『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』目次

ウンベルト・エーコ,ジャン=クロード・カリエール[工藤妙子訳]
(2010年12月30日刊行,CCCメディアハウス,東京, 469 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784484101132版元ページ

【目次】
序文 7
本は死なない 21
耐久メディアほどはかないものはない 31
鶏が道を横切らなくなるのには一世紀かかった 63
ワーテルローの戦いの参戦者全員の名前を列挙すること 93
落選者たちの復活戦 115
今日出版される本はいずれもポスト・インキュナビュラである 157
是が非でも私たちのもとに届くことを望んだ書物たち 207
過去についての我々の知識は、馬鹿や間抜けや敵が書いたものに由来している 241
何によっても止められない自己顕示 261
珍説愚説礼讃 283
インターネット、あるいは「記憶抹殺刑」の不可能性 313
炎による検閲 329
我々が読まなかったすべての本 359
祭壇上のミサ典書、「地獄」にかくまわれた非公開本 387
死んだあと蔵書をどうするか 433

 

訳者あとがき 本の世界はあたたかい 452
主要著作一覧 [469-466]