『ヒトのなかの魚,魚のなかのヒト:最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』

ニール・シュービン[垂水雄二訳]

(2008年9月15日刊行,早川書房,東京,296 pp.,ISBN:9784152089557版元ページ



ヒトは一皮剥けば“サカナ”ということ.動物が進化の過程で陸上に進出したとき,どのような系統発生的遺産を引きずってきたかを古生物学と発生遺伝学の知見を踏まえて論じている.




【目次】
はじめに 7
第1章 内なる魚を見つける 9
第2章 手の進化の証拠を掴む 41
第3章 手の遺伝子のかくも深き由緒 62
第4章 いたるところ歯だらけ 83
第5章 少しずつやりくりしながら発展していく 111
第6章 完璧な(ボディ)プラン 130
第7章 体づくりの冒険 155
第8章 においのもとを質す 185
第9章 視覚はいかにして日の目を見たか 197
第10章 耳の起源をほじくってみる 209
第11章 すべての証拠が語ること 228
エピローグ 262
謝辞 266
注と参考文献 271
訳者あとがき 293