『学問からの手紙:時代に流されない思考』目次

宮野公樹
(2019年3月6日刊行,小学館[入門!ガクモン 人気大学教授の熱烈特別講義],東京, 215 pp., 本体価格1,400円, ISBN:9784093886727版元ページ

【目次】
問いに学ぶ 5

第1章 大学で学ぶということ 165

第2章 学問の役割 82

勉強と学問の違い 84
就職するのに学問って必要? 87
興味・関心と課題解決 90
大学でできること 94
「基礎研究」を問い直す 107
「研究者の自由な発想や好奇心に基づく研究」と「趣味」との違い 116
未だ「異分野融合」を叫ぶ現状を嘆く 122
専門家、研究者コミュニティーの要不要論 129

第3章 学者として生きる 138

おわりに 212

『脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか:生き物の「動き」と「形」の40億年』目次

マット・ウィルキンソン[神奈川夏子訳]
(2019年2月21日刊行,草思社,東京, 402 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784794223807版元ページ

【目次】
はじめに 11
1 人間はどのように歩き、走るか 25
2 人間の直立二足歩行の起源 61
3 鳥はどのように飛び始めたか 99
4 背骨は泳ぐために 135
5 ひれはいかにして肢になったか 169
6 なぜ動物の多くは左右対称なのか 203
7 脳と筋肉はどのように生まれたか 247
8 移動しない生物が進化した理由 281
9 最初の移動運動はどう始まったか 317
10 動物はなぜ動きたいと思うか 353

 

謝辞 389
図版出典 [401-391]
参考文献 [402-401]

『経済学者の勉強術:いかに読み、いかに書くか』目次

根井雅弘
(2019年1月30日刊行,人文書院,京都, 236 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784409241233版元ページ

【目次】
プロローグ――清水幾太郎先生のこと 7
第1章 好きな著者に親しむ 13
第2章 古典をどう読むか 45
第3章 文章を書く 79
第4章 書評の仕事について 115
第5章 新しいアプローチを求めて 151
第6章 未来志向の学問を 187
エピローグ――再び読書について 217
人名索引 [236-233]

『フェルメールと天才科学者:17世紀オランダの「光と視覚」の革命』目次

ローラ・J・スナイダー[黒木章人訳]
(2019年2月18日刊行,原書房,東京, 16 color plates + 435 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784562056347版元ページ※原注pdfはネット公開)

【目次】
カラー口絵(16 pp.)
謝辞 9
プロローグ 見えないものを見る 15
第1章 自然を〝偽造〟するもの 33
第2章 獅子の街角の男 73
第3章 火と光 97
第4章 〝見る〟ための修業 143
第5章 絵のように、そのように見る 175
第6章 数学好きの芸術家 221
第7章 自然の宝物庫 245
第8章 災厄の年 277
第9章 目に見えない世界 303
第10章 生物の〈発生〉の秘密 347
第11章 科学界の獅子 379
第12章 新しいものの見方 407
エピローグ 敢えて見よ! 425
訳者あとがき 432

『狼の群れはなぜ真剣に遊ぶのか』目次

エリ・H・ラディンガー[シドラ房子訳]
(2019年2月28日刊行,築地書館,東京, 24 color plates + 264 pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784806715788版元ページ

【目次】]
カラー口絵(24 pp.)
はじめに オオカミとキスして依存症になったこと 9
家族の意味 託されたものたちの世話をすることが大切なのはなぜ? 17
オオカミの原則によるリーダーシップ みずからリーダーになる必要はない 41
女性の強さ 女性とオオカミの関係 55
古老の知恵 お年寄りを必要とするのはなぜ? 69
コミュニケーション技術 信頼をコーラスのように形成するには 75
故郷への憧憬 所属する場所が必要なのはなぜ? 87
旅に出るとき 親もとを離れ、いつかまた戻ってくる 99
親友ともいえるもの 相違はあっても完璧なチームはできる 111
オオカミ式成功プランニング 計画が重要なのはなぜ? 125
適切なタイミング 待つことが役立つのはなぜ? 143
人生はゲーム 遊び心を忘れない 151
善良なオオカミに災いが起きたら 失うことに対する不安を克服し、困難を耐え抜く 161
世界をほんのいっとき救う 完全な生態系の秘密 177
オオカミ医学 オオカミの持つ魔力は、私たちを癒してくれる 187
人間とオオカミ 愛と憎悪の困難な関係 205
ようこそオオカミたち ドイツにおけるオオカミとの共生 221
おわりに W・W・W・D 239

 

付録 オオカミ・ツアーについて──イエローストーン国立公園、ドイツ国内 246
訳者あとがき 258

『ツァーリと大衆:近代ロシアの読書の社会史』目次

巽由樹子
(2019年1月31日刊行,東京大学出版会,東京, iv + 196 + 28 pp., 本体価格4,800円, ISBN:9784130261616版元ページ

世の中にはこういう研究分野もあるんだ!

