『測りすぎ:なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』目次

ジェリー・Z・ミュラー[松本裕訳]
(2019年4月16日刊行,みすず書房,東京, xiv+189+22 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784622087939版元ページ

社会や大学や企業ででかい顔をしている「数値評価」への警鐘本.現代社会を広範に蝕む「測定基準への執着」の病理をえぐり出す.いつでも誰でも “測定執着” の餌食になるからこそ必読.もっと目立つタイトルとカバージャケットにすればよかったのにねぇ…….

【目次】
はじめに 1

Part I 議論 15

1 簡単な要旨 17
2 繰り返す欠陥 23

Part II 背景 27

3 測定および能力給の成り立ち 29
4 なぜ測定基準がこれほど人気になったのか 39
5 プリンシパル、エージェント、動機づけ 49
6 哲学的批判 59

Part III あらゆるものの誤測定?――ケーススタディ 67

7 大学 69
8 学校 91
9 医療 103
10 警察 125
11 軍 131
12 ビジネスと金融 137
13 慈善事業と対外援助 153
14 透明性が実績の敵になるとき――政治、外交、防諜、結婚161

Part IV 結論

15 意図せぬ、だが予測可能な悪影響 171
16 いつどうやって測定基準を用いるべきか――チェックリスト 177

 

謝辞 187

 

原注 [3-22]
人名索引 [1-2]