『西洋人の日本語発見:外国人の日本語研究史』

杉本つとむ

(2008年1月10日刊行,講談社講談社学術文庫],ISBN:9784061598560



フランシスコ・ザビエル以降,17世紀から幕末までの3世紀の間に日本にやってきて「日本語」と格闘した外国人たちの話.日葡辞書は確か岩波文庫に入っていた覚えがある.杉本つとむ蘭学史本もいつかは読んでみたいのだが,なかなか手が届かない.また,20年も前の本だが:杉本つとむ『江戸の博物学者たち』(1985年2月15日刊行,青土社,ISBNなし)はたいへんおもしろい本だった(最近,学術文庫に入った).




【目次】
まえがき 3
凡例 12
第1章 吉利支丹の世紀と日本語の世界 15
第2章 魯西亜人とその日本語学 105
第3章 オランダ人とその日本語学 169
第4章 J・J・ホフマンとその日本語学 216
第5章 十九世紀ヨーロッパの東洋学者と日本語学 272
第6章 幕末,宣教師と日本語研究 316
主要参考文献 386
あとがき 389
学術文庫版あとがき 392