2005-02-14から1日間の記事一覧

『NHK日本語なるほど塾2005年3月号』山下好孝

(2005年2月18日刊行,NHK出版) アノ山下せんせ,再登場.今号は〈うちかて20分でマスターできるわぁ 基礎関西語〉.名著・山下好孝『関西弁講義』(2004年2月10日刊行,講談社選書メチエ292,ISBN:4062582929)にとことんしびれた読者はもう買うしかないや…

『ブーレーズ書簡集:シェフネールとともに近現代の作品を語る』ピエール・ブーレーズ,A. シェフネール

(2005年3月刊行予定,音楽之友社,ISBN:4276203732) ブーレーズ作曲の音楽ってときどきふと聴きたいときがある.〈ル・マルトー・サン・メートル[打ち手のない槌]〉の総譜だけはもっているけど.

『生命の臨界:争点としての生命』松原洋子・小泉義之(編)

(2005年3月刊行予定,人文書院,ISBN:4409040723) えっとねー,ぼくは基本的に“生命論”系の論議はいっさい信じていません.そんなん,どーでもええやん.

『岳書縦走』雁部貞夫

(2005年3月刊行予定,ナカニシヤ出版,ISBN:4888489459) 内外の「山岳書」130篇の書評集とのこと.それにしても「5,775円」という価格はなんとかなりません?

書評の「掟」?

いつも近刊情報源として重宝している『これから出る本』の最新号(2005−No.4[3月上期号])に〈書評の「掟」〉というエッセイが載っている(p.8).著者は田中弘という会計学の研究者.書評にも「掟」があるのだと彼は言う:1)決して貶さない;2)自分…

『Rivers of Life, or Sources and Streams of the Faiths of Man in All Lands; Showing the Evolution of Faiths from the Rudest Symbolisms to the Latest Spiritual Developments. Two volumes』

J. G. R. Forlong (Two volumes,1883年,Bernard Quaritch, London) 比較宗教学の古典.「Privately printed for subscribers only」とのことなので,一般に売られた本ではなく,事前予約者にのみ頒布するというかたちでの限定的な出版物だったのだろう.…