『「なんで英語やるの?」の戦後史 ― 《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程』

寺沢拓敬

(2014年2月28日刊行,研究社,東京,xiv+285 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784327410889版元ページ

【目次】
まえがき iii
序章 《国民教育》としての英語教育 1


第 I 部 《国民教育》としての英語教育が生まれるとき 1

第1章 「事実上の必修科目」の系譜 22
第2章 「英語=《国民教育》」をめぐる論争史 55


第 II 部 「英語=《国民教育》」はなぜ生まれたか 113

第3章 高校入試・進学率上昇の影響 119
第4章 英語の必要性は増大したか 132
第5章 関係者の必修化運動 146
第6章 人口動態の影響 163
第7章 2 つのジレンマ ―― 大衆性と戦後教育思想 172
第8章 「社会の要求」の読み替えと「教養」言説 181
第9章 正しい英語学習 vs. 社会の要求 223


終章 自明性の起源と新たな英語教育目的論の創出に向けて 239


あとがき 259
文献 267
索引 281