『月刊みすず』2008年1/2月合併号[第50巻第1号:通巻557号]

(2008年2月1日発行,みすず書房版元サイト



今年の「読書アンケート特集」 —— ここ数年,毎年寄稿しているので恒例年中行事の一つになりつつある.ぼくのセレクションは,pp.62〜64 に載っている.100名を越える他の寄稿者の書評文はそのうち読むことにしよう.それにしても活字量が多いなあ.目が痛くなりそう.あ,田中純さんが『系統樹思考の世界』を取り上げてくれている(pp. 54〜55).ダンケ! 彼の指摘するように,「新書という形式が自然科学啓蒙のための良質な媒体となっている状況がうかがえよう」(p. 55)には多くの人が納得するだろう.自然科学にかぎらず,いま“新書”[だけ]はとても元気だと思う.