『〆切本2』

左右社編集部
(2017年10月30日刊行,左右社,東京, 386 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784865281774版元ページ

とてもコワい本が届いた.一年前に出た:左右社編集部『〆切本』(2016年9月20日刊行,左右社,東京, 366 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784865281538書評版元ページ)の続編.書き手と編集者とのサイコな心理戦と暗闘.横溝正史本のようなぬるりとした恐怖が背後から迫り来る新手の “ホラー本” の再来だ.奥付を見るだけでもタダならぬ恐怖感に苛まれている.「〆切の刑」って(gkbr).左右社から本を出すのはやめた方が身のためかも.コワすぎて寝読みしたらうなされそうなので昼間読むことにしよう.そして,読み終わったら書棚の奥深くに置こう.