村岡ゆか・村岡充
(2011年10月18日刊行,コチャエ,京都,64 pp., 本体価格1,000円 → 版元ページ)
北白川の〈ガケ書房〉にてゲットした小冊子.限定300部とのこと.土湯・弥次郎・遠刈田・鳴子・作並・蔵王高湯・津軽・南部・山形・肘折・木地山など,伝統こけしの系統樹が満載.実にすばらしい! 古生物学者・鹿間時夫はこけし研究の大家でもあった.この『こけし系図』にも鹿間の本が引用されているが,古生物学者だった鹿間がこけしに関心をもったのはなぜだろう? そういえば,居室の本棚には,いつ買ったのか覚えていないが,木地山系の伝統こけし作家だった小椋久太郎のこけしがずっと前からいる.竹園には同じく木地山・川連の小椋正吾のこけしが並んでいる.