『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(74)

三中信宏

(2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行/2013年7月26日電子本刊行/2015年5月8日第4刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格880円),328 pp.,ISBN:9784062880145目次コンパニオンサイト版元ページ残響録

季節は花粉の春から新緑の初夏へ:

文を敲く

文理を超えて - 「分類思考の世界」」(2017年4月21日)

※「大学受験を目指す高校生にとりわけお勧めしたい」― まちがいなく『系統樹思考の世界』よりも『分類思考の世界』の方が入試出題頻度が高い.つい先日も越中のとある国立大学からワタクシの『分類思考の世界』を小論文入試問題として出題したとの連絡あり.問題文4ページに設問ふたつ:設問1「“日本最低の山” について200字以内で述べよ」そして設問2「分類が抱える問題について600字程度で述べよ」― コワすぎる設問.『分類思考の世界』のコンパニオンサイトでは,過去の出題履歴をすべて公開している.この本は国語の問題として毎年どこかの学校で出題されているようだ.受験生のみなさん,ごめんなさいごめんなさい(何を謝ってるん).

以上,2017年4月22日午前7時