(2005年5月刊行予定)
「月報」原稿ゲラ:三中信宏「書かれなかった“最終章”のこと:中尾佐助の分類論と分類学」(中尾佐助著作集・月報5,pp. 1〜4)の加筆修正をすませる.早田文蔵に関する加筆と,いくつか文献を追加した.
(2005年1月17日刊行,平凡社,isbn:4582832512)
ああ,またなんて罪な本が(仕事をさせまいとする天の意思か) −− ちょっと周縁的なテーマの選び方といい,錦絵のようなダストジャケットといい,「平凡社」以外の何ものでもないな.見ているだけで十分に愉しいです.
(2004年9月〜11月刊行,みすず書房)
惹かれるなあ −− 昨年暮れに全3巻が完結した:第1巻(isbn:4622071053)|第2巻(isbn:4622071061)|第3巻(isbn:462207107X).その前に出た『アーレント=ハイデガー往復書簡 1925-1975』(2003年8月22日刊行,みすず書房,isbn:4622070553)にももう釣られたことだし./お,「月刊みすず<読書アンケート特集号>2月1日発売!」とのこと.もうすぐだ.
(2002年刊行,Faber and Faber,isbn:0571193285)
アクアリウムの発明者 Philip Henry Gosse の最新の伝記.タイトルはゴス自身の著作からとったもの.そういえば,リン・L・メリル『博物学のロマンス』(2004年12月10日刊行,国文社,isbn:4772005072)のタイトルもゴスの本からの借用.19世紀の経験なクリスチャンにして頑強な反ダーウィニストだったゴスは,文学的博物学あるいはネイチャー・ライティングの世界では現在にいたるまで著名人であり続けたということか.