2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『Der gerechtfertigte Haeckel : Einblicke in seine Schriften aus Anlaß des Erscheinens seines Hauptwerkes « Generelle Morphologie der Organismen » von 100 Jahren』

Gerhard Heberer (Hrsg.) (1968年刊行,Gustav Fischer Verlag, Stuttgart, x+588 pp.) ヘッケルの『生物の一般形態学(Generelle Morphologie)』(1866)の刊行百周年記念の論文集.全体は550ページほどあるが,そのうち約450ページ(第II部)はヘッケル…

『The Sociology of Philosophies : A Global Theory of Intellectual Change』[本文目次]

Randall Collins (1998年8月刊行,Harvard University Press,ISBN:0674816471 [hbk] / ISBN:0674001877 [pbk]) 昨年の科学哲学会(札幌)で教えてもらった本.1100ページを越える電話帳.古今東西の哲学者たちの知的系譜とネットワークが随所に描かれてい…

『L'ombre des ancêtres : essai sur l'imaginaire médiéval de la parenté』

Christiane Klapisch-Zuber (2000年刊行,Librairie Arthème Fayard, Paris, 458pp with 24 plates. ISBN:2213604274 [pbk]→目次|素読未満) 第1章「Héritages antiques」に進む.著者は,古代に発祥をもつ祖型としての系譜表(「stemmata」)に着目し,そ…

『L'arbre des familles』

Christiane Klapisch-Zuber (2003年刊行,Éditions de la Martinière, ISBN:2732428256) またしても届いた「系図本」(類は友を)大きなサイズ(25cm×20cm)の「系図」写真集.もちろん,フルカラーだ.本書を一通りブラウズした感触では,いまちらちら眺…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(43)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495→詳細目次|第2刷での修正点|反響録) 久しぶりの本降りの雨もあがって,今夜からは冬型の空模様になるそうな−−まずは,超大作連続書評の登場!(すげ…

『読書の首都パリ』

宮下志朗 (1998年10月22日刊行,みすず書房,ISBN:4622046601) 読了.19世紀前半のパリで,「文学」ないし「売文」で生計を立てることについて.ゾラやバルザックのパリでの文筆生活を取り上げながら,原稿料とか出版社との関係,文壇ライフなどなど.新聞…

『古川ロッパ昭和日記・戦前篇:昭和9年−昭和15年[新装版] 』

古川ロッパ(滝大作監修) (2007年2月10日刊行,晶文社,ISBN:9784794930163) 20年前に同じ出版社から出た4巻本(1987〜89年)の新装版(価格は約半分になった).今月出た第1巻「戦前篇」は2段組で800ページ超というボリューム.古川ロッパは,戦前戦後を…

『La raison classificatoire : quinze études』

Patrick Tort (1989年4月21日刊行,Éditions Aubier[Les complexes discursifs 2], ISBN:2700718534 → 目次) 広義の「体系学」の思考基盤に関する大著.600ページほどある.今から10年ほど前にぱらぱらめくっていて何度も七転八倒した原因は,分類のス…

『La raison classificatoire : quinze études』

Patrick Tort (1989年4月21日刊行,Éditions Aubier[Les complexes discursifs 2], ISBN:2700718534) 【目次】Avertissement 7De la double racine du principe de classificationDu Marsais / Jakobson 9 Eléments pour un transcodage mathématique 3…

『きだみのる:自由になるためのメソッド』

太田越知明 (2007年2月15日刊行,未知谷,ISBN:9784896421828) 【書評】※Copyright 2007 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved この「人生」はアンタッチャブルだと思う.『気違い部落周遊紀行』で有名なきだみのる(1895-1975)の伝記.第1部は生い立…

『L'ombre des ancêtres : essai sur l'imaginaire médiéval de la parenté』

Christiane Klapisch-Zuber (2000年刊行,Librairie Arthème Fayard,ISBN:2213604274 [pbk]→目次|素読未満) まずは「Introduction」(pp. 7-16)から.本書の中で,著者は,中世ヨーロッパ社会での「家系図」(arbre généalogique)のルーツをさかのぼる…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(42)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495→詳細目次|第2刷での修正点|反響録) 昨夜遅く,厚木での東京農大・昆研の卒論発表会&飲み会から帰ってきての拾い歩き−−田中純さんの「SITE ZERO Dia…

『上海歴史散歩:レトロな建物群から国際都市の魅力を探る』

邸景一他 (2007年1月22日刊行,日経BP企画[旅名人ブックス88], ISBN:9784861302329) 外灘に,租界に,衡山路に,…….ほ.

