ルイス、メリックス、インワーゲン、キム、デイヴィドソン、ルイス、プライアほか、サイモンズ著/柏端達也・青山拓央・谷川卓編訳
(2006年2月25日刊行,勁草書房[双書 現代哲学2], ISBN:4326199482)
Peter van Inwagen の論文が日本語で読めるとはね.以前,【種】問題との絡みで,彼の著書Peter van Inwagen『Material Beings』(1990年刊行,Cornell University Press,ISBN:0801483069)を読んだことがあった.
【目次】
デイヴィド・ルイス
たくさん、だけど、ほとんど一つ 1トレントン・メリックス
耐時的存在者と永存的存在者の両立不可能性 37ピーター・ヴァン・インワーゲン
そもそもなぜ何かがあるのか 57ジェグォン・キム
性質例化としての出来事 85ドナルド・デイヴィドソン
出来事についてのクワインへの返答 127デイヴィド・ルイス
普遍者の理論のための新しい仕事 141エリザベス・W・プライア、ロバート・パーゲッター、フランク・ジャクソン
傾向性についての三つのテーゼ 229ピーター・サイモンズ
個別の衣をまとった個別者たち−−実体に関する三つのトロープ説 251編訳者解説(柏端達也) 303
編訳者あとがき 333
人名索引 [iii - v]
編訳者略歴・著者略歴 [i - ii]