『パンとペン:社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』

黒岩比佐子

(2010年10月7日刊行,講談社,東京,446 pp., ISBN:9784062164474版元ページ

社会主義者堺利彦が起こした「売文社」をめぐる人的ネットワークをたどった伝記.今日,本郷の東大にある生協書籍部の平台に,著者が遺したポップとともに本書が平積みされていた:「慶應義塾大学はペン,開成学園はペンと剣,本書はパンとペン」.その著者はすでにこの世にはいない.