世紀前の2001年12月10日にかつてのオンライン書店 …

『現代思想2024年10月臨時増刊号 総特集=ダニエル・C・デネット――1942-2024 意識と進化の哲学』目次

青土社 (2024年9月6日刊行、青土社、東京, 278 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7917-1470-4 → 版元ページ)ワタクシの寄稿:三中信宏「『ダーウィンの危険な思想』再読 —— 万能酸、スカイフック、クレーン」(pp.62-70)。【目次】discussionツールボッ…

『南方熊楠の生物曼荼羅——生きとし生けるものへの視線』目次

志村真幸[編著] (2024年2月26日刊行、三弥井書店、東京, IV+vi+325 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-8382-3414-1 → 版元ページ)【目次】 南方熊楠への招待状 i 第1章 自由ミナカタ学[安田忠典] 1 第2章 「南方二書」と紀南の神社林[田村義也] 15 …

『菌類の隠れた王国——森・家・人体に広がるミクロのネットワーク』目次

キース・サイファート[熊谷玲美訳] (2024年6月24日刊行、白楊社、東京, 351 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-8269-0260-1 → 版元ページ)【目次】 序文[ロブ・ダン] 11 菌類の名称について 17 イントロダクション ダストの中の多様性 21第I部 隠れた…

『落語速記はいかに文学を変えたか』目次

櫻庭由紀子 (2024年3月31日刊行、淡交社、京都, 223 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-473-04586-7 → 版元ページ)【目次】 はじめに 21章 演芸速記と言文一致の誕生 11速記第一号!怪談牡丹燈籠 12 三遊亭圓朝が明治にもたらしたもの 22 小説とは何か 文…

『『忘れられた日本人』の舞台を旅する——宮本常一の軌跡』目次

木村哲也 (2024年7月20日刊行、河出書房新社[河出文庫・き17-1]、東京, 343 pp., 本体価格980円, ISBN:978-4-309-42125-4 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3 1 ふるさとの島より――「私の祖父」「世間師(一)」山口県大島郡東和町長崎(現周防大島町)の…

『「絶滅の時代」に抗って——愛しき野獣の守り手たち』目次

ミシェル・ナイハウス[的場知之訳] (2024年7月10日刊行、みすず書房、東京, viii + 345 + 13 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-09710-5 → 版元ページ)【目次】 序章 イソップのツバメ 1 第1章 動物を名づけた植物学者 13 第2章 剥製師とバイソン 35…

『哺乳類の興隆史——恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで』目次

スティーブ・ブルサッテ[黒川耕大訳|日本語版監修・土屋健] (2024年7月16日刊行、みすず書房、東京, X + 403 + lxxv pp., 本体価格3,900円, ISBN:978-4-622-09701-3 → 版元ページ)【目次】 哺乳類の年表 III 哺乳類の系統樹 IV 地質時代の世界地図 V 序…

『進化生物学——DNAで学ぶ哺乳類の多様性』目次

佐藤淳 (2024年7月10日刊行、東京大学出版会、東京, iv+168 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-13-062234-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに i 第1章 美しい島 1 第2章 日本列島と進化 27 第3章 進化の痕跡 54 第4章 退化の痕跡 81 第5章 テクノロジーと進…

『薪を焚く』目次

ラーシュ・ミッティング[朝田千惠訳] (2019年11月15日刊行、晶文社、東京, 309 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-7949-7161-6 → 版元ページ)【目次】 プロローグ――年老いた男と薪 11 寒さ 19 森 55 道具 107 薪割り台 147 薪棚 175 乾燥 211 ストーブ 2…

『なぜ人はアートを楽しむように進化したのか』目次

アンジャン・チャタジー[田沢恭子訳] (2024年6月27日刊行、草思社、東京, 346 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7942-2733-1 → 版元ページ)※これは某紙からの書評依頼本。【目次】 はしがき 9 序章 17第1部 美 29第1章 美とは何か 30 第2章 魅惑的な顔 …

『外来動物対策のゆくえ:生物多様性保全とニュー・ワイルド論』目次

羽澄俊裕 (2024年6月5日刊行、東京大学出版会、東京, xii+196+4 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063961-3 → 版元ページ)【目次】 はじめに i第1章 外来種とはなにか 11 外来種の起源 1 2 生物多様性条約と外来種問題 14 3 外来生物法の誕生 26第2章 …

『〈生かし生かされ〉の自然史:共生と進化をめぐる16話』目次

渡辺政隆 (2024年5月16日刊行、岩波書店、東京, xvi+178+5 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-00-005063-0 → 版元ページ)【目次】 はじめに——朝顔の力学 vI 生きるための知恵 1 1 生きる力 3 2 プロメテウスの贈り物 11 3 相方探し 23 4 キリンのくび、パ…

『ポパー〔第2版〕 』目次

小河原誠 (2024年6月10日刊行、筑摩書房[ちくま学芸文庫・コ-54-1]、東京, 459+xx pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-480-51249-9 → 版元ページ)初版は前世紀末に出た:小河原誠『ポパー:批判的合理主義』(1997年3月10日刊行、講談社[現代思想の冒険…

『Kingdoms, Empires, and Domains: The History of High-Level Biological Classification』目次

