『世界のカエル大図鑑』読売新聞書評

ティム・ハリデイ[吉川夏彦・島田知彦・江頭幸士郎監修|倉橋俊介・坂東智子・日野栄仁・世波貴子訳] (2020年9月25日刊行,柏書房,東京, 656 pp., 本体価格10,000円, ISBN:978-4-7601-5235-3 → 版元ページ)読売新聞小評が公開された:三中信宏「世界の…

『わさびの日本史』読売新聞書評

山根京子 (2020年8月20日刊行,文一総合出版,東京, viii+240+32 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-8299-7233-5 → 版元ページ)読売新聞小評が公開された:三中信宏「わさびの日本史 山根京子著」(2020年10月4日掲載|2020年10月13日公開): 世の中には…

『植物園の世紀:イギリス帝国の植物政策』読売新聞書評

川島昭夫 (2020年7月10日刊行,共和国,東京, 237 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-907986-66-7 → 目次|版元ページ|版元ドットコム|「はじめに——著者に代わって[志村真幸]」)読売新聞大評が公開された:三中信宏「植民地植物園の政治学 —— 植物園の…

『地図とグラフで見る第2次世界大戦』読売新聞書評

ジャン・ロペズ(監修)|ヴァンサン・ベルナール,ニコラ・オーバン(著)|ニコラ・ギルラ(データデザイン)[太田佐絵子訳]『』(2020年5月30日刊行,原書房,東京, 195 pp., 本体価格8,000円, ISBN:978-4-562-05758-0 → 版元ページ)読売新聞大評が公…

『都市で進化する生物たち: “ダーウィン” が街にやってくる』書評

メノ・スヒルトハウゼン[岸由二・小宮繁訳] (2020年8月18日刊行,草思社,東京, 335+14 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2459-0 → 目次|版元ページ)生物の “都市生態” と “都市進化” をつぶさにたどる新刊で,人間がつくった都市に果敢にも進出…

『専門知を再考する』読売新聞書評

H・コリンズ,R・エヴァンズ[奥田太郎監訳|和田慈・清水右郷訳]『専門知を再考する』(2020年4月25日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, viii+179+30 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-8158-0986-7 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開された:三中信…

『新種の発見:見つけ、名づけ、系統づける動物分類学』読売新聞書評

岡西政典 (2020年4月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2589],東京, 2 color plates + viii + 252 pp., 本体価格860円, ISBN:978-4-12-102589-0 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開されました:三中信宏「分けて名づけるパトス —— 新種の発見 岡西…

『大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ!: 「不人気学科教授」奮闘記』読売新聞書評

斎藤恭一 (2020年5月15日刊行,イースト・プレス,東京, 253 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-7816-1878-4 → 版元ページ)読売新聞小評が公開されました:三中信宏「大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ! 斎藤恭一著」(2020年7月19…

「グールドのデビューは2回あった」書評記事

スティーヴン・ジェイ・グールドが亡くなった年に,たまたま東大生協書籍部の書評誌『ほん』〈特集:若書き〉にこんなエッセイを書いていた:三中信宏「グールドのデビューは2回あった」(2003年12月)『ほん』2004年1月号, p. 7 ※ふと思い出して加筆修正し…

『植物園の世紀:イギリス帝国の植物政策』目次

川島昭夫 (2020年7月10日刊行,共和国,東京, 237 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-907986-66-7 → 版元ページ|版元ドットコム|「はじめに——著者に代わって[志村真幸]」)読了.をを,これは予想通りのアタリ本です.西洋列強の海外進出(17〜19世紀)…

『〈美しい本〉の文化誌:装幀百十年の系譜』読売新聞書評

臼田捷治 (2020年4月17日刊行,Book&Design,東京, 16 color plates + 318 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-909718-03-7 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開された:三中信宏「紙の本に秘められた力 —— <美しい本>の文化誌 臼田捷治著」(2020年7…

『専門知を再考する』感想

H・コリンズ,R・エヴァンズ[奥田太郎監訳|和田慈・清水右郷訳] (2020年4月25日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, viii+179+30 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-8158-0986-7 → 目次|版元ページ)読了.最後まで手強かったなこれは.従来的な「貢献型専…

『怪異の表象空間:メディア・オカルト・サブカルチャー』読売新聞書評

一柳廣孝 (2020年3月23日刊行,国書刊行会,東京, 360+XIX pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-336-06577-3 → 版元ページ)読売新聞小評が公開された:三中信宏「怪異の表象空間 一柳廣孝著」(2020年6月21日掲載|2020年6月29日公開)※一柳廣孝『怪異の表象…

『生命の〈系統樹〉はからみあう:ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』読売新聞書評

デイヴィッド・クォメン[的場知之訳] (2020年2月29日刊行,作品社,東京, 8 plates + 376 + 60 pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86182-796-9 → 目次|版元ページ)読売新聞の大評が公開された:三中信宏「進化はネットワークだ —— 生命の〈系統樹〉はか…

『京大吉田寮』読売新聞書評

平林克己(写真)|宮西建礼・岡田裕子(文) (2019年12月6日刊行,草思社,東京, 79 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2425-5 → 版元ページ|吉田寮記録プロジェクト)読売新聞ヴィジュアル評が公開された:三中信宏「平林克己・写真、宮西建礼、岡…

