『スーパーセンス:ヒトは生まれつき超科学的な心を持っている』

ブルース・M・フード[小松淳子訳]

(2011年2月20日刊行,インターシフト/合同出版,東京,408 pp., ISBN:9784772695220目次版元ページ

ヒトの「心理的本質主義」を論じたこういう新刊が出たとは知らなかった.原書:Bruce M. Hood『SuperSense: Why We Believe in the Unbelievable』 (2009年刊行,HarperOne, New York, ISBN:9780061452642著者ブログ) .さらに認知心理学的な本のようだ.この手の「脳」や「心」の本は煽るような売り方をされがちなんだろうか.なんというか,「超科学」って翻訳タイトルこそ大きな「×」ではないかと思う.翻訳本のタイトルで損をしているが,原書はなかなか評判がよさそう.ついでにゲットしておこう.