2011-09-08から1日間の記事一覧

『本は生まれる。そして,それから』

小尾俊人 (2003年2月5日刊行,幻戯書房,東京,381 pp.,本体価格3,800円,ISBN:9784901998005) みすず書房の創業者が幻戯書房からエッセイ集を出すという意外さに惹かれて,この本を手にしたのは新刊で出て間もないころだった.半透明の樹脂函に入った斬…

『出版と社会』

小尾俊人 (2007年9月20日刊行,幻戯書房,東京,2+8 color plates +654 pp. +1 color plate,本体価格9,500円,ISBN:9784901998284) 700ページ近い大著にしてけっこうなお値段ゆえ,数年にわたって逡巡していた(決断できないワタクシ).かつての改造社の…

『昨日と明日の間:編集者のノートから』

小尾俊人 (2009年10月10日刊行,幻戯書房,東京,2+291 pp.,本体価格3,600円,ISBN:9784901998482) 著者最後のエッセイ集.こういう本をゆっくり読むためにこそ「読書の秋」の存在価値があるのだろう.