『出版と社会』

小尾俊人

(2007年9月20日刊行,幻戯書房,東京,2+8 color plates +654 pp. +1 color plate,本体価格9,500円,ISBN:9784901998284

700ページ近い大著にしてけっこうなお値段ゆえ,数年にわたって逡巡していた(決断できないワタクシ).かつての改造社の「円本」の話からはじまり,岩波文庫の創刊,戦時中の検閲と昭和の出版史が綴られる.