『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(96)

三中信宏

(2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495詳細目次反響録

如月の霜柱の下から−−

三輪車紀行(2009-01-14)[書評]

http://d.hatena.ne.jp/aromakiddie/20090114/p1
※「一年近くかかって読みきる羽目になった本」−たいへんお疲れさまでした.

cTakさんの日記(2009年1月28日)[mixi|言及]

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1064704508&owner_id=1115368
※人類遺伝学もまたアブダクションに頼らざるをえないというのは確かにそうかも.

ebikusuの博物誌(2009年1月23日)[講評]

「生物の樹・科学の樹」の感想
http://d.hatena.ne.jp/ebikusu/20090123/1232704128

ebikusuの博物誌(2009年2月3日)[講評]

「生物の樹・科学の樹」の感想2:メタファーとメトニミー
http://d.hatena.ne.jp/ebikusu/20090203/1233632716
※ 「真なるものはつねに秘匿されている」と言ったのはオカルト哲学者のアグリッパ.表面に現われているものの「裏」にある系譜をたどることは今回の連載のきわめて重要なテーマですね.ウィトゲンシュタインの「家族的類似性」がメタファー的レトリックの発現であるのに,同時にメトニミー的レトリック(すなわち系統樹)につながっていくというような一筋縄では解けないようなおもしろさがこのあたりの話題には絡み付いています.レトリックなしに私たち人間が生きてはいけないように,分類という行為もまた「真空」の中で「中立」に実践できるわけではないというシンプルな事実を第6回の連載では指摘したわけですね.

以上,2009年2月4日午後9時時点.
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