『チャップ・ブックの世界:近代イギリス庶民と廉価本』

小林章夫

(2007年7月10日刊行, 講談社学術文庫[1828], ISBN:9784061598287版元ページ



【目次】
プロローグ:チャップ・ブック 9
第1章 様々のチャップ・ブック――宗教書・実用書・旅行記 25
第2章 庶民たちの愛したもの――笑話集(ジェスト・ブック)・占い・魔女 68
第3章 名作ダイジェスト――『ロビンソン・クルーソー』を中心に 97
第4章 チャップ・ブックの精神――伝説のヒーローたち 128
第5章 歌物語の系譜――バラッドからナースリー・ライムまで 161
第6章 犯罪実録の盛衰――ニューゲイト小説への道 193
第7章 無名の作者たち――「グラッブ・ストリート」からハンナ・モアへ 211
第8章 チャップ・ブックの出版と流通――ダイシー、キャトナック、そしてチャップマン 244
エピローグ:消えゆくチャップ・ブック 265
あとがき 272
学術文庫版あとがき 274