【目次】
序論 ツァーリと大衆――問題の所在 1
第1章 絵入り雑誌の登場と近代ロシアのメディア構造 21
第2章 読者大衆の成立 53
第3章 インテリゲンツィヤと出版――評論家ヴラジーミル・スターソフの闘争 83
第4章 ナロードと出版――農民企業家と正教ジャーナリストの連帯 111
第5章 専制と出版――ニコライ2世の肖像をめぐって 145
結 論 帝政末期の読書の社会史 183

 

あとがき 193
資料と参考文献 [9-28]
索引 [1-8]

『ドライブイン探訪』目次

橋本倫史
(2019年1月30日刊行,筑摩書房,東京, 317 pp., 本体価格1,700円, ISBN:9784480818508版元ページ特設ページ

【目次】
まえがき 6
プロローグ 11
I ハイウェイ時代 25
II アメリカの輝き 75
III 花盛りの思い出 125
IV 移りゆく時代に 173
V 店を続けること 229
エピローグ 287
あとがき 310
参考文献 313

『鳥肉以上、鳥学未満。』目次

川上和人
(2019年2月19日刊行,岩波書店,東京, x+184 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784000063173版元ページ

【目次】
プロローグ ニワトリが先か、卵が先か 1

1 ツバサをください 11

 胸肉は、フライの後で 12
 縁の下だからって、力持ちとは限らない 21
 二の腕の気になる季節 31
 おいしい手羽には骨がある 41
 ノー・テバハシ・ノー・バード 51

2 アシは口ほどに物を言う 61

 もももすもももふとももとは関係ない 62
 おいしいスネのかじり方 72
 真っ赤じゃないけど、モミジだな 82

3 一寸の鳥でも五分はホルモン 93

 捨てるトリあれば、拾うガラあり 94
 時には肝を食らう魔物のように 103
 心広ければ体胖なり 112
 胃は口ほどにモノを噛む 120

4 そしてトリもいなくなった 131

 ボンジリ隠して尻隠さず 132
 サブイボと呼ばないで 142
 ロクロ、ロクラー、ロクレスト 151
 画竜点睛 160

 

エピローグ 卵が先か、ニワトリが先か 171
主要参考文献 184

『進化の意外な順序:感情、意識、創造性と文化の起源』目次

アントニオ・ダマシオ[高橋洋訳]
(2019年2月20日刊行,白楊社,東京, 350 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784826902076版元ページ

【目次】
はじめに 11

第1部 生命活動とその調節(ホメオスタシス

第1章 人間の本性 21
第2章 比類なき領域 47
第3章 ホメオスタシス 61
第4章 単細胞生物から神経系と心へ 71

第2部 文化的な心の構築

第5章 心の起源 91
第6章 拡張する心 107
第7章 アフェクト 125
第8章 感情の構築 147
第9章 意識 179

第3部 文化的な心の働き

第10章 文化について 203
第11章 医学、不死、そしてアルゴリズム 237
第12章 人間の本性の今 259
第13章 進化の意外な順序 287

 

謝辞 301
訳者あとがき 305
註と参考文献 [349-316]

『南方熊楠の図譜』目次

荒俣宏・環栄賢編
(1991年12月29日刊行, 青弓社,東京, 230 pp., 本体価格2,000円, ISBN:4787290584版元ページ

根津の弥生坂の上にある古書店〈緑の本棚〉にてゲット.

【目次】
はじめに 7
紫の粘菌譜──昭和天皇と熊楠の縁をめぐって[荒俣宏] 9
民俗学」誕生のはざまに──南方/柳田論争をめぐって[赤坂憲雄] 24
「植物学者」南方熊楠[萩原博光] 46
熊楠マンダラ──南方熊楠の宗教、哲学、科学観[環栄賢] 67
南方熊楠と神社合祀反対運動[鎌田東二] 104
環境権運動と南方熊楠──日露戦後経営と大正デモクラシー後藤正人] 148
失われたエチカ──南方熊楠「浄の男道」再論[松枝到] 173
南方熊楠の性愛論[村岡空] 186
熊楠伝説・断章[神坂次郎] 204
あとがき 221
南方熊楠略年譜 225