『ヒトはなぜするのか』

ナイルズ・エルドリッジ

(2005年3月刊行,講談社インターナショナルISBN:4770027907



もちろん遺伝子淘汰主義への批判の書だが,「ヒトはなぜするのか?」というナゾめいたタイトルは,もう少しなんとかならなかったのかな.まあ,個人的には,『系統発生パターンと進化プロセス:比較生物学の方法と理論』(1989年,蒼樹書房)の後のエルドリッジの本はもう読まなくてもいいだろうという評価なので,きっと手にすることはないでしょうがね.