『恥のきずな:新しい文献学のために』目次

カルロ・ギンズブルグ[上村忠男編訳]
(2022年1月17日刊行,みすず書房,東京, vi+361 pp., 本体価格5,800円, ISBN:978-4-622-09057-1版元ページ

新刊で出たことは知っていたが見ないふりをしていたら憑依したので購入.とりあえず第4章「家族的類似性と系統樹――二つの認知メタファー」を読まないと.


【目次】
序言――日本の読者へ[カルロ・ギンズブルグ] 1

I

第1章 霊となって旅する――フリウリからシベリアまで 7

II

第2章 目で見ることのできないテクスト、目で見ることのできるイメージ 31
第3章 微細な差異について――エクフラシスと鑑定 52
第4章 家族的類似性と系統樹――二つの認知メタファー 71
第5章 民族文献学――二つの事例研究 97
第6章 オライオンと会話する 117

III

第7章 恥のきずな 133
第8章 文字は殺す――「コリントの信徒たちへの手紙 二」三・六のいくつかの含意について 147
第9章 「神はカトリックではない」 173
第10章 モンテーニュの秘密 183

IV

第11章 デ・マルティーノ、ジェンティーレ、クローチェ――『呪術的世界』のある頁にかんして 211
第12章 『世界の終わり』に向かって 229
第13章 カルヴィーノ、マンゾーニ、灰色の地帯 244

 

注 255
付論 イーミックとエティック――距離をとることにかんするギンズブルグの省察[上村忠男] 333
編訳者あとがき[上村忠男] 357