『反復幻想:進化と発生とゲノムの階層性』詳細目次

倉谷滋
(2022年12月20日刊行,工作舎,東京, 701 pp., 本体価格8,000円, ISBN:978-4-87502-551-1版元ページ


【目次】
はじめに 4

第1章 発生反復説 25

第2章 反復とは何か 67

フォン=ベーアと原型説 85
ボディプランと胚葉説 124

第3章 『一般形態学』とヘッケルの発生反復説 139

ハクスレーからミュラーへ 142
形態学的な系統樹 187
ヘッケルの胚葉 213

第4章 生物発生原則のその後 285

反復の実例はあるのか 314
揃い並ぶ胚たち 340

第5章 保守的な発生のメカニズム 377

ファイロタイプとガストレア問題 407

第6章 発生が進化を繰り返す理由 419

エピジェネティクスから反復を見る435

第7章 反復説に反する考え方 447

ヘッケルの変形発生 450
ド=ビアのヘテロクロニー論 471
ゼヴェルツォッフの学説 500
ヘテロクロニーとヘテロトピーの組み合わせ? 512

第8章 ボディプランの進化 527

発生負荷と反復 —— 再考 545

第9章 越境する反復と諸問題 563

化石と死体の反復 565
レイヤーと反復 581
付記 599

第10章 結論とまとめ 617

結語 618
まとめ 629

 

引用文献 [662-636]
索引 [692-663]
後記 694