本当に久しぶりに,かつて〈bk1〉に投稿した書評群を見渡してみた.2000年〜2005年の5年間に全部で「129件」の書評を投稿していた.多いと言えば多いのだが,最初の何年かは森山和道さんの配下で書評を書いていたので,半分は仕事みたいなものだった(残り半分は趣味).
振り返ってみると,あの時期に半定期的に書評を書いていたことが,その後の「自立的書評マ[シ]ン」としての修業時代だったのかもしれない.bk1 には投稿書評に対する読者評価投票システムがあり,イエス/ノーの集計がついてくる.しばらく見ていないうちに,投票数がずいぶん増えているようだ.
2005年にここ〈leeswijzer〉を開設したのと入れ替わりに,bk1への書評投稿はまったくしなくなった.同じ文章を2カ所に出すのは気が引けたからだ.それでも,過去に bk1 に出した書評はそのまま残っていて,しかも読者の反応が続いているというのはいいものですな.>森山さん,感謝してます.