『コウモリ識別ハンドブック』

コウモリの会(編)

(2005年8月1日刊行,文一総合出版ISBN:4829900156




かつて高崎に数年間住んでいたときに強く感じたのは「コウモリが多い」ということだった.人家の多い住宅地であっても夕暮れになるとあちこちでコウモリが飛び交っていた.京都にいた頃はコウモリなんぞはほとんどまったく見たことさえなかったのに,上州に来てからは毎日のように目撃していた.一度は家に飛び込んできたことさえある.翼を広げたサイズは大きいように見えても,コウモリの“本体”はとても小さいのに驚いた記憶がある.でも“獣”は“獣”なんですよね.これでも.