『統計学を拓いた異才たち:経験則から科学へ進展した一世紀』

デイヴィッド・サルツブルグ[竹内惠行・熊谷悦生訳]

(2010年4月1日刊行,日本経済新聞出版社日経ビジネス人文庫1143],東京,504 pp.,税込価格1,200円,ISBN:9784532195397版元ページ

おお!文庫になったのか.初版本:デイヴィッド・サルツブルグ[竹内惠行・熊谷悦生訳]『統計学を拓いた異才たち:経験則から科学へ進展した一世紀』(2006年3月23日刊行,日本経済新聞社ISBN:4532351944書評目次)はよく売れたんだろうなあ.本書は統計学史の良書として強く推薦できます.今回の文庫化に際して,「文庫版への訳者あとがき」(pp. 454-455)が付されている.訳者の一人は本書に触発されて,数理統計学の日本への導入史の研究を手がけはじめたそうだ.