『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(58)

三中信宏

(2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145目次コンパニオンサイト版元ページ残響録

積雪した朝は出勤難民がそこかしこに:

みどりもの

系統樹思考の世界/分類思考の世界/進化論はなぜ哲学の問題になるのか―生物学の哲学の現在“いま”」(2012年1月23日)
※なかなか味わいのあるやりとりが〜.「先生は「こういったことは頭のそうとうおかしな人だけ考えればいいです。大部分の貴方達にはどうでもいいことでしょう」といって講義の中ではさらりとさわりだけを説明するにとどまった」− 年上らしい「オトナの対応」をしたゆうことか.コメント欄も実に興味深い.「シンプルであれ」とは実にオッカムの化身のような発言.

pasageさんの書評

「分類思考の世界」(2012年1月19日)
http://www.honzuki.jp/book/status/no60421/index.html
※「種問題」は二次方程式を解くようには解けないということなんですよね.最終的な「解」が見つからないまま「問題」だけが“鵺”のようにいつまでも跳梁跋扈する.そういう科学や研究もまた「多様性科学」の無視できない側面であるということです.とらえどころのない「種問題」の“姿”を裾野から歩き始めて見極めようというのが本書の主たるメッセージ.その問題を一刀両断で解決しようなどという意図は最初からありません(できないものはできない).

緋色さんの書評

読書メーター」(2012年1月22日)
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15984100

以上,2012年1月24日午後2時時点

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