『Evolution: The History of an Idea, Third Edition』

Peter J. Bowler

(2003年,Univ. California Pr.,ISBN:0520236939



進化学史の標準的教科書.

一言でいえば,ラマルクは“別世界”の住人だったということではないでしょうか.生物とか進化以前に,物質がどのように成り立っているかそして変化するかという,より根源的な点でいまの考え方とはずれていたのではないかと思います.この本の第3章では,ラマルク本人の進化思想について,とてもうまく要約されていると思います.