2005-02-06から1日間の記事一覧

名古屋大学出版会,えらいっ!

ある回答者は「名古屋大学出版会の編集者の眼力にも,心から敬意を表したい」(pp. 29-30)と記している.ぼくも確かにそう思う.名大出版会の本にハズレはない.

大野克嗣さん登場!

わ,大野克嗣さんも! S. J. Gouldの『The Structure of Evolutionary Theory』を出してる(p. 47)!(参ったー)

長澤純夫さん逝去

ウォレスやベイツなど19世紀に活躍した博物学者の書物を新思索社や築地書館から数多く翻訳してきた長澤純夫さんが昨年11月に亡くなっていたそうだ(p. 33).訳者紹介を見てご高齢であることは知っていたのだが.

『バレンボイム/サイード 音楽と社会』(2004年,みすず書房)

この本も何人かの回答者が挙げている.ダニエル・バレンボイムでしょ.関心ありますね.

『田辺元・唐木順三 往復書簡』(筑摩書房)

複数のアンケート回答者がこの本を挙げている.気になりますな.それにしても,田辺元の〈種の論理〉に関する論文集が封印されたまま(p. 7)とはどういうことなのか.

David S. Moore『遺伝子神話の崩壊』

池田清彦訳で徳間書店から春に出るらしい(p. 73).

『第三の男』Maurice Wilkins

長野敬さんが,ワトソン-クリックによる二重螺旋モデル提唱のきっかけとなった DNA のX線回折を行なった Maurice Wilkins の自伝『第三の男』の翻訳をいま手がけているとのこと.青土社か?(不明)

『The Royal Horticultural Society: A History 1804-2004』B. Elliot

(2004年,Phillimore & Co., Chichester) 新妻昭夫さん提供の情報:イギリスの王立園芸協会の歴史をたどった本が昨年出版されたらしい(p. 41)

『誰もが真理を擁護していた:社会生物学論争1|2』

ウリカ・セーゲルストローレ[垂水雄二訳] (全2巻,みすず書房) みすず書房から今月新刊.社会生物学の波及について歴史的回顧した著書かな? 2冊で800ページ超の大著.もちろん値段はとってもゴージャス.第1巻(ISBN:4622071312)と第2巻(ISBN:46220…