『遺伝子・多様性・循環の科学:生態学の領域融合へ』目次

門脇浩明・立木佑弥(編)
(2019年2月28日刊行,京都大学学術出版会,京都, 8 color plates + 432 pp., 本体価格3,700円, ISBN:9784814001903版元ページ

【目次】
まえがき
序章 遺伝子・多様性・循環の科学とは[門脇浩明・立木佑弥]

 

第 I 部 進化と生物群集をつなぐ
第1章 進化から群集へ,群集から進化へ──階層間相互作用の意義[内海俊介]
第2章 チョウ類とそれを取り巻く生物群集──急速な進化と断続平衡[大崎直太]
第3章 外来種における生態と進化の相互作用──外来種管理への応用は可能か[深野祐也]
第4章 代替生活史戦術と個体群動態──行動学的基盤の視点から[立木佑弥・堀田淳之介・小泉逸郎]
コラム 1 小進化動態と生態的動態──生態的適応度から考える[高橋佑磨]
第 II 部 生物群集と生態系をつなぐ
第5章 生物多様性と生態系機能──実験系から自然群集・生態系へ[佐々木雄大
第6章 湖沼生態系における生物と物理環境の相互作用──正のフィードバック・履歴現象・中位捕食者の解放[西嶋翔太]
第7章 環境汚染による攪乱が及ぼす微生物生態系への影響──群集機能・多様性と環境応答[濱村奈津子]
第8章 植物と土壌微生物のフィードバック──その成り立ちとしくみ[門脇浩明]
第9章 地球システムにおける陸上生態系[伊勢武史]
コラム2  1 万年目の農業[舩橋真俊]
第 III 部 進化,群集,生態系をつなぐ
第10章 生態系とダーウィン・マシーン──マイクロコズムから見た適応進化[中島敏幸]
第11章 呼吸の多様性が駆動する元素循環[瀬戸繭美]
第12章 生態化学量論から読み解く進化と生態のフィードバック[山道真人]
第13章 海洋島陸産貝類の群集と進化──小笠原諸島を例として[千葉聡]

 

終章 生態学の領域融合へ[門脇浩明・立木佑弥]

 

テクニカルノート1 数理モデリングとその解析[立木佑弥]
テクニカルノート2 生態系・群集生態学的解析法[福森香代子・門脇浩明]

 

あとがき
参考図書
引用文献
索引