『悩ましい翻訳語:科学用語の由来と誤訳』

垂水雄二

(2009年11月25日刊行,八坂書房,東京,208 pp.,本体価格1,900円,ISBN:9784896949469目次版元ページ

進化学・生態学を中心に生物学の「訳語」について論じた本.bk1に注文したらその日のうちに届いてしまった.読むのが楽しみです.同時にコワいです…….翻訳書を出した経験のある人だったら,訳語の選択はもとより,ことばを「移し替える」ことのたいへんさは身にしみてわかっているにちがいない.要するに,翻訳はコワいんですよ.一冊出したら向こう数年間は静かにお休みしていたい.だから,翻訳家として身を立てている人は無条件でエラい!