『Meshi 飯』

福田浩(料理・著)・田島一彦(アート・ディレクション)・中西隆良(写真) (2006年6月14日刊行,ピエ・ブックス,東京, 237 pp., ISBN:4894445352) 昨年読んだ中でもっとも印象に残る「食べ物本」はコレ!:単なる「飯」の写真集と言ってしまえばそれま…

『美味礼讃(下)』

ブリア・サヴァラン (1967年9月16日刊行,岩波書店[岩波文庫:赤524-2], ISBN:400325242X) ついでに,先日の購入本 —— 誰もが知っている「美味学」の元祖本.しかし,この本,読者を厳しく選びそうですなあ.

『美味礼讃(上)』

ブリア・サヴァラン (1967年8月16日刊行,岩波書店[岩波文庫:赤524-1], ISBN:4003252411)

『大阪食堂:なにわっ子の★★★グルメ案内』

角田多佳子 (2006年6月20日刊行,平凡社,ISBN:4582833314) 読了.アウトドア図鑑のように「野外使用」される可能性のある本では“ビニール装幀”はときどき見るが,本書のような食べ物本で“ビニール装幀”されている例は他に見た記憶がない.大阪の町中を歩…

『月島物語ふたたび』

四方田犬彦 (2007年1月20日刊行,工作舎,ISBN:9784875023999) 【書評】※Copyright 2007 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 1990〜1991年に雑誌『すばる』に連載され,1992年に集英社から出た『月島物語』の復刻本.本書では復刻部分に続く「追補」…

『街角のオジギビト』

とり・みき (2007年1月25日刊行,筑摩書房,ISBN:9784480816542) 【目次】 オジギビトとはなにか。 8第1章:直立不動型のオジギビト 11 コラム1 カマボコ眼の謎 22 コラム2 オジギビト進化論 32 コラム3 オジギビトの3アイテム 46第2章:礼儀正しいオジギ…

『街角のオジギビト』

とり・みき (2007年1月25日刊行,筑摩書房,東京,172 pp., ISBN:9784480816542 → 版元ページ) 【書評】※Copyright 2007 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 読了.“オジギビト”とは工事現場で日がな一日「おじぎ」し続けている“アノ人”のことです.…

『きだみのる:自由になるためのメソッド』

太田越知明 (2007年2月15日刊行,未知谷,ISBN:9784896421828) あまりにもタイミングがよすぎて,まるでピンポイントで狙いすまされた気がする.こういうかっちりした本のつくり方は未知谷ならでは.きだみのる少年の月島生活については,「prologue 2」で…

『L'arbre des familles』

Christiane Klapisch-Zuber (2003年刊行,Editions de la Martinièr,ISBN:2732428256) 独訳版はもう出ているらしい:Christiane Klapisch-Zuber『Stammbaume : eine illustrierte Geschichte der Ahnenkunde』(2004年,Knesebeck, ISBN:389660239X).国…

『L'ombre des ancêtres : essai sur l'imaginaire médiéval de la parenté』

Christiane Klapisch-Zuber (2000年4月刊行,Librairie Arthème Fayard,ISBN:2213604274 [pbk]→素読未満) 著者である Christiane Klapisch-Zuber さんは,もともと「家族史・女性史」が専門で,その方面の著作は日本語訳がすでに出版されているらしい.本…

『怪談前後:柳田民俗学と自然主義』

大塚英志 (2007年1月31日刊行,角川書店[角川選書],ISBN:9784047034013)

『生物がつくる〈体外〉構造:延長された表現型の生理学』

J・スコット・ターナー(滋賀陽子訳|深津武馬監修) (2007年2月9日刊行,みすず書房,ISBN:9784622072584) 「延長された表現型」の生理学.延長表現型をめぐる生理学的な至近因と進化学的な究極因との関わり合い.後半の章で,ミツバチやシロアリなど社会…

『理論生物学入門』

関村利朗・梯正之・竹内康博・山村則男 (2007年2月近刊,現代図書,ISBN:9784434100772)

『ダーウィン』

オーウェン・ギンガリッチ(編) (2007年2月刊行予定,大月書店[オックスフォード 科学の肖像], ISBN:9784272440412) 「図版49点」というのに惹かれる.

『須賀敦子全集・第6巻』

須賀敦子 (2007年2月20日刊行,河出書房新社[河出文庫す4-7],ISBN:9784309420561) 第4回配本の第6巻は「イタリア文学論/翻訳書あとがき」.→版元ページ.

『快楽図書館』

澁澤龍彦 (2006年12月20日刊行,学習研究社,ISBN:4054032338) 待ってましたのシブサワ書評集.浮世離れした人かと勝手に思っていたのだが,けっこう怒る,イヤミは言う,皮肉はかます,というなかなかパッションな人であることがわかってよかったな.ディ…

『月刊みすず2007年1/2月合併号[第49巻第1号:通巻546号]』

(2007年2月1日発行,みすず書房) 毎年恒例の「読者アンケート特集」.ぼくの書いた書評は,pp. 66〜68に載っている.→版元サイト.