『進化のからくり:現代のダーウィンたちの物語』読売新聞書評

千葉聡 (2020年2月20日刊行,講談社[ブルーバックス・B2125],東京, 262 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-06-518721-0 → 目次|版元ページ)読売新聞の小評が公開されました:三中信宏「進化のからくり 千葉聡著」(2020年5月17日掲載|2020年5月25日公…

『南方熊楠のロンドン:国際学術雑誌と近代科学の進歩』読売新聞書評

志村真幸 (2020年2月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, viii+280+6 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-7664-2650-2 → 目次|版元ページ)読売新聞小評が公開されました:三中信宏「南方熊楠のロンドン 志村真幸著」(2020年5月10日掲載|2020年5月18日公…

『SS先史遺産研究所アーネンエルベ:ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』読売新聞書評

ミヒャエル・H・カーター[森貴史監訳|北原博・溝井裕一・横道誠・舩津景子・福永耕人訳] (2020年2月29日刊行,ヒカルランド,東京, 797 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-86471-827-1 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開された:三中信宏「ナチス…

「ゴールデンウィーク「こころがなごむ本」<1>」

『土を喰ふ日々:わが精進十二ヶ月』 水上勉 (1978年12月17日刊行,文化出版局,269 pp.,ISBNなし/1982年8月刊行,新潮社[新潮文庫],235 pp., ISBN:4101141150)読売新聞「ゴールデンウィーク「こころがなごむ本」<1>」(2020年4月23日(日)掲載|…

『オーケストラ:知りたかったことのすべて』読売新聞書評

クリスチャン・メルラン[藤本優子・山田浩之訳] (2020年2月17日刊行,みすず書房,東京, vi+541+55 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-622-08877-6 → 目次|版元ページ)読売新聞の大評が公開された:三中信宏「トラブルと奇跡の宝庫 —— オーケストラ 知…

『酒場の京都学』読売新聞書評

加藤政洋 (2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ)読売新聞の大評が公開された:三中信宏「薄暗がりの現実と幻影 —— 酒場の京都学 加藤政洋著 ミネルヴァ書房」(2020年3月29日…

『お酒を120%楽しむ!』紹介

田村隆明 (2020年3月27日刊行,東京化学同人,東京, viii+246 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-8079-0984-1 → 版元ページ)版元から依頼され,最終ゲラを事前に読ませていただきました.どうもありがとうございます.以下は紹介文です: 【書評】※Copyrig…

『リクルートスーツの社会史』読売新聞書評

田中里尚 (2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 目次|版元ページ)読売新聞の大評が公開されました:三中信宏「多様化と進化繰り返す —— リクルートスーツの社会史 田中里尚著 青土社 3600円」…

『確率と哲学』読売新聞書評

ティモシー・チルダーズ[宮部賢志監訳|芦屋雄高訳] (2020年1月30日刊行,九夏社,東京, 325 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-909240-03-3 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開された:三中信宏「確からしさとは何か? —— 確率と哲学 ティモシー・…

『昭和四十一年日本一周最果て鉄道旅』感想

小川功 (2019年12月10日刊行,笠間書院,東京, viii+259 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-305-70898-4 → 目次|版元ページ)予想通り高濃度の “鉄分” だった.第一部「昭和最果て巡礼記」(pp. 11-151)に描かれているローカル線風景が心に染み入る.それ…

『史上最悪のインフルエンザ:忘れられたパンデミック』

アルフレッド・W・クロスビー[西村秀一訳] (2004年1月16日刊行,みすず書房,東京, 420 + lv pp., 本体価格3,800円, ISBN:4-622-07081-2 → 目次|版元ページ[新装版])二日間に及ぶ懸命の捜索の末に地層の最下部からやっと掘り出した.ちょうど一世紀前…

『福島で酒をつくりたい:「磐城壽」復活の軌跡』

上野敏彦 (2020年2月14日刊行,平凡社[平凡社新書・934],東京, 286 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-582-85934-8 → 版元ページ)読了.手練の日本酒ライターによる蔵元復活物語.福島の浪江町で東日本大震災に遭い,蔵ごと山形に移転して酒造りを続ける…

『利己的遺伝子の小革命:1970-90年代 日本生態学事情』読売新聞書評

岸由二 (2019年11月18日刊行,八坂書房,東京, 278 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-89694-174-6 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開された:三中信宏「現代生態学の〝戦記〟— 利己的遺伝子の小革命 岸由二著 八坂書房」(2020年2月23日掲載|2020年…

『Die Kunst der Benennung』第8〜9章,エピローグ読了

Michael Ohl (2015年刊行, Matthes & Seitz, Berlin, 318 pp., ISBN:978-3-95757-089-5 [hbk] → 目次|版元ページ) 第8章「誰が種を数え,名前を付けるのか(Wer zählt die Arten, nennt die Namen?)」(pp. 227-262)読了.生物多様性の全貌を分類してき…

『土とワイン』読売新聞書評

アリス・ファイアリング,スカリーヌ・ルペルティエ[小口高・鹿取みゆき(監修)|村松静枝訳] (2019年12月28日刊行,エクスナレッジ,東京, 471 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 目次|a href="http://xknowledge-books.jp/ipscs-book/B…