『転生する文明』目次

服部英二
(2019年6月10日刊行,藤原書店,東京, 326 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784865782257版元ページ

【目次】
はじめに――文明は旅をする 9
1 失われた時を求めて 17
2 カラの思想――天は黒い・北方シルクロードの宇宙観 29
3 南海の大乗仏教の道――ボロブドゥール・アンコール・セイロン・ジャワ・長安・奈良を結んだ思想を追う 41
4 竜は太平洋を渡ったのか?――マヤ文明インドネシアに命を生み出す水の転生を見る 81
5 聖樹の旅――雲南・ジャワ・日本をつなぐもの 115
6 大和民族の成立――海の道から考える 139
7 菩薩の誕生と大乗仏教の成立――ガンダーラにおける四思想の出会いと転生 177
8 ナイルの畔りに穀霊を見る――ファラオを迎えるオシリスの霊所 211
9 エッフェル塔はピラミッドか?――文明は死なず時空を超えて転生する 235
10 エデンの園の変貌――バビロンとヴェルサイユを繋ぐもの 251
11 秘められた地下の水脈 283
おわりに――深みにおける出会い 321