『高校生と考える21世紀の論点:桐光学園大学訪問授業』目次

桐光学園中学校・高等学校
(2019年4月30日刊行,左右社,東京, 377 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784865282290版元ページ

【目次】
はじめに 村上冬樹 4

〈第1章 自分の声を聴く〉

決断力を磨く 羽生善治 6
ものをつくること、現実を生きること 古川日出男 18
絶対なんて絶対ない 前田司郎 31
自分という人生を生きる 植本一子 41
不思議の国フランス 野崎歓 53

〈第2章 社会の向かう方向を読む〉

「わがまま」が社会を変える 富永京子 66
世界は日本をどう見ているのか 井上寿一 79
SDGsってなんだろう 大崎麻子 91
働くってどういうことだろう 竹信三恵子 104
コミュ力と生きづらさ 城戸理恵 116

〈第3章 科学の発想と方法を知る〉

視覚なしで世界を見てみよう 伊藤亜紗 132
科学とはなにか? 仲野徹 144
分類と系統の世界観 三中信宏 156
世界から世間へ 早野龍五 167

〈第4章 ひととものの歴史から探る〉

食事とは 土井善晴 182
歩行と時間 島田雅彦 198
人はなぜ遊ぶのか 山本貴光 210
アリの巣をめぐる冒険 丸山宗利 223
印刷と人類が来た道 樺山紘一 235

〈第5章 AI時代を生き抜く感性〉

豊かな建築を目指して 長谷川逸子 246
時計じかけの芸術? 三輪眞弘 258
主と個の芸術 やなぎみわ 270
伝えることの難しさ(と面白さ) 波戸岡景太 281
動く大地の暮らし 中谷礼仁 293

〈第6章 ことばを鍛える〉

いのちと人間 多和田葉子 306
ことばの不思議 穂村弘 318
英語の勉強、どこからはじめる?どこまでやる? 阿部公彦 329
今、なぜ、古典を読むのか 島内裕子 342
本を読めと大人たちは言うけれど 大澤聡 354
読むと書く 若松英輔 366