『世界屠畜紀行』

内澤旬子

(2007年2月10日刊行,解放出版社,ISBN-13:978-4-7592-5133-3 ISBN:4759251332書評



【目次】
まえがき 1

第1章:韓国 14

 カラクトン市場の屠畜場 14
 マジャンドンで働く 23
 差別はあるのかないのか 34

第2章:バリ島 42

 憧れの豚の丸焼き 42
 満月の寺院で見た生贄牛 53

第3章:エジプト 64

 カイロのラクダ屠畜 64
 ギザの大家族,羊を捌く 74

第4章:イスラム世界 84

 イスラム教徒と犠牲祭 84

第5章:チェコ 94

 屠畜と動物愛護 94
 ザビヤチカ・豊穣の肉祭り 103

第6章:モンゴル 114

 草原に囲まれて 114
 モンゴル仏教と屠畜 124

第7章:韓国の犬肉 134

 Dr. ドッグミートの挑戦 134

第8章:豚の屠畜 東京・芝浦屠場 146

 肉は作られる 146
 ラインに乗ってずんずん進め 155
 それぞれの職人気質 165
 すご腕の仕事師世界 177

第9章:沖縄 190

 ヤギの魔力に魅せられて 190
 海でつながる食肉文化 202

第10章:豚の内臓・頭 東京・芝浦屠場 214

 豚の内臓と頭 214

第11章:革鞣し 東京・墨田 226

 革鞣しは1日にして成らず 226

第12章:動物の立場から 238

 おサルの気持ち? 238

第13章:牛の屠畜 東京・芝浦屠場 250

 超高級和牛肉,芝浦に結集 250
 枝肉ができるまで 262
 BSE検査と屠畜 279

第14章:牛の内臓・頭 東京・芝浦屠場 286

 内臓業者の朝 286

第15章:インド 298

 ヒンドゥー教徒と犠牲祭 298
 さまよえる屠畜場 310

第16章:アメリカ 324

 屠畜場ブルース 324
 資本主義と牛肉 344

終章:屠畜紀行その後 355



あとがき 362
主要参考文献一覧 367