『気まぐれ古書店紀行』

岡崎武志

(2006年2月10日刊行,工作舎ISBN:487502391X



彷書月刊』に連載されてきた,1998年〜2005年の8年間に及ぶアナザー“蒐書日誌”.とはいえ,結局買わずに終わった古書店行脚も少なくなかったと見える(だから“気まぐれ”か?).著者が全国各地を古書店マップを片手に訪ね歩いた記録だが,かなりの率で店が「消えている」ことに気づかされる.行く先々で古書店に詣でるよう心がけよう.これまでももちろんそう心がけてきたのだが,もっと心がけを強めないと.