『淡水魚類地理の自然史:多様性と分化をめぐって』

渡辺勝敏・高橋洋(編著)

(2010年1月25日刊行,北海道大学出版会,viii+286 pp.,本体価格3,000円,ISBN:9784832981928目次版元ページ

古生物地理学と系統地理学の方法論についての概説や,メダカ・ギンブナ・ハゼ・アユなど個々の分類群ごとの解析事例の諸章.淡水魚の生物地理って歴史的に見れば学問的な意味で先頭を走っていた印象が残っている.北海道大学出版会の〈自然史〉シリーズの書棚に占めるスペースは着実に増加しつつある.