Mark A. Ragan (2023年7月刊行、Oxford University Press, Oxford, xx+831 pp., ISBN:978-0-19-764303-7 [hbk] → 版元ページ)生物高次分類体系の歴史をたどった大著。850ページの鈍器本。旧知の著者から送ってもらった。Thanks, Mark!【目次】 Plate ii Ep…

『日本語・琉球諸語による 歴史比較言語学』目次

平子達也、五十嵐陽介、トマ・ペラール (2024年3月19日刊行、岩波書店、東京, xii+144 pp., 本体価格3,600円, ISBN: 978-4-00-025677-3 → 版元ページ)【目次】 まえがき v第1章 言語史研究における比較方法の位置づけ 1 1.1 最も古い文献に在証されるもの…

『東北地方の湯治場 【1970-1979年】[實川廣司写真集]』

實川廣司 (2024年5月15日刊行、日本リアリズム写真集団(JRP)出版局、東京, 91 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-931078-63-5)【目次】 湯治場撮影行 2-5 青荷温泉誕生物語[前青荷温泉社長 福士収蔵] 42-45 湯治場撮影地 87 あとがきにかえて 私の写真…

『数学者の思案』目次

河東泰之 (2024年6月5日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・327],東京, x+148 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-00-029727-1 → 版元ページ)【目次】 まえがき iii 数学者のなり方 1 大学の中で 53 数学のコミュニティと研究 99

『改訂版 日本ボロ宿紀行』目次

上明戸聡 (2023年1月26日刊行、鉄人社、東京, 319 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-86537-253-3 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(16 pp.) 改訂版に向けて 17 はじめに 18 第1章 昔の姿を残す青森の湯治宿 24 第2章 花巻のお馴染み宿から、遠野へ 42 …

『谷根千の編集後記』目次

森まゆみ・山﨑範子・仰木ひろみ・川原理子 (2024年6月1日刊行、月兎舎、伊勢, 254 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-907208-26-4 → 版元ページ)かつての地域雑誌『谷根千』(1984〜2009)の編集者トリオによる「編集後記」集。ワタクシはほぼコンプリー…

『富士日記を読む』目次

中央公論新社(編) (2019年10月25日刊行、中央公論新社[中公文庫・ち-8-6]、東京, 2 color plates + 301 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-12-206789-9 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(2 pp.) 第1章 その後の『富士日記』[武田百合子] 11 第2章 …

『死の貝:日本住血吸虫症との闘い』目次

小林照幸 (2024年5月1日刊行、新潮社[新潮文庫・こ-28-2]、東京, 333 pp., 本体価格670円, ISBN: 978-4-10-143322-6 → 版元ページ)【目次】 地図 4 写真 5 日本住血吸虫の生活史 6 第1章 死体解剖御願 11 第2章 猫の名は“姫” 61 第3章 長靴を履いた牛 95…

『意識と目的の科学哲学』目次

田中泉吏・鈴木大地・太田紘史 (2024年5月25日刊行、慶應義塾大学出版会[慶應義塾大学三田哲学会叢書]、東京, iv+114 pp., 本体価格700円, ISBN:978-4-7664-2962-6 → 版元ページ)【目次】 はじめに 1 第1章 意識 7 第2章 行為者性 32 第3章 目的 47 第4…

『進化の中の人間:ヒトの意識進化を哲学する』目次

坂本充 (2024年3月15日刊行、知泉書館、東京, xiv+284+10 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-86285-403-2 → 版元ページ)【目次】 まえがき v序論 3 第一節 進化について 4 第二節 存在について 15 第三節 人間の知における課題 28第一章 生物の適応機能に…

『イルカと生きる』目次

粕谷俊雄 (2024年5月15日刊行、東京大学出版会、東京, x+176+17 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-13-063960-6 → 版元ページ)【目次】 はじめに i 第1章 鯨類の歴史――陸から海へ 1 第2章 日本の鯨学の始まり 22 第3章 イルカのすむ海 31 第4章 スジイルカ…

『観光地ぶらり』目次

橋本倫史 (2024年3月31日刊行、太田出版、東京, 381 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-7783-1925-0 → 版元ページ)先日、大街道のジュンク堂で袖を引かれた。扉のカラー写真は旅館〈常盤荘〉から道後温泉本館に下る坂道。そして冒頭章は道後温泉。〈ニュー…

『植物園へようこそ』目次

国立科学博物館筑波実験植物園(編著) (2024年5月15日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・326],東京, viii+102 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029726-4 → 版元ページ)【目次】 まえがき iii 1 植物園ってどんなところ? 1 2 植物園の歩き方…

『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』目次

アリク・カーシェンバウム[穴水由紀子訳] (2024年4月17日刊行、柏書房、東京, 426 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7601-5563-7 → 版元ページ)【目次】 第1章 はじめに 7 第2章 形態 vs 機能──すべての惑星に共通するものとは? 27 第3章 動物とは何か…

『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』目次

今井むつみ (2024年5月13日刊行、日経BP、東京, 303 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-296-00095-1 → 版元ページ)人間環境大学松山道後キャンパスに送られてきた初めてのご恵贈本。【目次】 はじめに 認知科学者が教えるコミュニケーションの本質と解決策…